大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

トルファンの遺跡見学

2007-06-11 21:10:37 | 海外旅行
 トルファンへの列車の中で87歳のご夫婦の話を聞いた。世界各地のほとんどを旅行され、後は喜望峰とギアナ高地と南極だけとか。虫歯0、病気0、薬0のまさに心身共にアンチエイジングのすばらしい生き方はとても参考になった。
 オ-ストリアから来たご夫婦にも出会った。
 交河古城は、世界遺産に申請中のとても広い遺跡だった。ベゼクリク千仏洞の景観はすばらしかったが、壁画のほとんどが奪い去られていて、残念だった。
 玄奘をお世話したという高昌古城へはろばで行った。広い広い遺跡だった。アスタ-ナ古墳ではミイラを見た。遠くに火炎山が赤々と燃えるような姿を見せていた。カレ-ズを見学した。地下に冷たい用水路を作った先人の知恵におどろかされた。この水でぶどう畑が続いていた。昼食は民間の家でシシカバブなどをいただいた。とてもおいしかった。そしておみやげはもちろんほしぶどう。
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敦煌からトルファンへ

2007-06-11 05:15:02 | 海外旅行
 次に鳴砂山と月牙泉を見学した。一面の砂山。らくだに乗って月牙泉まで。最初は怖かったが、らくだの動きにあわせるようにすると、気持ちよかった。でもこんならくだでシルクロ-ドを旅した昔の人は大変だったろう。
 白い砂は風で鳴くという。一面のさばくの中の一点の緑、オアシス月牙泉はとても美しかった。さばくの山へ登ると白い雪をいただいた峰々が見えるというガイドの言葉を信じて、みんな細い砂だらけの階段を登った。
 ようやく、頂上に着いたが、白い山は見えなかった。しかし、一面の砂山、オアシスは美しかった。平山郁夫がシルクロ-ドに見せられたのも理解できるような気がした。帰りは、山を駆け下りる人、果敢にタイヤに乗る人、竹スキ-で駆け下りる人など、最高に楽しかった。
 トルファンまでは12時間の列車の旅だ。行けども行けども、一面ゴビ砂漠のミニグランドキャニオンの荒々しい景色が続く。緑といえばらくだ草の緑だけ。薄紫色の空に浮かぶ白い月が美しかった。
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