幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

一番大切な生き方

2022年02月09日 18時02分32秒 | ひとりごと
星野道夫の写真家としての始まりは、彼によると、

学生時代の友人の死にあったらしい。

彼はその時、生命について深く考えさせられたのだという。

各々に与えられた人生はたった一回きりで、

それも何年生きられるか確約のない時間に支配されている。

そんな限りある人生ならば、

自分が好きだと思うことをして生きるべきではないか
と思ったのだそうだ。

ー-- 略 ー--

やりたければやる、行きたければ行く。

星野道夫は、そんな単純で簡素な自由の中に生きていた。

一見何でもないようなことのように思われて、

しかし、なかなか踏み出せない一歩ではないだろうか。

同じ星野姓を持つ詩人、星野富弘の詩に次のようなものがある。



いまやりたいこと、いまできること

ただそれだけをすればいい

あとは神様がしてくださる


星野道夫はこの通りに生きた人だった。

星野道夫は人間にとって、生命あるものにとって、

いちばん大切な生き方を示してくれていたのだと思う。



               「星野道夫 永遠のまなざし」 P.240~241 より





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