バッハの最高傑作は?
先日のラ・フォル・ジュルネの会場で、インターネットラジオOTTAVAの公開生中継があり、豪華ゲストが登場するとのことで見ておりました。
5/3、ソプラノのヘンドリックスさん、ヴァイオリンのビオンディさん、指揮の鈴木雅明さんの回を拝見。(他にもゲストいらっしゃったようですが見落しています)
そこで司会者から、「バッハこの一曲は?」という質問がされていました。
ヘンドリックスさん、鈴木雅明さんとも、「ロ短調ミサ」と即答!
(ビオンディさんは「マタイ受難曲」)
LP時代、音楽雑誌などで「無人島に持って行きたい一枚」という特集が時々あり、マタイ受難曲を挙げる方が多かったように思います。
「無人島で電気無いのに一体どうやってレコード聴くんだよ~?」
「『持って行きたい一枚』って、マタイだとLP4枚くらいだろ~!」
とツッコミ入れたい気持ちを抱きながらも、どんな曲を選ぶ方が多いのか興味があり見ていましたっけ。
余談ですが、マタイ受難曲に関して、「聴くと人生感が変わる傑作」との評もありました。
初めて聴く時、「一体どんな風に変わるんだろう?」と大いに期待して聴きました。
結果……変わりませんでしたねえ。(笑)
昔は、このように最高傑作、この一曲として、マタイが挙げられるケースが多かったように思いましたが、いつしかその座を「ロ短調ミサ」が占めることが多くなったように感じています。
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)、ベルナルダ・フィンク(メゾソプラノ)、マルクス・シェーファー(テノール)、マルコス・フィンク(バリトン)、ミシェル・コルボ指揮ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル(Virgin盤)
ラ・フォル・ジュルネで、コルボのこの曲を聴き損なった溜飲をCDを聴いて下げましょう。
コルボいくつか録音がありますが、手持ちはこの1996年盤。ライブとスタジオ録音を合成編成しているようです。
マタイ受難曲は大傑作だと思いますが、日常的にはなかなか聴けません。また、エヴァンゲリストの語り、これ自体は重要であっても、音楽の流れはやはり変わります。
これに対して、ロ短調ミサは弛緩なく音楽が進んで行きその自然な流れ、受難曲的峻厳さとカンタータ的日常的を兼ね備えていて、マタイ、ヨハネより身近さを感じます。
コルボの純度、透明度の高い合唱でより聴き易い演奏となっています。
私のこの一曲もこれかなあ~、凄いマタイとどちらかやはり迷います。
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ヘンドリックスさん、鈴木雅明さんとも、「ロ短調ミサ」と即答!
(ビオンディさんは「マタイ受難曲」)
LP時代、音楽雑誌などで「無人島に持って行きたい一枚」という特集が時々あり、マタイ受難曲を挙げる方が多かったように思います。
「無人島で電気無いのに一体どうやってレコード聴くんだよ~?」
「『持って行きたい一枚』って、マタイだとLP4枚くらいだろ~!」
とツッコミ入れたい気持ちを抱きながらも、どんな曲を選ぶ方が多いのか興味があり見ていましたっけ。
余談ですが、マタイ受難曲に関して、「聴くと人生感が変わる傑作」との評もありました。
初めて聴く時、「一体どんな風に変わるんだろう?」と大いに期待して聴きました。
結果……変わりませんでしたねえ。(笑)
昔は、このように最高傑作、この一曲として、マタイが挙げられるケースが多かったように思いましたが、いつしかその座を「ロ短調ミサ」が占めることが多くなったように感じています。
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)、ベルナルダ・フィンク(メゾソプラノ)、マルクス・シェーファー(テノール)、マルコス・フィンク(バリトン)、ミシェル・コルボ指揮ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル(Virgin盤)
ラ・フォル・ジュルネで、コルボのこの曲を聴き損なった溜飲をCDを聴いて下げましょう。
コルボいくつか録音がありますが、手持ちはこの1996年盤。ライブとスタジオ録音を合成編成しているようです。
マタイ受難曲は大傑作だと思いますが、日常的にはなかなか聴けません。また、エヴァンゲリストの語り、これ自体は重要であっても、音楽の流れはやはり変わります。
これに対して、ロ短調ミサは弛緩なく音楽が進んで行きその自然な流れ、受難曲的峻厳さとカンタータ的日常的を兼ね備えていて、マタイ、ヨハネより身近さを感じます。
コルボの純度、透明度の高い合唱でより聴き易い演奏となっています。
私のこの一曲もこれかなあ~、凄いマタイとどちらかやはり迷います。
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