赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

W杯QF イングランド代表0×0ポルトガル代表(PK1×3)

2006-07-02 03:10:56 | Football
1トップシステムをしく両チームの対戦。浦和のあまり機能しない1トップを日頃から見慣れているせいかあまり良いイメージはない(最近見たなかで一番機能してたのは千葉かな…)。その予想通り前半は終始ぐでぐででチャンスらしいチャンスもつくれず。国際大会のこの辺の試合にスペクタクルなど望むらくもないが、それにしても退屈な展開。同じ膠着した試合でも昨日に比べると…。

ガンガンドリブル勝負を仕掛けていくポルトガルのサイド、C.RONALDとMIGUELは見ていて爽快。一方のイングランドはROONEYの1トップはやはりうまく機能しない。1トップに固執するならまだCROUCHのがよかんべとこの頃から思ってはいたが。

後半に入っても状況はさして変わらなかったが、途中出場のLENNONの突破から多少活気づいたかなと思ったところで、ROONEYが接触プレーの後のいざこざでC.RONALDを突き飛ばしたとして一発退場。厳しい判定だが軽率には変わりなく実に勿体ない。

劣勢に立たされたイングランドだが、ここでサポは"God Save the Queen"の大合唱。これに後押しされるようにイングランドは逆に攻め込む。ポルトガルはひたすら裏を狙うが悉くイングランドに跳ね返される。ROONEYに代わって1トップの位置に入ったCROUCHは前線でターゲットとなるなど奮闘。少なくともこの位置ならROONEYよりよっぽど機能することを見せつける。しかし結局得点には至らず(日本で見てる人間的には)連夜の延長へ。もう殺す気かと。

延長はまたもやカウンターの応酬になりここに来て両チームとも幾つかのチャンスを作るが生かせず連夜のPK突入いい加減。眠らせてくれよ…。

PK戦ではポルトガルGKのRICALDOが大当たりで3本止めて熱戦に終止符。ポルトガルがSFへ。イングランドはあれだけのタレントを揃えながらうだつの上がらないまま姿を消す結果に。優勝したらBLAIR首相がCROUCHのロボットダンスを披露すると公約してたらしく、それだけが心残り。しかし屋根付きスタジアムで声が反響するため野太いイングランドサポの声が一層迫力を増し雰囲気最高。早く埼スタゴール裏にも屋根つけて欲しいなぁ。