大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

紫藤孝展

2016-09-21 20:27:13 | 文化

波美術館の紫藤孝展を鑑賞しました。

砺波市郷土作家シリーズ13として、金沢美大を出て教職員になり、日展作家として活躍された紫藤孝展です。雄大な自然をするどくとらえ、重厚な作品が多かったです。

ボタンの色もとても深みのある色でした。暗い冬の北陸、建物、紅葉、晩秋を描いた作品が多かったです。立山の弥陀ヶ原の湿原を描いた「湿原」、石動中学校の古い暖炉とひまわりを描いた晩夏、険しい冬の穂高のごつごつした岩と雪の厳しさを描いた「初冬の岳」。微細な表現とスケールの大きさ、とても迫力がありました。

美術館巡りがしたくなる芸術の秋です。

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