有馬温泉の名物に「酒饅頭」と「よい湯(と)饅頭」がある。私はどちらも好きだが、その店が立ち並んだ一角に、この「アイロンクラフト」が飾られてあった。
ギフトの店のようだが、澄み切った青空のバックを借景にして、なかなか色彩感のある看板である。これなら入ってみようと思うかもしれない。ただし、このクラフトは見る角度や、天候によっては霞んでしまうこともある。その不安定さがとってもいいのだ。
生きていくのに100パーセント安全はない。いつも危険と隣りあわせでいながら、平凡な日々をさりげなく過ごしているのだろう。世の中で傲慢さを持ち合わせた人間は、永遠に生きられるという錯覚の持ち主ではないだろうか。
元気一杯暮らしてもいても、心のどこかに無常観と隣り合わせの切なさを抱き、日々惜しみなくの心情でいたい。
ギフトの店のようだが、澄み切った青空のバックを借景にして、なかなか色彩感のある看板である。これなら入ってみようと思うかもしれない。ただし、このクラフトは見る角度や、天候によっては霞んでしまうこともある。その不安定さがとってもいいのだ。
生きていくのに100パーセント安全はない。いつも危険と隣りあわせでいながら、平凡な日々をさりげなく過ごしているのだろう。世の中で傲慢さを持ち合わせた人間は、永遠に生きられるという錯覚の持ち主ではないだろうか。
元気一杯暮らしてもいても、心のどこかに無常観と隣り合わせの切なさを抱き、日々惜しみなくの心情でいたい。