友人4人で今話題の「後妻業の女」を見に行きました。高齢者の女性が多く、ずっと笑いが絶えませんでした。直木賞作家・黒川博行のベストセラー小説を基に、独り身の高齢男性の後妻におさまりその資産を狙う女を中心に、欲にとりつかれた人々が織り成す群像劇。『愛の流刑地』などの鶴橋康夫監督がメガホンを取り、現代社会に潜む危うさを、ユーモアを交えて活写する。ヒロインにはさまざまな鶴橋監督作品に出演していきた大竹しのぶ、彼女と組んで孤独な老人を食い物にしていく結婚相談所所長に、『必死剣 鳥刺し』などの豊川悦司。さらに永瀬正敏、尾野真千子、笑福亭鶴瓶ら実力派キャストが脇を固める。
大竹しのぶ、豊川悦司など俳優陣の体当たりの演技は、どれもすばらしかったです。鶴瓶のベッドシーンもおもしろかったです。金をめぐる人間の欲と欲。相続をめぐるシリアスな問題をおもしろく描いた作品ですが、本当は犯罪ですから、最後は絞首刑になっても不思議ではない事実でした。やはり「ふたりの桃源郷」のような美しい作品が心に残ります。
終わった後「ゆいまーる」でランチをしました。島豚肉の焼肉、ゴーヤの酢の物、モズク酢、昆布入りととまるがおいしかったです。、