美容と健康に悩む人たちと共に歩む

沙棘(サジー)

みなさんこんにちは。

「沙棘」これをなんと読むか分かりますか?「サジー」と読みます。

日本では聞き慣れない果物ですが、サジー、シーバックソーンと呼ばれているユーラシア大陸原産のグミ科の植物です。

小豆ほどの小さな果実に、200種類以上の栄養素の栄養素を含んでいるため、スーパーフルーツと呼ばれています。

当院通院中の女性患者の中に、鉄欠乏性貧血で悩んでいる方がいらっしゃいます。

病院で鉄剤を処方されたり、栄養士に鉄を多く含む食材を摂取するように言われ摂取するよう努めていらっしゃいますが、なかなか改善されません。

そこで私はサジーの摂取をすすめました。(果物そのものは入手しにくいため、ジュース)

3ヶ月後に採血したところ、鉄欠乏症貧血は改善されつつあります。

サジーには豊富に鉄分があるのですが、飲みやすいジュースだからこそ続けられたようです。

過剰摂取は禁物ですが、貧血でお悩みの方は是非サジージュースを試してみてはいかがでしょうか。

では。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )  |  gooヘルスケア gooヘルスケア


プラスティック手袋

みなさんこんにちは。

以前マスクの入手が困難だったのと同様に、現在「プラスティック手袋」の入荷が難しくなっています。

プラスティック手袋は、我々医療業界のみならず、飲食店等でも多く使われており、コロナ禍においてよりその需要が多くなったようです。

 

プラスティック手袋というと、ほとんどが海外輸入に頼っているのが現状で、全世界でのプラスティック手袋の需要と供給が、以前のマスクのようになったのでしょう。

この入荷困難を克服すべく、国内での生産に期待が高まっています。

 

では。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )  |  gooヘルスケア gooヘルスケア


年末・年始の過ごし方

みなさんこんにちは。

今年は、例年と違いコロナ禍での年末年始を迎えることになります。

最近では、リモートワークで「コロナ太り」してしまった方や、年末年始で太ることが心配な方が当院に来院されています。

そこで、肥満対策としてこの年末年始をどう迎えるか?について考えたいと思います。

  1. 普段より動かない年末年始になるということを見越して、食事量を例年より控えめにする
  2. コロナ対策に乗じて、室内の換気をしながら大掃除をして動く量を増やす
  3. 暇つぶしにウォーキングやインターバル速歩などの習慣づけを試す
  4. 睡眠時間やホルモンバランスを考慮し、夜更かしせず規則正しい生活を守る
  5. 年末年始に食べ過ぎた日があったら、次の日に食事量を調整する

当たり前なことばかりのように思えますが、これをなかなか実行できないのが年末年始です。

一度、気を引き締めつつこの年末年始を迎えていただきたく思っております。

では。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )  |  gooヘルスケア gooヘルスケア


11月29日

みなさんこんにちは。

昨日、11月29日は「いい肉の日」でした。

肉を多く食べているといいダイエットができない、と言われた時代もありましたが、現在では肉は食事の中で、ダイエットにおいても重要な役割を果たしています。

特に女性の方は、ヘム鉄が多く貧血予防となる点において赤身肉はおすすめです。さらに代謝に必要な亜鉛や、筋肉量を運動で増やすために必要なアミノ酸のバランスも良好です。

また、肉食によって体内で「アルブミン」が増加すると、寿命が伸びるというデータもあるようです。

ダイエットにおいてはコエンザイムQ10やL-カルニチンが脂肪燃焼に役立つと言えます。

ただし脂質の多い肉には要注意。食べ過ぎに気をつけながら、上手に取り入れてくださいね。

では。

 

コメント ( 0 ) | Trackback (  )  |  gooヘルスケア gooヘルスケア


インフルエンザワクチン

みなさんこんにちは。

インフルエンザワクチンの入荷不足のため、インフルエンザワクチンをまだ接種していない方もいらっしゃるかと思います。

最近、インフルエンザ予防接種に関する噂を多く耳にします。

中には「インフルエンザにかかるとコロナにかからない」という話もあります。この根拠としては「ウイルス干渉」があるようです。 

あるウイルスに感染すると他のウイルスには感染しにくいということのようですが、ではインフルエンザワクチンを接種するとコロナ予防の逆効果になってしまう、ということでしょうか?

現在、新型コロナウイルスに対するワクチンは急ピッチで製造されています。

私はこの「ウイルス干渉」ははっきり分かっていないことから、やはりそれぞれのウイルスに対するワクチンは接種すべきと考えています。

いずれにしても、インフルエンザもコロナもウイルス感染症です。初心を忘れず、手洗い・うがい・マスク等の予防策は絶対に継続することが大切です。

では。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )  |  gooヘルスケア gooヘルスケア


ストレス太り

みなさんこんにちは。

みなさんもよくご存知の「ストレス太り」、どうして起こるのかご存知でしょうか?

