「老年よ財布を抱け」と。

九州地方では大雨による被害が続出しています。
昔から、梅雨の末期には大雨が降り、「雷が鳴って梅雨明け」、その様に伝えられてきました。
この激しい気象状況には、困ったものです。
地球温暖化の影響があるとすれば、「人間」は、しっかりした対策を立て、一刻も早く実行に移さなければいけないのではないでしょうか。

日射しもありましたので洗濯をし、外干しにしましたが怪しげな雲行き。
自室の窓際の机上で、パソコンに向かっている連れ合いに、
「パラパラ、して来たら教えて」
と頼んだのですが、バツ。
パラパラして来ましたので、大急ぎで取り込んでいる私に、事も無げにコトバをかけました。
「雨降って来たの？」

心の中で「役立たず！」と、悪態をつきました。
洗濯物は取り込んで内干しに。
この様な形での一件落着が増えています。
ストレスも積み重なって来ます。
『塵も積もれば山となる』
こんな諺を思い出すのは、少々陰険な心模様です。

でも、今日は少しゆっくりしています。
きっと、体調がいいせいでしょう。
私は単純な性格ですから、体のどこかに自覚できる不快さがありますと、すぐに心模様に響くのです。
期限が悪くなる・くだらない事に怒る・食欲が無くなる・等々。
こんな私と付き合う連れ合いも、きっとストレスをため込んでいるはず。

図書館から借りて来た書籍
　　【人生のやめどき】
　　　――しがらみを捨てて　これからを楽しむ――
樋口恵子さんと上野千鶴子さんの対談集です。
今の私にも身につまされる「知恵」がいっぱいでした。

恵子の〈資産管理のしまい方・・・〉では、次の様に。
「少年よ大志を抱け」
「中年男子よ妻子を抱け」
「老年よ財布を抱け」
さんせいですね。
・・・・・・・・・・
等々。