golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「ピアノソナタ第30番、第31番、第32番」バレンボイム

2013-05-30 23:17:30 | Weblog
ホークス職人打者列伝。

古くは、國貞。

以降、藤原、河埜、桜井、山本和範、佐々木誠、小川史など、ホークスには職人芸とも言える、ちょっと渋いけれど玄人好みの好打者がいるのが伝統の一つでしょうか。

昨日のジャイアンツ戦でホームランを打って勝利に貢献した長谷川などまさしくこの系譜。

真面目で練習熱心な長谷川選手には益々活躍して欲しいですね。

オープン戦で頭蓋骨骨折という大怪我をしたのに、ちゃんとシーズンに間に合わせて活躍しているというのも脅威的であります。

ところで、一方の投手は「速球派が殆どいない!」というのもホークスの伝統でした。

140Km/h以上を常時投げるピッチャーはホークスにはいない!とさえ確信していた時代もありました。

ところが、現在は、千賀、岩嵜、ファルケンボーグ、五十嵐、武田といった150Km/hを超える剛球を持つ投手が一軍で活躍しているし、川原や星野なども一軍に顔を見せています。

ピッチャーも凄い選手が揃っているんだから、何とか首位に追い付いて、優勝、そして日本一になってくれ~!

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(EMI盤)

昔から私にとって、特別な存在の29番以降の4曲。

大好きなピアノ曲は色々あるけれど、その中でも最高峰と言って良いような存在。

最初に好きになったのは、大学生の時で31番でしたが、すぐに4曲いずれもが凄い作品だと気付きました。

(28番もこの仲間に入れても良いかもしれません)

いずれも深く格調の高い音楽ながら、しなやかな美しさの30番、ピュアな美しさの31番と甲乙付け難い大傑作ですが、中でもやはり最後の32番は超傑作。

第2楽章の別世界に誘われる感覚には格別なものがあります。

20代のバレンボイムの演奏は、若さに任せて弾き飛ばしているかというと決してそんな事は無く、落ち着いた真摯で、共感出来る解釈でした。

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バッハ「ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲」他、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団

2013-05-29 23:21:32 | Weblog
最近やっていない事。
(1)ゴルフ
(2)カラオケ

ゴルフは、コースは勿論、打ちっぱなしにもずっと行っていない。
全然上達しないので、ちょっと嫌気が差してしまった感じもあり。
会社では、もう止めてしまったのでは?などと言われてもいる。
そんなつもりでも無いのだが。
また、たまには練習しなければ。

カラオケは、2、3ヶ月前だったか若手の結婚パーティで持ち歌を無理やり入れられて、本当に久しぶりに歌ったくらい。

最近、全然レパートリーが増えていない。

今日帰り掛けにたまたま寄ったレンタル店に100円の中古CDがあったので、最新の人気グループの1枚を購入。

モスバーガーで、繰り返し聴いておりました。

何とか唄えるようにしなければ、歳に全く似合わないこのグループの歌を。

エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団(Virgin CLASSICS盤)

1.ヴァイオリン協奏曲BWV1056(チェンバロ協奏曲第5番より復元)
2.ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲BWV1060(2台のチェンバロのための協奏曲より復元)
3.ヴァイオリン協奏曲BWV1052(チェンバロ協奏曲第1番より復元)
4.フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲BWV1044

チェンバロ協奏曲として馴染んで来た3曲。

元々は、ヴァイオリンのための協奏曲だったということで、最近はその復元版で演奏されることも多くなって来ました。

確かに柔らかなヴァイオリンの方が曲調に合っている気も致します。

特に緩徐楽章の幸福感に満ちた調べなど。

また、BWV1052の情熱的な響きもクールなチェンバロの音よりヴァイオリンの方が合うかな。

暖かみのある穏当古楽器演奏で、気持ち良く聴けました。

三重協奏曲の方は、傑作揃いのバッハの協奏曲群の中ではちょっと地味な存在。

自身のチェンバロ曲やオルガン曲から旋律を転用した作品。

しかし、フルート、ヴァイオリン、チェンバロと音色の妙が愉しめる、これもまたバッハの偉大さを伝える音楽の一つであります。

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モーツァルト「レクイエム、アヴェ・ヴェルム・コルプス」P.ノイマン

