念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

フラットフレーム

2006年08月07日 | 
 
5月にNGC7000・北アメリカ星雲を金山の森で取った時に明け方の薄明の空でフラットフレームを撮ったことがありました。
デジタル一眼レフの撮像では初めてフラットフレーム補正をしましたが、色彩などそれまでにない効果がありました。
冷却CCDカメラを使う場合、特に都会で撮った撮像はフラットフレーム補正をしないと見られない状態です。
どうやってフラットフレームを作ろうか考えていましたが、PCのディスプレイに使っている26インチの液晶テレビを使うことを思いついた。
PhotoShopを開いて白い新規画像をフルにして撮って見ました。
露出は 0.2秒で15000くらい丁度良いフラットフレームが撮れた。
ただこのフラットフレーム補正は昨夜テスト撮した、「トラッカム」画像にはサイズが違うとかで使えなかった。
「トラッカム」画像はダークも引いてコンポジットもしてあるので単体撮像とはサイズが違ってくるのであろう。
その前日に撮った単体撮像(M27)では使えました。ただ当日のフラットフレームでなかったので(その後ブロアーで吹いた)ゴミのドーナツ模様は完璧には取れなかった。
きちんとダークもフラットも引いた撮像を作ろうとおもうと1フレームごと撮像に補正しないことにはできないのかもしれない。

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