golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

デュプレ「オルガンとオーケストラの為の交響曲」、ラインベルガー「オルガン協奏曲第1番」マレイ、リン

2011-12-29 18:03:32 | Weblog
今年初めてセーターなるものを着る。

今日から冬休み。

毎年恒例、小中学校の仲間内での忘年会に向かう。

薄手のシャツにダウンジャケットを羽織って出ようとしたものの、これじゃ呑んでの帰りちょっと寒いかとも思う。

それで、本年初のセーター登板。昨シーズンは登板無しだったかもしれない。

しかし、これで街に出てみると、私にはやはりちょっと暑い。外は良いが電車やビルの中など。

この季節、着膨れしてマフラー、手袋など完全防備姿の方々が暖房の利いたところで平然としている様子を見ると、超暑がりの私には我慢強いなあ、我慢大会でもやっているのかな?などと思ってしまいます。

まあ、今日は忘年会開始まで暑さを我慢して、冷たく冷えたビールを美味しく頂くことに致しましょう。

マイケル・マレイ(オルガン)、ヤッハ・リン指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(TELARC盤)

図書館からの借用ディスク。

フランス近代オルガン音楽史で重要な作曲家の一人マルセル・デュプレ(1886~1971)は、気になりながらも今まで未聴だったように思います。

4楽章のオルガンを伴った交響曲。

オルガンの名手であったデュプレのこと、オーケストラの響きもどこかオルガン的。オーケストラに化身したオルガンと、オルガンそのものとの競演の感覚で響きが同化している。

第1楽章の厚手のオケの響きはオルガンの分厚い響きを思わせますし、第2楽章ヴィヴァーチェの弦や管の細やかな動きや音色の変化もオルガン的。

第3楽章レントの弦とオルガンの織り成す絹織物のような繊細な美しさも秀逸ですし、終楽章もリズミカルで盛り上がる。

後年のメシアンのような革新性や強い個性はありませんが、興味深い作曲家と聴きました。

デュプレのオルガン独奏曲も是非とも聴いてみないとなりません。

一方のリヒテンシュタイン出身でドイツで活躍したヨゼフ・ラインベルガー(1839~1901)は、ヴァイオリンとオルガンの為の作品(6つの小品、組曲)が霊感高い奇跡的な隠れ傑作であるけれど、このオルガン協奏曲はNAXOS盤で聴いて今一凡作という印象を持っておりました。

しかし、演奏、特にオケが弱かったので印象が悪かったようで、この演奏で聴くと柔らかな美しさのなかなかの佳曲と認識を新たにしました。

年末の街路樹のイリュミネーションが似合う静かな優しさを湛えた楽曲。

また、手持ちのNAXOS盤も聴き直してみましょう。

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サン=サーンス「動物の謝肉祭」マルケヴィチ、「ピアノ協奏曲第4番」カサドシュ、オーマンディ

2011-12-27 23:51:55 | Weblog
寒波で雪国の方は大変ですよね。

雪下ろしや雪道での運転、通勤通学、洗濯物…つくづく太平洋側は楽させて貰っていると思います。

冬場、太平洋側と日本海側で大きな天候の違いが生じるのは、中央部の山岳地帯が原因ですよね。

北方からの湿気を含んだ空気が山脈に当たって日本海側に雪雲が出来る…小中学校でそんなふうに習った記憶があります。

では、もし日本列島が平野だったら…。

冬場の天気は概ね晴れ?、それとも雪?。或いは晴れたり雪になったり?、それとも曇り?

ふと、気になりました。

ゲザ・アンダ、ベラ・シキ(ピアノ)イーゴリ・マルケヴィチ指揮フィルハーモニア管弦楽団(動物の謝肉祭)、ロベール・カサドシュ(ピアノ)ユージン・オーマンディ指揮RIAS交響楽団(ピアノ協奏曲第4番)(MEMBRAN盤)

「動物の謝肉祭」を全曲通して聴いた事って今まで何回あったでしょうか?

今まで、CDは勿論、LPも持っていなかったんじゃないかな?

