XP搭載のPC二台は起動用ハードディスクを交換して本来の調子を取り戻した。
PC不調がハードディスク(HDD)によることが大きいということを再確認しましたが、昨年末に組み上げたVistaマシンも3ヶ月ほど経ってから動きが悪くなったのを実感していました。
当初、音楽を聴くPCに特化しようとケースを静音性の高いものにしたのです。
HDDの前にファンはなく、HDDの固定もビスで固定せずゴムによって固定した。
確かに静音性は素晴らしく、『電源が入っていないのでは?』と思うくらい静かでした。
三ヶ月ほど経って挙動が遅くなってしまったので、デフラグをしたり、ゴムで留めていたHDDの装着をビスで固定しなおしたりしたのですが・・・。
夏場に近づくにしたがって調子が悪くなったということは温度と関係ありそうですし、今回のXPマシンの不調による勉強で固定されないHDDは故障の原因であるということがわかった。
起動して使えはするのだが何となくおかしい・・・。
そんな疑問があったのでこのVistaマシンの起動用HDDも交換してみることにした。
日立製の1TBのHDDを2台使っていたのですが、
起動用のHDDをWD10EADS (1TB SATA300)に変えてみた。
日立製の1TBのHDDを「ディスクのエラーチェック」と「デフラグ」を済ませ(このデフラグが1TBもあると半日くらいかかってしまう)
「Paragon Hard Disk Manager Suite 9.0」というHDD管理ソフトを使ってハードディスクごとそっくりコピーした。
このソフトでのコピーも6時間ほど費やした。
WD10EADS (1TB SATA300)の性能もあると思いますが音も静かになり、挙動がとても滑らかになり、動画の再生やCarryOn Music10での音楽再生も音途切れがなくなったように思えます。
ONKYOのCarryOn Music10については以前ひどいことも書きましたが・・・どうも原因はハードディスクにあったようです。
HDDは固定しなかったり、熱対策が万全でない環境では3ヶ月ほどでも劣化するということが判りました。
現在1TBのHDDの値段は7千円台で買えます。
調子が悪くなったHDDは早めに取り替えるという教訓を得ました。