「放下着」という禅語があります。
これは「執着を捨てなさい」ということです。
「執着を手放す」ということは幸せに生きるために最も大切で
これがなかなかできずに
私たちは、いろいろと苦悩するのです。
ところで、この「放下着」
引き寄せの法則の中でも
大きな力を示します。
~したい、~がほしい・・・と強く思っているうちは
その~は叶いません。
でも、それを忘れてしまったり、
「もういいや」と思ったりすると叶うらしいのです。
ですから、引き寄せの法則の実践方法としては
願いを過去形で強く祈った後は
その願いをすっかり忘れてしまいなさい、
と言われているのです。
さてさて、話変わってわが娘
今、トルコに行っています。
彼女は三年ほど前から
「トルコに行きたい!!
カッパドキアへ行きたい!!」
と、しょっちゅうの賜っておりました。
けれど、そういいながらも、
お金もなく、思いも踏ん切りがつかず
うじうじしているうちに今年になってしまったのです。
そんな今年の一月半ば
年一度くらいは外国へ行こうかなという気持ちになって
「もし行くとしたらニュージィーランドとトルコとどっちがいい?」
と、
旅慣れしている友人たちに尋ねた私。
「そりゃぁ、トルコでしょう!!」
彼女らに口をそろえて即答され
その日帰ってすぐに、
「ねぇ、今年はトルコへ行こうか。
やっぱりトルコはいいんだって!!
そうとういいらしいよ。
ねぇ、トルコ行こうよ。
あなた、カッパドキアへ行きたがっていたでしょう?!」
と娘に話を持ちかけたのですが、
「う~~~ん、もういいや。
なんだか、マイブームすぎちゃった感じだもの・・・」
とすげなく断わられてしまったのです。
ちょっとばかりがっかりはしたものの
まあ、もともとそんなに行きたかったわけでもないので
話はそれっきりになってしまいました。
ところがです!!
4月に入ったある夜
「おかん!!
エジプト、トルコ15日間の旅、198000円だって!!
しかも、全食ついてだって・・・
行って来たら?!」
と言うではありませんか。
「え~~~~~?!
15日間も行くのに19万円って・・・
そんな安い旅行、どうせ、
ホテルはぼろぼろで、食事だっておいしくないに決まってるもん。
やだよ、そんなツアー」
「モニター旅行だから安いみたいよ。
ホテルは当社規定四ツ星以上ってなってる」
「四つ星以上って言ったってあなた、
その“当社規定というのがこわいじゃん。
すごいランクの低い規定だったらどうするの?
それに、
どうせ、
移動ばかりだろうし・・・
ツアー旅行で15日間は、身が持ちません。
私が行くなら
せいぜい8日間ほどでいいし、
もっとリッチに連泊ばかりのゆったりツアーにするわさ」
と、
ここで言葉を止めればよかったのですが
何がどう間違えたのか
おしゃべりな私はつい言葉を滑らせてしまったのです。
「それより、自分こそ、行って来たら?
ずっと行きたがってたんだし
おまけに
最近はまってるエジプトまでついてるんだから・・・
若いんだから、
ホテルがどうであろうと
食事がまずかろうとがまんできるでしょう?
なんだったら、援助してあげるわよ。
せっかくのモニタープライスなんだもの。
行ってらっしゃいよ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
ああ、なんでこんなこと言っちゃったんだろう?!
だれが、援助するって?!
援助なんかしたくなーい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
誰?! 誰?!
私にこんなこと言わせたのは?!
きっときっと、彼女についてる“おかげさま”達に違いない!!
うわぁ~~~ん
おかげさまの陰謀だぁ~~~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_kaze.gif)
しかし、出した言葉は元には戻りません。
結局、彼女はルンルンで旅立ち
母の日の未明、私がまだ眠りの最中にメールをよこしたのです。
「今日のホテルはサイコー!!
超豪華!!
明日はカッパドキアで馬に乗る!!
ああ、し・あ・わ・せ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
」
・・・・・
今何時だと思ってるの?!
時差7時間をちゃんと考慮しなさいよ!!
