さるサイトでイギリスの高級CDプレイヤーを作るメーカーが撤退したという記事を見かけた。
同じイギリスでDACを作っているメーカーがWolton VM8740というコンバーター2個使ったDACを安価で作り発売したことがきっかけだっようです。
たいていの(普通の)CDプレイヤーでは1個しかDAコンバーターを使わないらしい。
DAコンバーターを2個使った高級機は60万円はするでしょう。
この値段の壁をこのDACを使うと超えることができるかもしれない・・・・・写真を見たときそう思った。
Cambridge Audio DacMagic Plus
アナログ音声出力はバランスケーブル端子がついている。
デジタル入力はUSB端子を入れて3個ある。
CDプレイヤーと 今までバランス端子を使っていたBDレコーダーから同軸ケーブルでつなぎ、バランスケーブル出力は1系統で切り替えできる。
私のプリメイン・アンプは1系統しかついていないのでBDレコーダーで使うと、仮にCDプレイヤーを高級機に変えてもバランス端子はどちらかしか使えない。
プリメイン・アンプでもバランス端子が2個ついているものは40万円以上はするでしょう。
問題はこのDACの 384kHz /24blt という Up-sampling オーディオ出力がどれほどのものなのか・・・・・・。
いろいろなサイトで評判を読むと 『これがあればSACDは要らない・・・』とか、悪く言う評はない。
値段は 7万円台、決して安くは無いが・・・高級CD機やアンプをアップグレードすることを思えば比較にならない値段です。
ダメもとで買ってみた・・・・・。
CDからの同軸ケーブルは良いものを使った。
光ケーブルも試した、繊細で悪くは無い。
同軸での音は力強くあふれんばかりの音量です。
まだエージング(200時間)もしていないのですが・・・・・思わず顔が喜びでほころんでしまいます。
高級CD機に変えてもここまでの音はでるのだろうか?
BDレコーダーからの音は、バイオリンの弦と弓がすれる音(音楽の前の触る音)まで聞える。
20年以上前に買った マントバーニーのCD(元はLPからでしょう、曲数も少ない)・・・今までまともに聴けたことが無かった(LPでなら出ると思う)弦の響も美しく繊細に響いた。
この技術は素晴らしいものです。
ただやたら金額が張る高級機に移行する前にこういう優れた技術にめぐり会えたことは幸運でした。