golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「トッカータ」アスペレン(第1回クラシックソムリエ検定受験)

2012-09-30 20:35:43 | Weblog

受けましたオヤジギャグ!、じゃなかったクラシックソムリエ検定。

クラシック音楽に関しての知識を問う、今回初めて開催されたまさにクラヲタ向けの検定試験。

作曲家や楽曲、楽器などに関する4択のマークシート問題が100問で、制限時間は1時間。

会場は、三軒茶屋の昭和女子大。

受験者数は、写真の受験番号から推測すると900数十名。(私の受けた教室は殆ど欠席者ありませんでした)

年齢層は結構高く、近年受けたいくつかの試験の中では唯一と言って良いほど、「オッサンで浮いてしまうことなく(笑)」、安心して試験に臨めました。

ちょっと見渡したところ20代~60代くらい、平均で40前後という雰囲気でしょうか?

今回は、「エントリー級」だった(この級のみ開催)こともあり、クラヲタであれば簡単に答えられる問題が多くありました。

しかし、1回半読んだ専用のテキストで初めて知ったエピソードもいくつかあり。

7、8問迷った所がありますが、まあ90点は取れているかな。

平均点も結構高そうですが。

試験終了後、駅に向かって歩いていたら、「味噌一」を発見。

激辛味噌ラーメンの店(勿論、普通のラーメンもあり)で、蒙古タンメン中本とはまた違った味わいで好きなお店。

最も激辛の「爆発」を太麺にて注文。(いつもながらの添付のブレ・ボケ写真をご参照ください)

唐辛子たっぷりですが、味噌がそれをマイルドに包んでお腹にも優しい味わい。(注、素人さんには相当な激辛と思います)

辛さ的には問題ありませんが、吹き出す汗と流れ出る鼻水(汚いって)は如何ともし難い。

「爆発」の下の辛さで「火吹き」というのがありますが、これ共々「汗拭き」に改名して欲しいほど。

しかし、汗を拭きつつ、鼻をかみつつ完食。

その後、父親が出品している書道展を鑑賞し、ちょっと飲んで、台風が酷くなる前に早目帰宅。

昨今の情勢で、「後援:中国大使館」がどうなっているかと思いましたが、予定通り後援はされていたとのことです。

ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)(Virgin CLASSICS盤)

【問題】バッハの次の曲集の内、構成されているのが6曲で無いものはどれでしょうか?
(1)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、パルティータ(ソナタとパルティータの合計)
(2)無伴奏チェロ組曲
(3)トッカータ
(4)ブランデンブルク協奏曲

バッハの鍵盤楽器曲の中でも、このトッカータ集(BWV910~916)は比較的地味な存在でしょうか。

今まで音盤持っていたかな?

若かりしバッハの作。

「試し弾き」といった意味合いに由来する即興的な作品ですが、フーガもその中に含んでいたりと(タイトルを「トッカータとフーガ」にすれば良いのでは?とも素人的に思ってしまうが)、なかなか意欲的、情熱的な作品群。

鍵盤を叩き付けるような熱い曲が並んでいて、「爆発」や「火吹き」といったタイトルにしたら、もっとメジャーになったのでは、とふと思いました。

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ドビュッシー「海」ミュンシュ

2012-09-29 23:46:00 | Weblog
もっと早くから作って置かなきゃいけなかったのだけれど…。

今日は大学同窓会の役員会。来月の総会に向けた最後の準備打合せ。

会計の私としては、総会時の決算報告に向け、取り敢えず現時点の報告書を作成し、内容確認を諮からねばならない。

規模の小さい支部同窓会でもあり、前任の方から引き継ぎ継続使用している帳簿は手書き。

この帳簿から決算書を起こすのは、前の雛型もあり難しいことではないが、交通費や通信費など細々した費用発生もあり作業としてはちょっと面倒。

この為、EXCELに入力して、項目毎に集計することにする。

先週末、何だかんだで出来なかったので、昨日早く帰宅してやろうと思っておりました…。

ところが期末最終日で簡単な打ち上げがあって、ちょっとアルコールを飲んでしまったし、その後も残務処理で帰宅が遅くなって出来ず。

今朝早く起きようかと思ったが、今週はずっと寝不足が続いた為起きれず。

それでも、午前中から、夕方の役員会に向けての作業開始。

2時間か3時間もあれば出来るだろう、十分開始時刻に間に合うと思ったのであります。

ところが、いくつものハードル出現。

まず、PC。

私が普段使用している古いノートPCを何故か娘が学校へ持って行ってしまっている。娘のPCの方が軽くて性能も良いのに。

それで、娘のPCで作業。

ところが、慣れないWindows7。

ちょっとしたことでも操作に戸惑い、作業性が低下。

更にEXCELのバージョンが違うのが致命的。

操作を間違え間違えで、更に作業が減速。

細かな入力ミスなどで数字が合わない所の確認修正も済み、さあ印刷しようとすると、今度はプリンターがインク切れ。

買いに出なければならないけれど、車は買い物でカミサン使用中。

電話して早目に戻って貰う。

近所のディスカウントショップでインクを調達し、現時点での決算書を完成させる。

結局、役員会には1時間半遅刻。m(__)m

(写真は、これとは全く関係ありませんが、昨日近く迄行った新装オープン間近の東京駅)

シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(SONY盤)