中学時代にクラヲタ道に足を踏み入れて以来、「今更感」もあってディスクを欲しいとも思わなかったので。

今朝から数回聴いていますが、もしかしたら、今まで全曲を通して聴いた回数より多かったりして。

でも、こうして聴いてみると、変化に富んでいて本当に楽しい曲ですね。

一昨日の「クリスマス・オラトリオ」とともに、天才サン=サーンスを見直しました。

2楽章のこのピアノ協奏曲はまだ聴き込み不足ですが、重厚さとしなやかさを兼ね備えた佳品。

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ターネイジ「ユア・ロカビー」A.デイヴィス、「恐れを払いのけて」ハーディング、他

2011-12-26 22:06:21 | Weblog
今日は早朝に家を出て、9時半頃には静岡着。

本来であれば、静岡おでんでもつまみながら一杯呑んで帰りたいところですが、14時過ぎに遅い昼食を採り東京へとんぼ返り。残念。

ところで、今日は1日腕が痛い。腕だけでは無く足も。

昨日久々やったゴルフ練習の所為。

それにしても、高々100球ちょっと打っただけでこれは情けない。如何に運動不足かというもの。

足腰がブレないようにと力が入っていたのが下肢の痛みの原因。

もっとも、腕も足も痛くなるというのは、無駄な力が入っているという何よりの証拠。下手の証なのでしょうね。

写真は、静岡おでんの代わりに?昼食に食べたお寿司。時間が無いので駅ビルで見付けた回転寿司店。

普通に美味しかったです。ネタは新鮮。(味噌汁付980円)

【ユア・ロカビー】マーティン・ロバートソン(サキソフォーン)、アンドリュー・デイヴィス指揮BBC交響楽団
【ナイト・ダンス】ギャレス・ハルス(オーボエ、イングリッシュ・ホルン)、ヘレン・タンストール(ハープ)、ジョン・コンスタブル(チェレスタ)、ジョン・ウォレス(トランペット)、オリヴァー・ナッセン指揮ロンドン・シンフォニエッタ
【恐れを払いのけて】ホーカン・ハーデンベルガー、ジョン・ウォレス(トランペット)、ダニエル・ハーディング指揮フィルハーモニア管弦楽団
(argo盤)

現代イギリスの作曲家マーク=アンソニー・ターネイジ(1960~)は、大野和士指揮のCDに入っていた(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/eabb9cdeb96b65a45dd642ac8b2c3c7f)のを聴いたのみ。

近所の図書館でこのディスクが目に付いたので借りてみました。

1.ユア・ロカビー
2.ナイト・ダンス
3.恐れを払いのけて
の3曲。

自他共に認めるジャズの影響大の作曲家。

イギリスの作曲家というと、時代や作風は違っても、一般的にサラリとした肌合の美しい音楽という印象があるのですが、ジャズの影響の為か、ちょっと温湿度高い音楽という印象を受けます。

「ユア・ロカビー」は、サキソフォーン協奏曲と言ってもおかしくない、サキソフォーンが大活躍する曲。

一方、「恐れを払いのけて」は2つのトランペット協奏曲。

いやいや、「ナイト・ダンス」だって、オーボエ(イングリッシュ・ホルン持ち替え)の協奏曲とも見なせます。

現代音楽の範疇の作品ですが、ジャズと融合した映画音楽という雰囲気で難解さはありません。

各曲とも活躍する独奏楽器とオケの各楽器の多彩な変化で退屈せず楽しめます。

特別好きなタイプの音楽ではありませんが。

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サン=サーンス「クリスマス・オラトリオ、ハープのための幻想曲」ミッケルセン

2011-12-25 22:40:11 | Weblog
なんと、9ヶ月振りにゴルフクラブを握りました。

震災があったり、3月末で習っていたスクールのコーチが辞めたりで、何となくゴルフから遠ざかっており早9ヶ月。

今日、久しぶりに練習場へ行ってみました。

元々下手くそなのが、更に全然駄目になっているのでは?と心配でありました。

しかし、スクールで教わったポイントを思い出しながら打ってみるとそんなに悪くなっていない、前と同じ程度の下手くそレベル(笑)。

しかし、最近こちらの練習場はコースボールを導入した為、飛距離は伸びました。

練習場からボールが飛び出さないよう飛距離の出ない練習用ボールを使用する練習場も多くありますが、こちらは最近、球が外に出ないようネットを増強してコースで使用するのと同じボールを導入したのです。