2013-05-26 22:07:26 | Weblog
バスで駅まで行き、降りる際、定期が昨日で切れていることに気付きました。

慌てて、PASMOをタッチして支払う。

一瞬、チャージされていた残額が足りなかったかな?と思ったが、運転手さんが大丈夫だと言うのでそのままバスを下車。

降りてから、引き落とし額はいくらだったかな?とふと疑問に思う。

途中のバス停から乗り、(定期券はまだ有効と思っていたので)乗車時にPASMOはタッチしていない。

降車時に、運転手さんが引き落とし額の修正をしなければ、始発のバス停からの金額が引き落とされてしまう。

降りる時、急いでPASMOをタッチしたから金額修正する余裕無かったのでは?

たった70円ほどですが、損したような、もしかしたら金額修正されていて損していなかったかも?

微妙な感じです。(セコい奴!)

ダイアナ・モンタギュー(ソプラノ)、マイケル・チャンス(カウンターテナー)、クリストフ・プレガルディエン(テノール)、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(バス)、ペーター・ノイマン指揮コレギウム・カントゥジアヌム、ケルン室内合唱団(EMI盤)

澄んだ合唱を核に、古楽器が品の良い伴奏を付け、透明な独唱が歌う。

独唱者も良い意味で色が無く、ソプラノ~バスまでが同質に響くのがこの演奏に於いてはとても好ましい。

非常にすっきりしたモツレクでありながら、暖かみがあり、盛り上がりもあって静かな感動に導いてくれる。

これは素晴らしい演奏です。

久しぶりに聴いた晩年の名品「アヴェ・ヴェルム・コルプス」でも静謐で純度高い演奏を聴かせてくれます。

このペーター・ノイマンによるモーツァルトのミサ曲全集は、曲、演奏ともに最近入手したBOX物の中でも出色の出来でした。

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ベートーヴェン「ピアノソナタ第28番、第29番《ハンマークラヴィーア》」バレンボイム

2013-05-25 22:14:10 | Weblog
う~ん、またもエース攝津が打たれて負け。

どうも嫌な感じの今シーズンのホークス。

ようやく打線が上向いて来たかなと思うも、どうも投打が噛み合わない。

しかも、今日は上位のロッテ、楽天、西武の3チームがいずれも勝利。

まだまだ5月だというのに、今シーズンの行方が大変心配です。

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(EMI盤)

一枚ずつ楽しみに聴いて来たバレンボイムのベートーヴェンも、最愛の後期曲群まで来ました。

後期の入口に位置する28番は、自在な美しさでベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも特に好きな曲の一つです。

そして、後期ソナタの中でも32番と並ぶほど愛する「ハンマークラヴィーア・ソナタ」。

特に、第3楽章の深遠かつロマンチックで絶妙な世界が堪りません。

但し、バランス良くまとまっている28番などと比較すると第3楽章の崇高な美しさが突出しているが故に、演奏によっては全体の統一感が損なわれてしまったりします。

20代の若き日のこのバレンボイムの演奏も、若さが弾け過ぎて荒らさを感じてしまうのがちょっと残念であります。

勿論、高水準の演奏ではあるのですが。

やはり、演奏の難しい曲なのだろうと思います。

後年の再録を聴いてみたいところです。

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モーツァルト「クラリネット協奏曲、協奏交響曲K297b」マイヤー、フォンク