人をこんな時間に起こしておいて
母の日のはの字もなくて・・・
はいはい、よかったわね。
おしあわせさま![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ikari.gif)
とまあ、こんな具合なのですが
それにしても
つまるところ
トルコで楽しんでいるのは彼女であり、
彼女の念願は叶ったわけです。
そして
その念願がかなったのは
彼女が
「トルコへ行きたい!!」
という執着を捨てた時だったということなのです。
これは「執着を捨てなさい」ということです。
「執着を手放す」ということは幸せに生きるために最も大切で
これがなかなかできずに
私たちは、いろいろと苦悩するのです。
ところで、この「放下着」
引き寄せの法則の中でも
大きな力を示します。
~したい、~がほしい・・・と強く思っているうちは
その~は叶いません。
でも、それを忘れてしまったり、
「もういいや」と思ったりすると叶うらしいのです。
ですから、引き寄せの法則の実践方法としては
願いを過去形で強く祈った後は
その願いをすっかり忘れてしまいなさい、
と言われているのです。
さてさて、話変わってわが娘
今、トルコに行っています。
彼女は三年ほど前から
「トルコに行きたい!!
カッパドキアへ行きたい!!」
と、しょっちゅうの賜っておりました。
けれど、そういいながらも、
お金もなく、思いも踏ん切りがつかず
うじうじしているうちに今年になってしまったのです。
そんな今年の一月半ば
年一度くらいは外国へ行こうかなという気持ちになって
「もし行くとしたらニュージィーランドとトルコとどっちがいい?」
と、
旅慣れしている友人たちに尋ねた私。
「そりゃぁ、トルコでしょう!!」
彼女らに口をそろえて即答され
その日帰ってすぐに、
「ねぇ、今年はトルコへ行こうか。
やっぱりトルコはいいんだって!!
そうとういいらしいよ。
ねぇ、トルコ行こうよ。
あなた、カッパドキアへ行きたがっていたでしょう?!」
と娘に話を持ちかけたのですが、
「う~~~ん、もういいや。
なんだか、マイブームすぎちゃった感じだもの・・・」
とすげなく断わられてしまったのです。
ちょっとばかりがっかりはしたものの
まあ、もともとそんなに行きたかったわけでもないので
話はそれっきりになってしまいました。
ところがです!!
4月に入ったある夜
「おかん!!
エジプト、トルコ15日間の旅、198000円だって!!
しかも、全食ついてだって・・・
行って来たら?!」
と言うではありませんか。
「え~~~~~?!
15日間も行くのに19万円って・・・
そんな安い旅行、どうせ、
ホテルはぼろぼろで、食事だっておいしくないに決まってるもん。
やだよ、そんなツアー」
「モニター旅行だから安いみたいよ。
ホテルは当社規定四ツ星以上ってなってる」
「四つ星以上って言ったってあなた、
その“当社規定というのがこわいじゃん。
すごいランクの低い規定だったらどうするの?
それに、
どうせ、
移動ばかりだろうし・・・
ツアー旅行で15日間は、身が持ちません。
私が行くなら
せいぜい8日間ほどでいいし、
もっとリッチに連泊ばかりのゆったりツアーにするわさ」
と、
ここで言葉を止めればよかったのですが
何がどう間違えたのか
おしゃべりな私はつい言葉を滑らせてしまったのです。
「それより、自分こそ、行って来たら?
ずっと行きたがってたんだし
おまけに
最近はまってるエジプトまでついてるんだから・・・
若いんだから、
ホテルがどうであろうと
食事がまずかろうとがまんできるでしょう?
なんだったら、援助してあげるわよ。
せっかくのモニタープライスなんだもの。
行ってらっしゃいよ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
ああ、なんでこんなこと言っちゃったんだろう?!
だれが、援助するって?!
援助なんかしたくなーい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
誰?! 誰?!
私にこんなこと言わせたのは?!
きっときっと、彼女についてる“おかげさま”達に違いない!!
うわぁ~~~ん
おかげさまの陰謀だぁ~~~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_kaze.gif)
しかし、出した言葉は元には戻りません。
結局、彼女はルンルンで旅立ち
母の日の未明、私がまだ眠りの最中にメールをよこしたのです。
「今日のホテルはサイコー!!
超豪華!!
明日はカッパドキアで馬に乗る!!
ああ、し・あ・わ・せ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
・・・・・
今何時だと思ってるの?!
時差7時間をちゃんと考慮しなさいよ!!
人をこんな時間に起こしておいて
母の日のはの字もなくて・・・
はいはい、よかったわね。
おしあわせさま
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ikari.gif)
とまあ、こんな具合なのですが
それにしても
つまるところ
トルコで楽しんでいるのは彼女であり、
彼女の念願は叶ったわけです。
そして
その念願がかなったのは
彼女が
「トルコへ行きたい!!」
という執着を捨てた時だったということなのです。
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