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ロングセラー・台湾版ベビースター「科学麺」ke1 xue2 mian4

2007年03月08日 | 台湾発のお土産
今日はロングセラーの台湾版ベビースター「科学麺」を紹介する。まだ食べてない人は、その美味しさがわからないと思うので、一度試すことをすすめる。

まず、ターゲットが子どものおやつなのに、なぜ「科学麺」というマジメな名前なのか??実は発売された70年代は、「科学小飛侠」ke1 xue2 xiao3 fei1 xia2(「科学忍者隊ガッチャマン」)が大流行し、パッケージにそれらしき図柄をのせれば売れるという計算だとか。ちなみに、このアニメは私にとっても懐かしいもので、日本に来るまでアメリカモノだと思ってた。

さて、食べ方だが、ベビースターは袋を開けたらそのまま食べられるが、科学麺はちょっと違う。その手順は:●封を開け、調味料袋を取り出す。●めんを好みの大きさにつぶす。●調味料を加えて振って全体に行きわたらせる。※調味料全部食べちゃうと塩分の取り過ぎなので、量は好みで調節する。


30年以上たっても人気が衰えない理由は、なんと言っても香辛料の風味(ニンニクやネギの香りがたまらない)とサクっとした軽い食感。子どもの頃は、いまよりめんの量が多かった気がするが、数年前からミニサイズも発売した。自分で麺をつぶす「快感」こそないが、オフィスで小腹が空いたときにはちょうどよいサイズ。ちなみにミニは調味料があらかじめパラパラしためんと合わさっているので、開封して口へ放り込むだけ。7-ELEVENなどは8袋入りで20元で購入できる(スーパーならもっと安い)。日本へのおみやげとしては安上がりで面白いので、かなりおすすめ。

<ミニサイズ>



ライバルに「王子麺」wang2 zi3 mian4があるが、味も食感も全然違う。香辛料の香りがほとんどなく、チキンスープのダシ風味が強く出ていて、全体的にマイルドな印象。食感はあまりサクッとせず、科学麺を食べなれた人なら「ちょっと湿気った?」感があるかも。科学麺同様、ミニサイズもある。



小さい頃から「統一」tong3 yi1食品に一筋のせいか(実家が統一商品の代理店なので)、おいしいと思うのはやはり科学麺。みなさんはいかが?ぜひぜひ感想をよせてほしい。


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