今日は会社帰りに隣町までぶらぶら歩いてみました。
隣町といっても、東京のど真ん中の大ビジネス街。
伝統ある企業のビルや、縁の薄い高級な老舗(笑)店舗などが軒を連ね、楽しい1時間ほどの散歩でありました。
しかし、クリスマスのイリュミネーションはどこも綺麗なのに街にあまり活気が感じられないのはやはり不況の影響でしょうね。
バブルの頃など、もう忘年会が至るところで始まっていたんじゃなかったかな?
週末や年末になると、郊外の小さな駅でもタクシー1時間待ちなど普通だった頃が懐かしいです。
異常と言えば異常な時代でしたが…。
ウィリアム・ケンドール(テノール)、スティーヴン・ヴァーコー(バス)、ソフィア・マッケンナ(オーボエ)、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団(WARNER CLASSICS盤)
今日もバッハのカンタータ行っちゃいます!(笑)
・「キリストは死の縄目につながれたり」(BWV4)
・「深き淵より、主よ、われ汝に呼ばわる」(BWV131)
若い頃(今でも気持ちだけは若いつもりですが)、会社から疲れて帰って来ると、毎日の様にバッハ、それもカンタータをよく聴いておりました。
ホッとするし、元気付けられるし、私にとっては精神安定剤の様なものでした。
甘美なメロディも多く、明るく前向きな曲調の作品が多い事もその大きな要因でしょう。
そんなカンタータ群の中で、傑作の一つに挙げられる第4番は例外的にちょっと馴染めない曲でありました。
ほの暗い曲調で、バッハのカンタータによくある、甘い旋律やウキウキする活気ある音楽がそこには見当たりません。
その曲を久しぶりに聴き直してみようと思ったのは、昨日の198番を聴いた為です。
昨日書いた通り、198番は受難曲の味わい。時間が無い時でもマタイを聴くのと類似の感動がもたらされる。
これはもしや4番も同様の種類の曲なのでは!
タイトルをご覧頂くとお分かりの通り、キリストの受難を思わせるものですから。
大変期待して再聴致しました。
結果、マタイの雰囲気とは違いますが、静かに心に染み入る素晴らしい曲!やはり、傑作の一つに挙げられるだけの事はあると思いました。
今日は時間が無いので、曲の詳細までは書けませんが、例えば雪の津々と降り積もる中、静かに聴いたらどんなにか感動的だろうという感じです。
第2曲の合唱が段々に盛り上がって行き、ハレルヤハレルヤ…と細かい音譜で感動の高みに達したり、第3曲のヴィオラ・ダ・ガンバの揺れる音型に載って合唱が静かに歌ったり、バッハの表現力の豊かさが随所に見られる滋味溢れる作品ですから。
一方、131番の方は静かで敬虔な曲調ながら、オーボエのオブリガートも活躍する、よりバッハのカンタータらしい親しみ易い曲です。
ガーディナー指揮の演奏は、穏健派でちょっと薄味な気もしますが、これらの曲の静かな美しさは十分に表現されている様に思います。
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伝統ある企業のビルや、縁の薄い高級な老舗(笑)店舗などが軒を連ね、楽しい1時間ほどの散歩でありました。
しかし、クリスマスのイリュミネーションはどこも綺麗なのに街にあまり活気が感じられないのはやはり不況の影響でしょうね。
バブルの頃など、もう忘年会が至るところで始まっていたんじゃなかったかな?
週末や年末になると、郊外の小さな駅でもタクシー1時間待ちなど普通だった頃が懐かしいです。
異常と言えば異常な時代でしたが…。
ウィリアム・ケンドール(テノール)、スティーヴン・ヴァーコー(バス)、ソフィア・マッケンナ(オーボエ)、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団(WARNER CLASSICS盤)
今日もバッハのカンタータ行っちゃいます!(笑)
・「キリストは死の縄目につながれたり」(BWV4)
・「深き淵より、主よ、われ汝に呼ばわる」(BWV131)
若い頃(今でも気持ちだけは若いつもりですが)、会社から疲れて帰って来ると、毎日の様にバッハ、それもカンタータをよく聴いておりました。
ホッとするし、元気付けられるし、私にとっては精神安定剤の様なものでした。
甘美なメロディも多く、明るく前向きな曲調の作品が多い事もその大きな要因でしょう。
そんなカンタータ群の中で、傑作の一つに挙げられる第4番は例外的にちょっと馴染めない曲でありました。
ほの暗い曲調で、バッハのカンタータによくある、甘い旋律やウキウキする活気ある音楽がそこには見当たりません。
その曲を久しぶりに聴き直してみようと思ったのは、昨日の198番を聴いた為です。
昨日書いた通り、198番は受難曲の味わい。時間が無い時でもマタイを聴くのと類似の感動がもたらされる。
これはもしや4番も同様の種類の曲なのでは!
タイトルをご覧頂くとお分かりの通り、キリストの受難を思わせるものですから。
大変期待して再聴致しました。
結果、マタイの雰囲気とは違いますが、静かに心に染み入る素晴らしい曲!やはり、傑作の一つに挙げられるだけの事はあると思いました。
今日は時間が無いので、曲の詳細までは書けませんが、例えば雪の津々と降り積もる中、静かに聴いたらどんなにか感動的だろうという感じです。
第2曲の合唱が段々に盛り上がって行き、ハレルヤハレルヤ…と細かい音譜で感動の高みに達したり、第3曲のヴィオラ・ダ・ガンバの揺れる音型に載って合唱が静かに歌ったり、バッハの表現力の豊かさが随所に見られる滋味溢れる作品ですから。
一方、131番の方は静かで敬虔な曲調ながら、オーボエのオブリガートも活躍する、よりバッハのカンタータらしい親しみ易い曲です。
ガーディナー指揮の演奏は、穏健派でちょっと薄味な気もしますが、これらの曲の静かな美しさは十分に表現されている様に思います。
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