大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

環境市民フォーラム

2016-05-14 20:01:03 | 文化
サンシップで、環境市民フォーラムが開かれました。環境サミットに合わせ開催された、市民サイドのフォーラムです。
午前中は、草刈十字軍の足立原貫さんとアーサー・ビナードさんの講演『「ホットケーキできあがり」絵本の向こうに日本が見える』でした。アーサービナードさんは、絵本を読みながら、変わらない道具の大切さと「石」の大切さをユーモアたっぷりに話してくれました。
「こく」とは、一人の人の1年間のコメの食べる分、つまり、食料を大切にした経済と政治の大切さです。
アメリカは食料率100%以上、軍需産業は絶対に離さない。日本は、アメリカからは、「アベリカ」と呼ばれ、属国である。TPPは、とんでもパートナーシップであり、アメリカの大企業に有利なものになっている。国民はだまされてはいけない。目のさめるような講演でした。
午後からは、汚染フォーラムに出席しました。
腎臓に悪影響を与えるイタイイタイ病、沖縄における環境汚染、市民放射能測定で見えてきた現実、世界の非常識!環境汚染をもたらす廃棄物の焼却処理、ネオニコチノイド農薬による人体・環境汚染の講演がありました。イチゴやホウレンソウなどEUより、多くの農薬を使用していること、子供の神経にも多くの影響を与え、とんぼ、ちょう、みつばちなどの昆虫が絶滅している現実を知れました。本人は栃木で、1300坪の米と、2000坪の野菜を無農薬で作っているそうです。
日本は子供の健康を守るためにも、EUのように早くネオニコチノイド農薬は使用禁止にするべきです。
市民環境省や市民農水省を作り、グリーン連合を拡大し、政権を取れるとよいです。
市民環境宣言が出され、英訳され、世界にも発信するそうです。
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