コースで打っている感覚にも近く、久しぶりで気持ち良かった~!であります。

また、ゴルフ復帰致します。

ところで、練習場が異常なほど?空いていたのに驚き。

暗くはなっていましたが、まだ夕方と呼べる時間帯。

以前は休日は結構打席待ちの事も多く、今日もその覚悟で行ったら、待ち時間無しのみならず逆に打席の空席も目立つ状況。

寒さの影響?(超暑がりの私には薄着でクラブ振るに心地良い気候ですが、隣の男性はダウンジャケット姿で「寒い」を連発してました)、クリスマスの為?、それとも景気の影響なのでしょうか?

不景気でゴルフコースは空いているようですが、練習場にもその余波が及んでいるのでしょうか?

年内、出来ればもう1回位、練習に行きたいな。

下手くそでもゴルフ続けてないと、golf130じゃなくなっちゃうし(笑)。

ティネベート・ハルトコプフ(ソプラノ)、ボレッテ・ブルノ・ハンセン(アルト)、ヤン・ルンド(テノール)、ラーシュ・フェンツ・クロウ(バス)、ユースト・シェリング(ハープ)、ベント・セアンセン(オルガン)、スヴェン=インヴァート・ミッケルセン指揮ローウム修道院声楽アンサンブル、オーケストラ(MEMBRAN盤)

聴くことの少ないサン=サーンス。

交響曲、ヴァイオリン協奏曲の共に3番は大好きな曲ですが、他の手持ちディスクはヴァイオリン・ソナタがあったくらい。

ピアノ協奏曲のディスクも欲しいと思いながらまだだし。

たまには、サン=サーンスでも聴こうと買った10枚組激安BOX。

トナカイ肉を食べた翌日なので(食べてないって!)、まずは「動物の謝肉祭」にしようかと思ったのですが、聴いたことのないこの曲を。

サン=サーンスに「クリスマス・オラトリオ」があるとは知りませんでした。

ヒストリカル録音中心のBOXですが、こちらは1998年の良好な録音。

こんな素晴らしい曲があったのですね、驚愕!

サン=サーンスの最高傑作と言っても過言ではないのでは?(サン=サーンス殆ど知らないお前が言うな!)

昨日のバッハ作とは異なり、知名度の低い曲なので恐る恐る?聴き始めましたが、オルガンと弦が柔らかな響きを醸し出す第1曲プレリュードから引き込まれました。

柔らかな陽光の射す、明るく穏やかな音楽。フォーレのレクイエムの世界とも一脈通じましょうか。

優しく親しみ易いメロディが続きますし、オルガンが大活躍するのも近現代フランス・オルガン音楽好きの私としては高ポイント。

クリスマスに相応しい、静かに滲み出るような楽しさもあります。

ロマン派宗教曲の隠れ傑作を知ったのは大々収穫。

これは、最高のクリスマス・プレゼント。

今後、確実に愛聴曲になりますね。

演奏者は知らない名前ばかりですが、技巧的にも安心して聴けるし、清潔な歌唱も素晴らしい。

併録のハープ独奏による幻想曲も柔らかで親しげなメロディの如何にもハープらしい素敵な作品。

このBOX、この1枚だけで十二分に元が取れました。

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バッハ「クリスマス・オラトリオ」鈴木雅明

2011-12-24 20:09:52 | Weblog
サンタクロースの服装は何故、赤なのでしょうか?

