ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

♫ 梅は咲いたか 桜はまだかいな

2022-03-28 06:52:01 | 日記
夜は結構強い風が吹いていましたが、朝は静かになっていました。
待っていた庭の紅梅が咲きました。
「おはよう」
と、挨拶を。
今年も咲いてくれたんだね、季節を教えてくれたんだね、ありがとう。
毎年のことですが、梅の初咲きを見ますと端唄の一節が口からこぼれ出る私です。
   梅は咲いたか 桜はまだかいな
   柳ャなよなよ風次第
   山吹や浮気で 色ばっかり
   しょんがいな

祖父が、梅を見るとこの端唄を口ずさみましたので、幼かった私ですが覚えてしまったのです。
祖父が亡くなって暫くしたある春の事、梅の花を見てふいに私が歌い出したので、「この子、どこで覚えたのかしら」と、母は怪訝に思ったそうです。
端唄だけではありません。
私は末っ子で生まれも小さく、お産婆さんに「育つかどうか?」と言われた児でしたから、家族の者たちは私を可愛がってはくれましたが、〈家族の員数外〉の様な存在でした。
邪魔にならなければいい、そんな立ち位置の存在。
そんなわけで、近所の大人たちが話している時など、兄などは「あちらへ行きなさい」と追いやられたものでしたが、私の事は〈ハナシを聞いても分かりはすまい〉という油断があったのでしょう。
側にいて大人のハナシを聞いていても、誰も気にすらしませんでした。
私は、クチこそはさみませんでしたが、いつも、興味津々、耳をそばだてていたのです。
難しいことは理解できませんでしたが、おおよその見当は、当たらずとも遠からじ、というところだったでしょう。
従って、近所の揉め事〈お妾さんと本妻とのいがみ合いの内容やら、縁切りの条件など、ぜーんぶ知っていたのです。
成長してから、そうしたハナシをしますと兄や姉も知らない事だけに、
「えっ、どうして、どうして知ってんのよ?」
と驚いたものでした。

日曜日でしたので先週に倣って自室で一人での主日礼拝をいたしました。
教会会堂での礼拝も先週の日曜日(20日)から再開されましたが、私はもう暫く家庭での礼拝を守らせて頂くことにしています。

『県内の感染状況はリバウンドの入り口に入っている』
と、金光啓二氏・県感染アドバイザー・福島医大教授は警鐘を鳴らしています。
「まん延防止等重点措置」は解除となりましたが、県内では多くの新規感染者が連日出ています。
25日現在の病床使用率は28%ですが、感染不明割合は50%を超えています。
まだまだ、感染の不安は絶えない状況。
私ども老夫婦も感染対策を怠ってはいけないかと・・・。
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