念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

α波が増したかも

2009年12月09日 | 
 
  先日ヘッドホン用にデジタルアンプ(KENWOOD_KAF-A55)を購入したのだが、その後このアンプに合いそうなスピーカーをネットで物色していました。

一昔前の高級?アナログアンプ用のスピーカーでは使用目的が違いすぎると思うし、やはり高級アナログアンプ+スピーカーはある程度大きさの音量が必要である。
現在の住まい(マンション)では上下や隣に響くような大音量は出せない。
過去には大音量を出したこともありますし、他の部屋からの迷惑大音量も判っていますし、どのくらいなら許せる範囲かだいたい判ってきました。





10W+10W入力のデジタルアンプ(KENWOOD_KAF-A55)でも十分に音楽観賞できます。
そのアンプにマッチするスピーカーをセットすればよいわけです。
2004年7月に発売で少し旧式かと思ったが、DENONのSC-T11XGを購入した。
一本12000円強。同じようなトールボーイ式ではONKYOでもあるが、どうもONKYOの音作りには納得できないところもあるし、DENONのSC-T11XGが現在では安い。
一本12000円強(最安値店)のスピーカーでは鳴るかな?とあまり期待はしていませんでしたが・・・到着してKENWOOD_KAF-A55に接続してさっそく聴いてみると。

昔DENONの技術者をしていた人が作ったA級のアンプを聴いた時以来の衝撃でした。
ヘッドホンでは素晴らしい解像度でしたが、このエンクロージャーのスピーカーが奏でる音は、これほどまでに美しく滑らかに響くのかと感心しました。
アコースティック楽器の音もとても自然で耳あたりがよい。
2日間ほどは『脳内α波』にひたりきりでシビレっぱなしでした。

またブルーレイレコーダーで録画したものも、臨場感がリアルに再現され劇場にいるような音、空間が見えてきたのです。

この小さなアンプと1本12000円のスピーカーの組み合わせがこれほどの幸福感をもたらすとは。