2013-05-23 22:54:48 | Weblog
小腹が空いたのを我慢出来ず、ついつい何か食べてしまうのがいけないことは分かっているのですが…。

今日も仕事が遅くなりそうだったので、立ち食い蕎麦などを。

自宅に帰ってからも夕食を採るのですが。

カロリーゼロでお腹の膨れるゼリー系など、何か良い物を探さねば。

昨日も、月例のメタボチェックの電話があったことでもありますし。

ザビーネ・マイヤー(クラリネット)、ディートヘルム・ヨーナス(オーボエ)、ブルーノ・シュナイダー(ホルン)、セルジオ・アッツォリーニ(ファゴット)、ハンス・フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデン(EMI盤)

「自分の葬式に掛けて欲しい人気(?)曲」となると、たぶん昨日のフォーレのレクイエムなどがトップクラスになるのではないかと想像しております。

しかし、このモーツァルトのクラリネット協奏曲などもお薦め(?)であります。

この世のものとは思えないほどの澄んだ美しさと完全性には感動を通り越した戦慄さえ覚えます。

マイヤーのこの演奏は、この曲が内在する「怖さ」の表出という点ではちょっと違うかもしれませんが、素直にクラリネットの音の美しさを持ってモーツァルトの音楽に奉仕している印象があり、これはまたこれで素晴らしい演奏です。

それにしても、いつ聴いても凄いと思うモーツァルト最高傑作の一つ。

「協奏交響曲」の方は、何の心配事も屈託も無い喜ばしい音楽。

嬉々とした木管の音と弦楽の絡みの幸福感はモーツァルトの音楽を聴く極上の楽しみの一つ。

シュターツカペレ・ドレスデンのビロードの弦の上で独奏楽器群が伸びやかに奏でています。

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フォーレ「レクイエム、ラシーヌの雅歌」プラッソン

2013-05-23 07:44:36 | Weblog
昨日の明け方、ふくらはぎがつりました。

暑くなって来たので、布団を殆んど掛けずに寝ていたのがいけなかったのでしょうか?

昔は、寝ていて足がつるということは無かったのですが、近年何回か経験したので、慌てず余計なことはせずに痙攣が収まるのを待ちました。

しかし、起きてからも終日ふくらはぎがちょっと痛かったであります。

原因が「カリウム不足」と何かで読んだ記憶があったので(正しいのか分かりませんが…)、会社の売店で成分にカリウムが含まれているお菓子などを探したのですが、残念ながらナトリウムは殆んどのものに入っているのに、カリウム入りはありませんでした。あっても「カルシウム入り」。

まあ、カルシウム入りは売りになっても、カリウム入りを狙って買う人はまずいないでしょうからね。

帰宅して夕食時にカリフラワーを食べましたが、これには含まれているのでしょうか?

バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、ジョセ・ヴァン・ダム(バリトン)、アルレット・アミエル(オルガン)、ミシェル・プラッソン指揮トゥールーズ・キャピトール管弦楽団、サン・セバスチャン合唱団(EMI盤)

かなりゆったりとしたフォーレ、レクイエム。

今までに聴いた演奏の中で最も遅いのではと感じました。

ゆったりとしているだけに、非常に丁寧に音を紡いでいて敬虔で、また合唱も柔らかい美しさで好感度の高い演奏。

独唱では、ヘンドリックの上質な声も曲に合っていますが、遅くて歌いにくいようにすら感じました。

演奏によっては、時として構成力の弱さを感じる曲ですが、遅さが逆に安定感を与えて、全体としては良い印象の演奏でした。

ところで、昔から聴き馴染んでいた「ラシーヌの雅歌」ですが、作曲者18歳の時の作品だったのですね!

髭面の歳いった肖像画イメージのフォーレですが、若い頃から才能を発揮していたことに改めて思い至りました。

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リスト「クリスマス・ツリー、灰色の雲、悲しみのゴンドラ、葬送前奏曲、別れ」他、クリダ

2013-05-21 22:08:58 | Weblog
将来、「Web歴史学」や、更に遠い先には「Web考古学」のようなものも登場するのかなあ?

