能楽・喜多流能楽師 粟谷明生 AWAYA AKIO のブログ

能楽師・粟谷明生の自由気儘な日記です。
能の世界も個人の生活もご紹介しています!

広島に大型新人現る 

2010-01-26 08:09:34 | 粟谷明生の日常
津山から岡山で新幹線に乗り換え、広島に到着。
お昼からアステール能舞台を借りて、能と囃子の稽古をした後は
夜の部の久保田舞台に移動。

そこで待っているのは、
仕舞を習っている、久保田耕一君と森脇 崇君、
そして紅一点、久保田晶子ちゃん。

「晶子ちゃん、お仲間増やそうよ」

「は、は~~、」

「若い仲間が集まらないと、つまらないじゃない」

「そ、そうですね」

「二三年の内に一人ぐらいさ~~」

「はい」

「男子も、同じだよ。耕一くんね」

「は、はい、・・・・・・」

「だれか、いないの?」

「電話してみようかな~~」(小声で)

「はい、じゃ~稽古はじめるよ、森脇さん『猩々』の仕舞ね」
と、三人の稽古は始まった。

そして、終わると~
「先生、ひとり見学させていいですか?」

「え~~!早い対応だね、いいとも、大歓迎だよ」

すると、7時半頃、男子組の謡いの稽古の時に、
お一人のイケメンが見学にいらした。
ちゃんと正座してお行儀がいい、好青年。
仕舞も体験させて~~~

そして終わると、恒例の懇親会
ただ、メシ食って、呑んで~
なんですが~

そこで、この好青年の話題となった。


お名前が三宅さん(左)右は久保田耕一さん

なんと29歳、

「あまり能の事は知りませんが、興味があるので、やってみます!」

パチパチ 拍手喝采

耕一君が31歳、森脇君(写真・私の隣)が33歳。
皆、同じ高校の先輩後輩らしいが、
兎に角、若い仲間が増えて嬉しい。

あとは~~~
女性陣だ

晶子ちゃん!

仲間!
増やそうね~~~~

連れてきたら
あとは~~
どうにかしちゃうから

さあ、これから帰京して、
依頼した定家葛の造花を見て、
中野で稽古。

あ~忙しいが充実してます。

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