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2021年5月1、2日は2カ所~寒い連休(1)

2021年05月06日 08時26分36秒 | つれづれ日録
 ゴールデンウイークさなかの5月1、2の両日、日帰りの旅に出ました。

 道内では新型コロナウイルスの感染拡大がぶり返していますが、今回の第4波は札幌に偏っており、管内だけを回って会食などをしなければ大丈夫だと判断しました。

 1日は網走市立美術館のアーティストトークがあったので、同日、網走郊外の藻琴にオープンした新しいスペース「マ・シマシマ」に立ち寄ってきました。

 そのついでに、まだ見ていない野外彫刻を巡ってきました。

 ただし、2日は通常の野外彫刻巡りでしたが、1日はこれまでに体験したことのない旅になりました。

 ほとんど誰も知らない彫刻。

 壊れゆく彫刻。

 すでに撤去されていた彫刻。

 そうしたものに、いくつも出合いました。

 モニュメントやパブリックアートのたぐいは半永久的に立っているものだと、筆者も含めて多くの人が漠然と考えていると思います。
 それはかなり甘い考えだということを、繰り返し思い知らされた一日でした。


 2日間とも、寒かったです。
 網走の最高気温は1日が5.3度、2日が4.1度でした。
 4月30日夜は雪がうっすら積もりました。

 あちこちで桜が咲いていたり、おもしろい名のバス停を見つけたりもしましたが、いちいち写真を撮る気力を失わせるほどの寒さでした。

 そこで
「網走→小清水→北見/北見→訓子府→置戸の旅」
などというシリーズ名ではいささか長いので、シンプルに
「寒い連休」
としました。

 順調にいけば、30回ほどの長篇シリーズになる見通しです。
 4月に札幌で見た展覧会や「アフターダーク」の紹介を優先させなくてはならず、シリーズ完結は早くても来月になりそうですが、よろしくおつきあいください。

 なお、2枚目の画像は、佐呂間町富武士とっ ぷ し 漁港近くの広場にあった、ホタテ貝を模した記念碑です。
 似たデザインのものは、北見市常呂町栄浦の鶴雅リゾート(旧サロマ湖東急リゾート)の前にも立っています。
 とりたてて特異なデザインというわけでもなく、野外彫刻のカテゴリーより石碑の仲間に入れた方が良さそうなので、あえて独立した項目は立てませんでした。


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