昨夕、立ち寄った先でたまたまトークショーがあったので聞いてみました。

Webや雑誌などに携わる方のトークでしたが、本題とは関係無く冒頭のような事を考えながら聞いておりました。

歴史の証拠物件としては、証人の居る現代史を別にすれば、記録としての書物が重要な役割を担っているではないですか。

とすれば、百年後、千年後、一万年後…には現在のWebに残された各種情報が、20世紀末~21世紀初頭の歴史をひもとく有力な材料になるのではないか。

過去の膨大なアーカイブデータを検索して情報を発掘するのが歴史学者の大きな仕事になったりして。

フランス・クリダ(ピアノ)(DECCA盤)

1.クリスマス・ツリー
2.灰色の雲
3.悲しみのゴンドラ
4.リヒャルト・ワーグナー~ヴェネツィア
5.葬送前奏曲
6.別れ(ロシア民謡)

「クリスマス・ツリー」は、リストが孫娘のために作曲した12曲から成る作品集。

シンプルな造りながら、リストじいちゃんの優しい眼差しを感じる作品。

しかし、彼の晩年の曲に共通する寂寥も。

虚無的で調性感の妖しい「灰色の雲」や「悲しみのゴンドラ」などに、最近とても趣味を感じております。

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C.シュターミッツ「クラリネット協奏曲第1,7番、クラリネットとファゴットの為の協奏曲」他、マイヤー

2013-05-20 23:48:02 | Weblog
あったらイイな、「クラシックファミレス」。

今日のCDを聴きながら、ふと思いました。

このカール・シュターミッツ(1745~1801)の曲などは、コンサートホールとかではなく、王侯貴族の城などで食事や談笑のBGMとして使われたことが多かったのでしょう。

とすれば、現代の我々も同じような楽しみ方をしても良いのではと。

最近は非常に珍しくなりましたが、「クラシック喫茶」というのもあります。

昔何回か行ったことがありますが、クラシックを聴ける喫茶店というクラヲタにとっては嬉しい空間の反面、ちょっとでも音を立てたらギロっと振り向かれたり、話でもしようものなら即座に怒られそうな緊張の環境でもありました。

もっと気楽に、お喋り自由でクラシックが終日流れているようなファミレスとかあったら良いのだけれどな。

今月はモーツァルト、来月はショパンといった具合にテーマが決まっていて、メニューと一緒に、流れる音楽の時間帯別プログラムが各テーブルに置いてある。

そして、週一くらいは、若手演奏家のコンサートも。

競合激しい外食業界にあって、これがファミレス価格で実現出来たら大きな差別化になるのでは。

どこかのチェーンで実現してくれないかな?

こんなお店が全国津々浦々に出来たら、クラシック・ファン層が拡がるでしょうに。

ザビーネ・マイヤー(クラリネット、バセット・ホルン)、セルジオ・アッツォリーニ(ファゴット)、アイオナ・ブラウン指揮アカデミー室内管弦楽団(EMI盤)

1.クラリネット協奏曲第1番 ヘ長調
2.クラリネット協奏曲第7番 変ホ長調
3.クラリネットとファゴットの為の協奏曲 変ロ長調
4.バセットホルン協奏曲 変ロ長調

もし、モーツァルトが晩年ではなく若い頃にクラリネット協奏曲を書いていたら…。

メロディラインなどモーツァルトとは違うかなと思う所も勿論ありますが、クラリネットを十二分に歌わせ、伸びやかで明るく自然な音楽は若いモーツァルトの姿と重なるものもありました。

より低い音域のバセットホルン協奏曲や、ファゴットとの合わせもあり、音色の違いも楽しみました。

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ベートーヴェン「ピアノソナタ第24番《テレーゼ》、第25番、第26番《告別》、第27番」バレンボイム

2013-05-19 20:50:12 | Weblog
午前中、用事で外出していましたが、車のラジオで聴いた名指揮者ハンス・シュミット=イッセルシュテットの演奏が良かったですね。