別に緑でもピンクでも良さそうなものですが。

ググってみると、コカ・コーラの広告に由来する(当社のコーポレート・カラーに合わせた)という俗説もあるようですが、それ以前から赤い服のサンタは描かれていたようで真相は違うよう。

実は、そこには「寒い冬を暖かく過ごす為の知恵」が隠されていたのです。

ズバリ!それは「唐辛子」。

サンタさんの服は、唐辛子をたくさん縫い付けたマントだったのであります。勿論、帽子にも。

何故、そんな格好をしたのかと言いますと…。

厳寒期でも、唐辛子をたっぷり使った料理を食べれば寒さもすぐに吹っ飛ぶのだという「唐辛子の宣伝マン」がサンタクロースの正体だったのですね。

南米渡来の新しい香辛料を広く知らしめる為、唐辛子が一杯ぶら下がった真っ赤な服を着て、ノベルティ(プレゼントとも言う)を配布して宣伝したというのがgolf130説。

肉の臭みを消すのにも最適で、サンタクロースの宣言効果もあって、唐辛子はヨーロッパにも瞬く間に広まって行ったのであります。

皆さん良くご存知の「赤腹のトナカイ」という歌がありますね。

これは、実は「唐辛子のCMソング」。

♪真っ赤なお腹のトナカイさんは いつも皆の笑いもの

でもその年のクリスマスの日 サンタのおじさんは言いました

寒い冬にもポカポカの お前の肉が旨いのさと

いつも泣いてたトナカイさんは 今宵こそはと怖がりました~♪

「肉と唐辛子の腸詰め」というトナカイ料理があるとか無いとか。

本日、休日出勤の途上、自分へのクリスマス・プレゼント(写真参照)を食す。

ちなみに、これにはトナカイ肉は入っていません、たぶん。

モニカ・フリムマー(ソプラノ)、米良美一(カウンターテノール)、ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン(BIS盤)

以前購入したBCJのバッハ宗教曲BOXで、確かクリスマス・オラトリオが未聴だったはず、と取り出しました。

この曲は、クリスマスの日から日曜祝日に6回に分けて演奏される、6部から成る実質6つのカンタータ。

第1部冒頭の喜ばしく輝かしい合唱が全曲の性格を象徴しています。

いつもの美旋律に溢れたバッハのカンタータ。特にこのキリストの生誕を祝う曲は、明るさに満ちた楽しい作品であります。

単独で演奏されることもある第2部冒頭のシンフォニアは全曲中唯一器楽だけで奏される曲。安らぎに満ちた穏やかで緩やかな音楽。

BCJは、いつもの澄んだ清潔な響きで、ここでも世界最高レベルの演奏を繰り広げてくれています。

独唱、合唱、弦、管、通奏低音と何れもが高いレベルでバランスが取れており、高い透明度と自然さがBCJの持ち味でしょうか。

唐辛子は寒い冬に身体を暖めますが、クリスマス・オラトリオは心を暖める存在であります。

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ショスタコーヴィチ「24の前奏曲とフーガ」ルバツキーテ

2011-12-23 22:15:37 | Weblog
好きな食べ物は?って聞かれて、何の迷いもなく即座に「カレー!」って答えてしまう私って、ちょっと哀しい。

おこちゃま的でしょうか?

会社に保険会社の営業の女性が毎日来ています。

新卒だそうで毎日頑張っているなあという印象。

先日も、「うちの会社業績悪いから、契約する人少なくて大変でしょ」と言ったら、「そうなんですよ、運が悪かったんですかね。同期でも景気の良いところの人はいっぱい契約取れてるんですよ」と。なかなか正直でよろしい!

毎日ニコニコと頑張っているので好感持てますが、残念ながら2年ほど前だったか、保険の更新したばかりで入り直したりするつもりは無いのであります。

その旨伝えてありますが、なかなか営業熱心。

いつもは、「提案書だけでも…」みたいに声を掛けられるのですが、昨日は想定外の「好きな食べ物は何ですか?」。

不意を突かれました(笑)。

思わず、「カレー!」って答えちゃいました。

もうちょい格好良い料理名が言えれば良いのですが…知らないし(笑)。

勿論、激辛好きであることも申し添えました。

ムーザ・ルバツキーテ(ピアノ)(BRILLIANT CLASSICS盤)

バッハの平均率にインスパイアされたこの作品、以前図書館で借りて期待して聴いたのですが、ちょっと期待外れだった記憶があります。

音楽史上でも屈指の大作曲家と思っているショスタコーヴィチの大作ですから、他の誰にも書けない彼らしい諧謔やシニカルさなどを期待したのですが、擬バロック調の音楽が何の引っ掛かりも無く美しく流れて行く音楽といった印象で、ちょっと失望さえしたものです。

