ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『雑炊としてあたたかく』

2021-11-27 06:39:09 | 日記
私の住んでいる福島県では、コロナの新規感染者数が、7日連続でゼロとなっています。
嬉しいことですが、南アフリカで、新型コロナウイルスの新たな変異株が確認された、とのニュースも入っています。
既存のワクチンが効きにくい恐れがあるそうで、WHOや研究者が解析を急いでいるとのこと。
松野博一官房長官は26日午前の記者会見で、現時点で、日本国内で空港検疫を含めて確認されていないことを明らかにしています。その上で、
《「WHO(世界保健機関)や諸外国の動向等の情報を収集している」と述べた。
会見で松野氏は「新たに変異株が確認された場合は感染性や重篤度、ワクチン効果に与える影響等をあわせて評価していくことが重要で、緊張感をもって対応している」と話した。(11/26(金) 12:11配信  朝日新聞)

と、報じられています。
全国的な感染者数の減少で、何となく解放感と言うか出口の光が見えて来たような気分に水が注がれた様な気がします。
ウイルスも、そう簡単には消滅する様なことはしないのでしょう。
政府は、〈アフリカ6か国の水際対策を強化し、27日午前0時から実施する〉と、決めた模様ですが、しっかりした対策を早急に立ててほしいと願っています。
世界中の国々の中では、感染者が少ない我が国です。
「安堵」、その隙に乗じて新たな災難が襲って来ることはよくあることですから。

午後から、晴れ間が広がって来ましたので、散歩に行きました。
昨日、下校途中の小学生にコトバを掛けられて嬉しい気持ちになっていましたので、今日も・・・などと期待していましたが、そんなことがあるはずはありません。
でも、連れ立って下校する児童たちを眺めていますと、未来を眺めている様な気がして、私の気も弾んでくるのです。
子ども達の持っているパワーって、すごいなあ。

そういう私、今日は歯医者へ行くつもりでしたが、行かず終いとなってしまいました。
夕方になって広がって来た雲の間から差し込む夕日の光を眺めながら、
「あぁ、今日も 一日終わるなぁ」
と、呟きました。
カラスが数羽、ねぐらに帰って行きました。
我が家の柿の木に、「鳥」のために残して置いた最後の柿の一つが食いつくされて、梢の奥に暮れなずむ空が広がっていました。

胃の具合が思わしくありませんので、私の夕食は野菜を沢山いれた雑炊にします。
     何もかも雑炊としてあたたかく  山頭火

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