人間はストレスを感じるとストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌されます。

現代人は、家庭や職場での問題や、睡眠不足などの慢性的なストレスが加わると、このコルチゾールが分泌されることになります。すると、体内の糖が血液に乗ってきます。

しかし、糖が必要なほど身体活動を行わないと、血液中の糖がどんどん増え、それを抑えるためにインスリンが分泌されます。

このインスリンの分泌が多くなると、インスリンの効果が弱くなり、糖尿病や肥満を引き起こしやすくなるのです。

このコルチゾール分泌増加の最大の原因は、睡眠不足です。

睡眠は1日7時間はとりたいもので、5〜6時間しか睡眠をとらない人は体重増加のリスクは50%との報告もあります。

一晩睡眠が不足しただけで、コルチゾールの値は100%以上に増加し、翌日の夜になっても37〜45%は高い状態になっています。

肥満と睡眠は関係ない・・・・と考えている方はこの現実を受け止めて、睡眠解消に努めるようにしましょう。

では。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )  |  gooヘルスケア gooヘルスケア


糖質コントロールダイエット

みなさんこんにちは。

糖質制限ダイエットは、ダイエットをしたことがある方のうち60%くらいが経験しているのではないでしょうか。

このダイエットは結果が出やすいのですが、必ずリバウンドしてしまうという欠点を持っています。

あるネット記事を見ていたら、「糖質コントロールダイエット」という言葉があったため調べてみました。言葉からすると、このダイエットは糖質制限ダイエットよりも易しく、糖質をうまくコントロールした"プチ"糖質制限ダイエットというイメージがありました。

実際の「糖質コントロールダイエット」の内容は、糖質の1日の摂取量を30〜60gとして、タンパク質の多い食品を積極的に食べるようにして、2ヶ月程度このコントロールを続けるというものでした。

この1日の糖質摂取量だと、少しハードではないか?と感じました。

「糖質コントロールダイエット」は、プチ糖質制限ダイエットに該当する1日糖質摂取量110〜140gとして、タンパク質のみではなく、栄養バランスのとれた食事をとってダイエットした方が、よりその言葉に近いのでは、と考えています。

 

では。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )  |  gooヘルスケア gooヘルスケア


歯周病と肥満

みなさんこんにちは。今回は歯周病と肥満の関係についてお話します。

歯周病と肥満の関係は一方通行ではなく、歯周病⇆肥満という関係にあります。

肥満の観点から考えると、肥満状態では脂肪細胞から出る炎症を起こす物質TNF-αという名称の悪玉ホルモンが分泌されるのですが、これが歯を支える骨(歯槽骨)を溶かして歯周病を進行させます。

また、IL-1と呼ばれる炎症に関わるタンパク質もあり、これも歯槽骨を溶かして歯周病を進行させます。

この予防については、太り気味の方であればダイエットが有効となります。歯周病そのものに対しては、歯石の除去を含めたデンタルケアと、免疫力を高めたり、IL-1の増加を抑えることが肝要です。

ちなみに食品では、ネギに含まれるアリシンは免疫力を高め、青魚に含まれるDHA/EPAはIL-1の増加を抑えることができるとされています。

肥満は血液検査でわかる生活習慣病以外にも、様々に影響しているということを知っていただければ幸いです。

 

では。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )  |  gooヘルスケア gooヘルスケア


たるみ

みなさんこんにちは。

顔の「たるみ」の原因は、大きく3つと考えられます。

  1. 肌弾力の低下
  2. 代謝機能の低下
  3. 筋力の低下

肌のハリを支えているコラーゲンやエラスチンが減少すること弾力が低下し、代謝機能が低下するとともに皮下脂肪が厚くなり、筋力が低下して重力の影響で下がってしまいます。

その外的要因としてUVA、内的要因としては、活性酸素があるようです。一方、ダイエットによる「たるみ」は、急激なダイエットによる皮膚の「たるみ」であり皮下脂肪の減少によるものです。

このダイエットによる「たるみ」を予防するためには、ゆるやかな体重減少が必要と考えております。しかし、結果的には皮膚のたるみは生じてしまいます。

この治療法としては、軽度のたるみであれば高周波・クールスカルプティング・HIFUなどの医療機器も有効ですが、たるみが大きい場合、余剰な皮膚の外科的な切除しかないのが現状です。

今後の医療機器の進歩に期待したいものです。

では。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )  |  gooヘルスケア gooヘルスケア


生理中のダイエット

みなさんこんにちは。

当院、渋谷DSクリニックは今年で15周年を迎えましたが、長年ダイエット外来を仕事にしていると、特に女性のダイエットにおいては「生理」というイベントについて考える機会が多くあります。

「生理中に頑張って体重を減らしたい」という声も多々ありますが、私は、「生理中は大幅な体重減量はない」とお話ししています。生理中に体重が増えている方は実際に多く、このように説明します。

生理中はプロゲステロンという女性ホルモンが活発に分泌され、水分を体に溜め込みやすくなるため、むくみ・体重増加となり、さらに便秘になりやすくなります。

では、この時期はどうしたら良いのでしょうか?

生理前〜生理中はストレッチの実施や、食事でのビタミンB群や大豆イソフラボン(女性ホルモンのエストロゲンに似た構造を持つ)の積極的な摂取がおすすめです。

また、生理後は逆にダイエットしやすい好期となるため、その準備としてストレスを溜めないこと。ストレスがたまると特に女性は食べることによって発散させようとすることが多いため、ダイエットには不利です。

みなさんにはこのように、生理中の体重は「Keep」または「Stay」で良いことと、ダイエットは生理後に頑張りましょうとお伝えしています。

 

では。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )  |  gooヘルスケア gooヘルスケア


« 前ページ 次ページ »