一昨日、職場の忘年会帰りに(二次会のカラオケ行きたかったのですが、翌朝早いので泣く泣く自重して代わりに)ショップで安売りしているのを見付けて購入。

確かに、問題作といった強烈な印象の作品では無いですが、バッハの音楽にショスタコがひねりを入れた感覚で、これもまた天才ショスタコーヴィチの独創のなせるワザという印象を持ちました。

例えば、12番のジャズ感覚も加わったフーガ、14番前奏曲のちょっと東洋的とも言える不思議な響き、15番フーガの変則的リズム…。

今日は1回聴いただけですが、聴き込めば結構好きな曲になりそうな予感。

ルバツキーテのピアノも、確かな技巧と美しい音色で好感度。

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ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第31番、第32番、幻想曲、エリーゼのために」他、シュナーベル

2011-12-22 23:41:23 | Weblog
帰り掛けに街を歩いていたら、ちょうどデパート前でミニコンサートが始まるところだったので聴いて来ました。

白須今(しらすこん)さんという若いイケメンのヴァイオリニスト。伴奏は更にお若い方(こちらもイケメン。すみません、お名前忘れました)の電子ピアノ。

「ホワイトクリスマス」や映画音楽など4曲。

1曲位クラシック(例えば、ヴィヴァルディの冬の第2楽章)も弾いてくれるかな?、と期待していましたが残念ながら無し。

それでも、冬の夜空にヴァイオリンの暖かい音色が美しく楽しめました。

聴きながら、ふと、久しく聴いていない隠れ傑作!ラインベルガーの「ヴァイオリンとオルガンのための6つの小品」及び「ヴァイオリンとオルガンのための組曲」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/fd6a758b37fd92c5240da2b7c07b8495)を思い出しました。

個人的に、「冬の澄んだ美しい夕暮に聴きたい曲第1位」であります。

甘美かつ崇高な美旋律のこの曲、ご存知無い方には強力にお薦め!

私も、久しぶりに聴いてみよっと。

アルトゥル・シュナーベル(ピアノ)(DOCUMENTS盤)

さてさて、今日聴いたCDはピアノ。

シュナーベルの激安ベートーヴェン・ソナタ全集で未聴だった最後の一枚。

2曲のソナタ以外に、幻想曲Op.77、アレグロ・ポコ・アダージョ、バガテル「エリーゼのために」が併録されています。

ベートーヴェンのピアノ・ソナタの、と言うかピアノ曲の最高峰と言っても良いかと思う32番を最後に残して置きました。(勿論、31番も最高連峰の一角)

速度の緩急をかなり付ける演奏も結構あったシュナーベルのベートーヴェン・ソナタでしたが、この2曲はインテンポ気味。

恣意的なところ無く、自然にソナタ2曲の美しさを引き出したなかなか素晴らしい演奏でありました。

小品も同様。

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ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第25番、第26番《告別》、27番、28番」シュナーベル

2011-12-20 23:28:55 | Weblog
今日は始発バスで家を出て22時迄会社。

明日もまた始発バス目標で行かなきゃ。

ですから、今日は超短め。

アルトゥル・シュナーベル(ピアノ)(DOCUMENTS盤)

25番は「かっこう」というあだ名もある小規模な作品。聴き馴染んでいる曲ではありませんが、シンプルで親しみ易い楽想のため、すんなり入って来ます。ベートーヴェンの中期にしては突然変異的な軽い曲ですね。

「告別」は久しぶりに聴きましたが、この辺りになると後期ソナタの高峰とも通じる深さがあることを再認識しました。

27番も良い曲と思いますが、後期曲の入口に位置する28番がやはり好きです。

シュナーベルのピアノはちょっとクセや技巧的な弱さを感じる部分もありますが、全体としてはまっとうな解釈で、今日もベートーヴェンのソナタを楽しく聴けました。

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ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第21番《ワルトシュタイン》、第23番《熱情》22番、24番」シュナーベル