買い物などで乗り降りしていたため、通しで聴いた訳ではなく、何れも部分聴きでしたが、ドヴォルザーク、レーガー、ワーグナー、ベートーヴェンと、ドイツ物を中心に質実剛健、重厚な、これぞ往年のドイツの指揮者という演奏を聴かせてくれました。

久しぶりにワーグナーも色々聴きたくなったし、晦渋なイメージが強く殆んど聴いていないレーガーにも興味を持ちました。

そして、イッセルシュテットのベートーヴェン交響曲全集も欲しくなりました。

激安BOX化されないかなあ~。

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(EMI盤)

1枚ずつ聴き続けて来ているバレンボイムによるピアノ・ソナタ全集も、最後から3枚目。最愛の後期曲に近づいて来ております。

先日、昔買ったブレンデルの「ハンマークラヴィーア・ソナタ」のLPのカップリング曲が11番のソナタだったように書きましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/ae25f539b638cd4555719aa8a4634a73?guid=ON)、たぶんこれは間違いですね。

LPの収録時間的にも、24番「テレーゼ」の方だったように思います。

(このLPは今でも手元にあるのですが、整理が悪くて探すのが面倒(笑))

この「テレーゼ」は、短くも優しく澄んだ味わいが後期の傑作群にも通じて好きです。

25番も規模は小さくソナチネの類ですが、親しみ易く愛らしくも簡素な美しさに満ち、傑作揃いのベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも決して看過出来ない存在です。

「悲愴」と並んでベートーヴェン自身がネーミングした稀な存在の「告別」。

深みと華麗さを兼ね備えた名作ですね。

タイトルこそ無いものの深い情感と歌うメロディが素晴らしい27番。

今日の4曲辺りになると、後期曲の香りもどこか聴き取れるのが嬉しいです。

バレンボイムの演奏は、細部にはあまり拘らず若さに任せて弾いていますが、音楽の流れを大切にしている印象があり好ましいものです。

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バッハ「マタイ受難曲」レオンハルト

2013-05-18 21:26:58 | Weblog
今日は、ほぼいつも通りの時刻に家を出て休日出勤。

普段なかなか出来ない、半分趣味入ってるだろ!という感じの仕事を昼過ぎまで。

いつも通りの1,000円チェーンで散髪を済ませた後、夕方までマックで資格試験の勉強。

エース攝津が打ち込まれ、ホームラン4本を打つも逆転出来なかったホークス。

負け試合で、試験勉強に身が入らず。

(勝ったら勝ったで身が入らないくせに)

クリストフ・プレガルディエン(テノール、福音史家)、マックス・ファン・エグモント(バス、イエス)、クリスティアン・フリークナー、マクシミリアン・キーナー(ボーイソプラノ)ルネ・ヤーコプス、ディヴィッド・コルディア(カウンターテノール)、マルクス・シェーファー、ジョン・エルウィス(テノール)、クラウス・メルテンス、ペーター・リカ(バス)、グスタフ・レオンハルト指揮ラ・プティット・バンド、男声合唱団、テルツ少年合唱団(Deutsche Harmonia Mundi盤)

「もっと日常的にマタイを聴こう!運動」の実質第12弾。

メンゲルベルク、ダウス(抜粋)、マウエルスベルガー、クレオバリー、グッテンベルク、ラミン、ガーディナー、リヒター旧盤、鈴木雅明、ヘレヴェッヘ新盤、ダウス(全曲盤)、リヒター新盤に続き、名盤の誉れ高いレオンハルト盤。

全然、日常的に聴けていない久しぶりのマタイであります。

真摯なレオンハルトによる真摯なマタイ。

押し付けがましさなど一切無く、じわりじわりと悲しみと慈愛が広がって来る演奏。

プレガルディエンの澄んだ寂寥を感じるエヴァンゲリストが素晴らしいし、エグモントの優しいイエス、ヤーコプスの美声と役者が揃っているし、ラ・プティット・バンドの穏健ピリオド演奏も波長が合っている。

ボーイソプラノが若干弱く感じなくも無いが、やはりこれは一つの規範と言うべき名演ですね。

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