昨日は岩国で素人会があり、打ち上げは錦帯橋を目の前に見られる国際観光ホテルで行われた。
会員の皆さま、日頃のご精進の成果が出て無事盛会に終わった。
宴席で「間違い」失敗談の話題になり、また思い出してしまった。
修業時代はとんでも無い間違いをして、恥ずかしい思いをする。
大事なことは、それを決して忘れてはいけない!ということ。
若いうちにたくさん間違えておけ!と父はよく言う。
しかし、なんでも限界はある。ひーちゃんは越えている人。
ひーちゃん事件その2
『紅葉狩』の謡の稽古をうけていた、ひーちゃん。
うるろ覚えで先生の前で謡わされることになっちゃった!
あ~~~危険!何かが起こるぞ!!
「はい!では謡って!」
「がたがた、乗打ちかのうまじ~~」
「なに?方々(かたがた)だよ!」
「も~ろ~こ~し、少しも騒がず~し~て~」
「馬鹿やろう!こ~れ~も~ち~(惟茂)だ~~!」
ひーちゃん、怒られて少し脂汗、緊張してきて~~
でた~~~
「剣を抜いて待ちかけ給えば~~み~んち~になさんと~~」
「ぶひゃ~~~(大笑い)」
「おいおい!いい加減しろよ!
み~じ~ん~になさんと~~だ!」
さあ~復習だ!
ひーちゃんの間違えた似ている二つの言葉、復唱しよう!
方々と、がたがた。
惟茂と、もろこし。
微塵と、ミンチ。
似ていても、~~いくらなんでもね~~