「道の駅」ではクレソンが出回っていた。オランダから渡ってきた香草と聞いたことがあるが定かかどうか。
地区の小川にクレソンは自生していた。しかも群生していた。きれいな流水を好むというのでたっぷり摘んだ。
都内にいたころは、スーパーでほんの少し束ねて置いていたので、ほんの少しステーキの添え物だった。それに対し、小川でたくさん採れたクレソンはイタリアン・ドレッシングをかけてムシャムシャ食べられた。
その小川のクレソンはいつの間にか消え失せた。水が汚れたのか、上流で工事でもあったのか知らない。とにかく、いくらでも採れたものだから買うのがばかばかしくなって、最近は食べることがなくなった。
いや、ステーキを買うことがなくなったからかな。