粟谷能の会メール会員の皆様、只今「粟谷能の会通信2月号」を配信しました。
どうぞ、ご覧下さい。

「え? 私はそんなの知らないわ?」

「なんやそれ?僕知らんで・・・」
という皆様がおられるかもしれませんので、
ここにて粟谷能の会メール会員についてご紹介しておきます。

粟谷能の会には「粟谷能の会メール会員」というネット会員制度があります。
この会員は、月に1,2回(無いときもありますが~)
粟谷能の会関連の情報を配信しています。

また特典は粟谷能の会のチケットを早期予約購入が可能なことです。

登録料は無料です。
お申し込み希望者、また昔は受信されていたが、最近配信されないとお困りの方は
改めてアドレスをお知らせ下されば配信いたします。
アドレス変更、受信容量の問題などで、当方から配信出来ずに返信される場合が多々ございますので、過去に登録してあるのに、受信されていないとお気づきの方も、申し訳ございませんが、下記までご連絡下さい。

akio@awaya-noh.com
担当 粟谷明生

では宣伝のために、今回の2月号の通信の一部をご紹介いたします。
一部ですので、ご了解下さい。

*** 粟谷能の会メール通信 ***

粟谷能の会メール通信21年2月号をお送りします。
いよいよあと1か月ほどで、恒例の春の粟谷能の会が開催されます。
◆演目
能『安宅』(延年之舞、貝立) 粟谷明生
能『殺生石』(女体) 粟谷能夫
狂言『横座』 野村万作
◆日時、場所
 平成21年3月1日 13時開演 於国立能楽堂

今回の通信は『安宅』について、見どころ、聞きどころを紹介します。
能『安宅』は、奥州の藤原秀衡を頼みに都から平泉へと向かう源義経と弁慶一行の安宅の関での攻防を描く、人気曲です。歌舞伎では『勧進帳』としても知られています。

中略

今回は「延年之舞」「貝立」の小書が付きます。安宅の関を無事通過した弁慶一行のもとに、富樫が非礼を侘びに酒を持参してきます。弁慶は富樫の酌を受け舞を披露しますが、その舞を「延年之舞」では特殊な男舞となります。
では延年之舞とはどんな舞なのか? 延年とは寺僧たちの疲れ休めの宴席での芸能、と横道萬里雄氏は著書「能にも演出がある」に書いておられます。弁慶がかつて芸達者として名を上げていたことを前提に考えられたもので、小書「延年之舞」は各流にあり、それぞれの流儀が特徴ある型を披露するようです。

@@ 楽屋裏話 @@
喜多流の延年之舞の型は扇を左に持ち、左へ、右へ、また左へと乗り込みながら抜く拍子と音を立てる拍子とを踏みます。諸先輩の延年之舞は拍子を踏む前に「えい!」と掛け声を発して上へ飛び上がる型をなさっています。私もこれに憧れて延年之舞を選らんだのですが、実はこの飛ぶ型、伝書には記載されていません。
ではいつ頃から飛ぶようになったのか、先代実先生は飛ばれたこともあるようでしたが、なぜ飛ぶのか? いろいろな諸説やそこから生じる問題などを調べています。
「それで明生は飛ぶのか?」とのご質問には・・・もちろん飛びます。三段目オロシ前に飛びますので、扇を左に持ち・・・・・・・・・・

この先、是非ともご覧になりたい方は
ご登録下さい。

あ!
登録資格が無い方がおります。
玄人関係者の入会はお恥ずかしいので入会をお断りさせて戴いております。
悪しからず。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
コメント (Issy)
2009-02-07 08:19:33
知識が浅く返信コメントでき無いのですが、会を見る興味が深くなるので楽しみにしています。ご負担にならない程度に続けてくださいませ・・・
 
 
 
お返事 (粟谷明生)
2009-02-07 10:15:44
Issy様
コメント有難うございます。
負担にならない程度にとの、お言葉
痛み入ります。

最近投稿が途絶え気味ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 
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