幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

執着を捨てると願いはかなう

2012年05月16日 19時26分57秒 | 波動
 「放下着」という禅語があります。

これは「執着を捨てなさい」ということです。

「執着を手放す」ということは幸せに生きるために最も大切で
これがなかなかできずに
私たちは、いろいろと苦悩するのです。


 ところで、この「放下着」
引き寄せの法則の中でも
大きな力を示します。

~したい、~がほしい・・・と強く思っているうちは
その~は叶いません。

でも、それを忘れてしまったり、
「もういいや」と思ったりすると叶うらしいのです。

ですから、引き寄せの法則の実践方法としては
願いを過去形で強く祈った後は
その願いをすっかり忘れてしまいなさい

と言われているのです。





  
 さてさて、話変わってわが娘
今、トルコに行っています。



 彼女は三年ほど前から

「トルコに行きたい!!
 カッパドキアへ行きたい!!」

と、しょっちゅうの賜っておりました。


けれど、そういいながらも、
お金もなく、思いも踏ん切りがつかず
うじうじしているうちに今年になってしまったのです。



 そんな今年の一月半ば

年一度くらいは外国へ行こうかなという気持ちになって

「もし行くとしたらニュージィーランドとトルコとどっちがいい?」

と、
旅慣れしている友人たちに尋ねた私。


「そりゃぁ、トルコでしょう!!」

彼女らに口をそろえて即答され
その日帰ってすぐに、

「ねぇ、今年はトルコへ行こうか。

 やっぱりトルコはいいんだって!!
 そうとういいらしいよ。

 ねぇ、トルコ行こうよ。

 あなた、カッパドキアへ行きたがっていたでしょう?!」

と娘に話を持ちかけたのですが、

「う~~~ん、もういいや。
 なんだか、マイブームすぎちゃった感じだもの・・・」

とすげなく断わられてしまったのです。



 ちょっとばかりがっかりはしたものの
まあ、もともとそんなに行きたかったわけでもないので
話はそれっきりになってしまいました。




 ところがです!!

4月に入ったある夜

「おかん!!
 エジプト、トルコ15日間の旅、198000円だって!!
 しかも、全食ついてだって・・・

 行って来たら?!」

と言うではありませんか。



「え~~~~~?!
 15日間も行くのに19万円って・・・
 そんな安い旅行、どうせ、
 ホテルはぼろぼろで、食事だっておいしくないに決まってるもん。

 やだよ、そんなツアー」


「モニター旅行だから安いみたいよ。

 ホテルは当社規定四ツ星以上ってなってる」


「四つ星以上って言ったってあなた、
 その“当社規定というのがこわいじゃん。

 すごいランクの低い規定だったらどうするの?

 それに、
 どうせ、
 移動ばかりだろうし・・・

 ツアー旅行で15日間は、身が持ちません。

 私が行くなら
 せいぜい8日間ほどでいいし、
 もっとリッチに連泊ばかりのゆったりツアーにするわさ」



と、
ここで言葉を止めればよかったのですが
何がどう間違えたのか
おしゃべりな私はつい言葉を滑らせてしまったのです。


「それより、自分こそ、行って来たら?

 ずっと行きたがってたんだし
 おまけに
 最近はまってるエジプトまでついてるんだから・・・


 若いんだから、
 ホテルがどうであろうと
 食事がまずかろうとがまんできるでしょう?

 なんだったら、援助してあげるわよ

 せっかくのモニタープライスなんだもの。

 行ってらっしゃいよ」


    


 ああ、なんでこんなこと言っちゃったんだろう?!

だれが、援助するって?!

援助なんかしたくなーい 


誰?! 誰?!

私にこんなこと言わせたのは?!


きっときっと、彼女についてる“おかげさま”達に違いない!!

うわぁ~~~ん
おかげさまの陰謀だぁ~~~ 





 しかし、出した言葉は元には戻りません。

 結局、彼女はルンルンで旅立ち
母の日の未明、私がまだ眠りの最中にメールをよこしたのです。


「今日のホテルはサイコー!!

 超豪華!!


 明日はカッパドキアで馬に乗る!!

 ああ、し・あ・わ・せ




・・・・・

今何時だと思ってるの?!

時差7時間をちゃんと考慮しなさいよ!!


人をこんな時間に起こしておいて
母の日のはの字もなくて・・・


はいはい、よかったわね。

おしあわせさま







 とまあ、こんな具合なのですが
それにしても
つまるところ
トルコで楽しんでいるのは彼女であり、
彼女の念願は叶ったわけです。


そして
その念願がかなったのは
彼女が
「トルコへ行きたい!!」
という執着を捨てた時だったということなのです。


 

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