2011-12-19 23:53:10 | Weblog
やはりと言いますか、遂にと言いますか、杉内もジャイアンツに移籍であります。

和田(16勝)、ホールトン(19勝)に続き、8勝の杉内と、今季88勝(これ自体驚異的ですが)の内ほぼ半分の勝ち星を挙げた主力3人が来期は居なくなります。

FAで帆足(9勝)を取りましたが、いずれをもエースと呼べるような3人の抜けた穴は大きく、来期のホークスは大幅戦力ダウンと見るのが一般的かもしれません。

しかし、大丈夫!なのであります。

先発に転向後も大活躍した摂津、急成長した山田、岩嵜に、大場、大隣に移籍の帆足。

巽、川原辺りも来期は活躍してくれそうだし、新垣の復活も期待。金、陽のアジアコンビもやってくれるはずです!

勿論、中継、抑えは万全。

打線で川崎の穴は今宮辺りが埋めてくれますって。

来期も日本一ダ!

ホークス愛なのであります。

アルトゥル・シュナーベル(ピアノ)(DOCUMENTS盤)

今日は、人気ソナタの入ったディスク。

「ワルトシュタイン」、「熱情」、第24番「テレーゼ」と比較的地味な第22番。

シュナーベルのベートーヴェンは奇を衒わない正統的なもの、という印象がありましたが、「ハンマークラヴィーア」の第1楽章でもそうでしたが、「ワルトシュタイン」の両端楽章も速い箇所は快速で駆け抜け、情熱的なところを見せます。

地味目の22番もメリハリを付けて面白く聴かせてくれますし、「熱情」も文字通り内に秘めた情熱を感じます。愛らしい「テレーゼ」も美しい。

決して、ヴィルトゥオーソタイプでは無いし、指が回っていない感じのところもありますが、外面的効果に走らない真摯な演奏で、約80年後の現代にも十分通用する立派なベートーヴェンです。

さすが、「ベートーヴェン弾き」として鳴らしたピアニスト、ベートーヴェン愛!を感じます。

それにしても、太古録音にも関わらず、聴くたび驚く良い音。

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バッハ「イタリア協奏曲、半音階的幻想曲とフーガ」他、ティーポ

2011-12-18 22:49:56 | Weblog
不思議な猫を見ました。

銀座の歩行者天国で眠り猫を。

人だかりしていたので、一体何があるのだろう?と、野次馬根性で覗いてみたら写真の姿。

4匹の猫が石の柱の上に重なって寝ています。時々少し動くので、死んでいたり偽物では無いことは確か。

「眠り猫 銀座」とかで検索すると、色々情報が載っていますね。

今まで知らなかったのですが、数年前から発生している現象のよう。

YouTubeに動画も載っています。

ネットの画像の猫は、今日見たのとは別で、出現場所も色々の様子。

訓練された猫がパフォーマンスでやっているのなら凄いけど、睡眠薬とか飲まされているのだとしたら可哀想です。

マリア・ティーポ(ピアノ)(EMI盤)

先日聴いた「ゴルトベルク変奏曲」との2枚組。

1.カンタータ第147番より「主よ、人の望みの喜びよ」(マイラ・ヘス編曲)
2.半音階的幻想曲 ニ短調 BWV903
3.W.F.バッハの曲集による前奏曲から BWV924~928,930
4.6つの小前奏曲 BWV933~938
5.6つの小前奏曲 BWV939~943,999
6.フゲッタ集 BWV961,952,953,902,902a
7.前奏曲とフゲッタ ニ短調 BWV899
8.前奏曲とフーガ ホ短調BWV900
9.前奏曲とフーガ イ短調BWV895
10.イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971

古楽器演奏と比べればロマンチックなバッハだけれど、1986~1990年のこの録音は、流石に大時代的な濃厚な味付けなどの筈は無く、透明で柔らかいピアノには好感が持てます。

柔らかなタッチながら、音の粒が明晰で美しく、D.スカルラッティのソナタなどでも評価を得ているというのもさも有りなんと思えます。

イタリア協奏曲は、もっとダイナミックな表現でも良いようにも感じますが、清潔で爽やかなこの演奏は聴き飽きせず永く愉しめそうです。

マリア・ティーポ、なかなか素晴らしいピアニストを知りました。

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