大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

紅山高原

2007-06-14 19:45:15 | 海外旅行
 日程8日目、ウルムチの一番小高い丘紅山へ上った。今は、市民のために無料で開放しているとかで、退職した多くの市民がゆったり散歩をしたりしていた。中国では、賄賂を贈り、28歳で退職している人もいるという。45~55歳で退職だそうで、生活は大変そうである。
 頂上には、アヘン戦争で左遷された林則徐の塔が民族のシンボルとして立てられていた。鍵を谷底に捨てると、離婚しないということで、恋人たちの多くの鍵がかけられていた。しかし一人っ子政策のせいで、わがままな人が多く、咋今離婚率も高いそうである。
 ウルムチから太原まで飛行機で移動。中国5000年の歴史を尋ねたい人は山西省を訪れるとよいという。横穴式石窟と杏が有名な街。古い中国のままに、自動車の波が押し寄せ、渋滞がひどい。いたるところにごみが散乱する。ドイツの環境教育を取り入れ、分別収集に励んで環境美化に努めている日本の民の力が上ですね。「日本や我が家は極楽だ」としみじみ思う旅でした。
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楼蘭の美女とご対面

2007-06-14 06:38:30 | 海外旅行
 旅7日目、空路ウルムチへ。ウルムチ博物館を見学した。最初の部屋は少数民族の部屋。モンゴル民族の馬頭琴、キルギス族シルバ-好き、タジク族はたかの骨でつくった笛、タタル族は女性がきれい、ウズベク族は紫色のししゅうがきれいだった。
 楼蘭の美女は、鼻が高くとてもきれいだった。3800年前の38~40才台と思われるそうだ。着物やくし、かわぐつもきれいだった。4~5歳の少年や将軍のミイラなども展示してあった。将軍は少々O脚だった。楼蘭の美女も後世の多くの人にいつまでも見つめられ続けられるとは、思ってもいなかったろうね。少々、気の毒な気がした。
 さすが焼き物シルクロ-ドといわれる青磁、白磁も展示され、想像上の動物などのアスタ-ナ古墳の出土品はとても立派だった。
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