今日13日は「苗字制定記念日とある。根拠は「今日は何の日」によると「平民に姓を強要(1875)」とある。
江戸時代は藩に多大な寄付をすれば百姓でも苗字が許された。それなのに、ただで苗字をつけてよいというのになぜ強要することになったのか。
もしかして「おらぁ、八でいいや、熊、お前も苗字なんぞいらねぇだろう」と八五郎が熊吉に言ったようなことがあったか。姓名を書いた紙に5寸釘で木に打たれ呪われてはたまらんからなぁ。
苗字ではないが、地名について「好学二字化令」なる律令が発布された。和銅6年(713年)のこと。それによると「地名は二字にする」という。唐の制度にまねてのことだ。
それを踏襲したわけではなかろうが、昭和時代までほとんどの県庁所在地の地名は二字だ。例外は一字の「津市」と三字の「鹿児島市」か。
平成の大合併後は、律令もへったくれもない。市町村の名はカタカナ、ひらがな、文字数にこだわりなしの地名が増えた。「南アルプス市」や「つくばみらい市」がそんな例だ。幼い子にも読めるようにするためかねぇ。
さらに話がそれる。競馬ファン時代に府中競馬場によく行った。利用した駅名が京王線の「府中競馬正門前駅」。当時、読みかたが一番長いといわれた。今はどうか。