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天橋立に能『大江山』に登場する「酒呑童子」という鬼の名と同じ
純米酒があった。
大辛口と書かれているので、期待して早速呑んでみると~~
まあ~~~そこそこ、
「猶々めぐる盃の、度重なれば有明の~~~」と
次第に酒呑童子になってきた気分だ。
うお~~呑めば呑むほど、その気になってきた。
童子と同じように、美しい女性を周りに、はべらせて~
時には食べちゃったりして~ね~
そしてさらに、さらに呑み続ける~~。
ありゃ~?
誰かに似ていない?
今、話題のさ~~~
「摂理の~~~さん」だよ!
あいつ酒呑童子かもしれない。
話を戻そう。
酒呑童子は大江山に住む鬼ということだが、
その大江山には二節ある、
「丹後丹波の境なる鬼が城も程近し」
と謡っているので、丹後丹波の境?
京都から福知山を経由して宮津に向かう途中に「大江」という駅がある。
ホームの周辺案内にはちゃんと「酒呑童子の里」と書いてあるから、
ここなんでしょうが~~。
しかしまあ~~京都まではたいへんな距離だ。
今、特急「はしだて」で2時間近くもかかっているのだから、
金品や人間を奪い、悪さをするにも、ご苦労なことだ。
でも~~いくらなんでも遠すぎないか?
となると、もう一節ある。
丹波と山城の境に「大枝山」というのがある。
こちらにも酒呑童子にまつわる旧跡や名所が残っている。
実は私、以前一度訪れたことがあるが、
「都が恋しい~~」
と夜な夜な京に入るには、老ノ坂峠の大枝山の方がもっともらしい。
と私は思うが~~~
あなたは、一体どちらだと思う?
酒呑童子の大江山だけでなく、
小式部内侍の
まだふみもみず天の橋立
の大江山も、大江・大枝両説あるようですが・・・
さてどうなんでしょう?
いずれにしても、酒呑童子もかなしい鬼の一人ですね。
そういえば、昨年12月国立能楽堂の大江山では、
前シテの半幕が非常に印象的でした。
以前演能レポート「大江山」で感じました!
カラス問題、
ご覧頂けたら、幸甚です。
http://awaya-noh.com/modules/tinyd1/rewrite/tc_55.html
木原敏江「大江山花伝」PFC版。
表題通り、酒呑童子伝説に取材した作品です。
画像が見つけられないのが残念~