大好きな「海」を懐かしい音源で聴いてみました。

遥か昔、社会人になった頃、カセット式のウォークマンが発売されました。

当時、これは大革命。

今まで室内でしか聴けなかった音源がどこにいても聴けるようになったのですから。

しかし、CDが出る前で、悲しいかなカセットテープ式。

何回も再生している内に、テープが伸びてしまったり、最悪テープが絡んだりして駄目になってしまう場合も。

そんなリスクがあるので、録音されたカセットを買うことは稀で、FMからのエアチェックが中心でありました。

勿論、いくつかは購入致しました。

その一つが、ミュンシュの「海」。「夜想曲」とのカップリングでした。

当時、数少ないカセット録音物を何回も繰り返し聴いたものです。

その懐かしい音源。

久々聴くとやはりこれはミュンシュの音楽。

ドビュッシーらしい柔らかは勿論あるのですが、重心やや低めでトゥッティでは力強く迫力も。

今となっては録音が古い所為もありますが、細部を磨き上げるのでは無く、太筆で大胆に描いた海。

記憶の中の演奏と少し違いましたが、これもまた海の一つの見事な表現と思います。

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チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」他、オイストラフ、コンヴィチュニー他

2012-09-29 06:39:36 | Weblog
「川下」じゃあなくて、これは「風上」だよなという印象。

一昨日夜、開店初日の新宿「ビックロ」に寄ってみました。

ビックカメラとユニクロの複合店舗。

話題のお店とあって凄い人。レジやエスカレーターも行列で、通勤時間帯のターミナル駅の感じでした。

やはり初日に行った渋谷の「ヒカリエ」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/4576214a5069296086c4032b2ab4449e)でも似た印象がありましたが、大規模小売店が街を変え、トレンドを作り出している。

商品の流通で、昔から「川上」、「川下」という例えが良く使われます。

メーカーが川上で、小売業が川下。

メーカーが作ったものが、中間の卸(川中)を通って、川下の小売業から消費者に渡るイメージ。

作れば売れた高度成長時代はこれがピッタリ当てはまりました。

黙っていても、川は上流から下流に流れて行きますからね。

しかし、ご存知の経済環境下。

メーカーと小売業の位置関係が逆転してしまいました。

川上ならぬ「風上」に居る小売業が消費者からの風を受け、その情報を中間流通を経て(或いは中抜きして)「風下」に流す、そんな構図になったのかと思います。

或いは、風上の小売業が「風を起こす」=トレンドを作り出す。

そして、中間流通やメーカーがその風を受けて商品に反映。

勿論、「完全中抜き」とも言える、風上が直接作ってしまうプライベートブランドといったものもあります。

メーカーと小売業のポジションが変わっただけでなく、放っておいても自然に流れる「川」から、無風もあるし暴風もある「風」に変化。

また、運ばれるものが、川の時代には「モノ(商品)」というハードウェアだったのが、風の現代は「情報」というソフトウェアに。

ビックロを覗いて、ふとそんなことを思いました。

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、フランツ・コンヴィチュニー指揮シュターツカペレ・ドレスデン(チャイコフスキー、1954年録音)、ダヴィド・オイストラフ、イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン、ヴィエニャフスキ、1957年録音)、ダヴィド・オイストラフ、イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)、フランツ・コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス管弦楽団(サラサーテ、1957年録音)(MEMBRAN盤)

1.チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」
2.ヴィエニャフスキ「エチュード・カプリース」より、第2、4、5番
3.サラサーテ「ナヴァーラ」

苦手系作曲家のチャイコフスキーですが、例外的に好きな曲はいくつかあります。

その中でも筆頭格の大好き作品がヴァイオリン協奏曲。

数多いヴァイオリン協奏曲の中でも極めて上位に位置し、「私的三大ヴァイオリン協奏曲」は、ベートーヴェン、バッハの3曲(←ずるいと言わないこと(笑))とチャイコフスキーであります。

ロマンチックですが、ただ甘美なだけでない骨太さもあり、技巧的なヴァイオリンも快感な音楽。

刷り込みは、オイストラフの古いSP録音からの復刻LP。

曲の特徴とオイストラフのヴァイオリンがピタッとはまったのも、この曲の好印象の大きな要因だったのでしょう。

こちらの録音は、モノラルと言えど、そのSP録音よりはずっと良い音。

コンヴィチュニーの甘美さを排した重戦車のようなオケに載って、野太いはずのオイストラフのヴァイオリンが不思議に甘口に聴こえます。

40代半ばの脂の乗り切ったオイストラフの演奏は聴き応え十分。

やはり、この曲好きだなあ~。

後年、オーマンディと入れたステレオの定盤は持っていないので是非入手せねば。

カップリングのヴァイオリン2挺によるヴィエニャフスキの曲と、ヴァイオリン2挺にオケ伴奏のついたサラサーテの曲はたぶん初めて聴きましたが、ヴァイオリンの面白さを再認識させてくれました。

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1735回N響定期(9/26サントリーホール)モーツァルト交響曲1、41番、ハイドン交響曲102番、プレヴィン

2012-09-28 00:02:10 | Weblog
琥珀色の音。

昨夜は、minaminaさんのご厚意でチケットを頂戴し、コンサートに行って参りました。

しかも、1階のS席という素晴らしいロケーション。

アンドレ・プレヴィンの指揮で、モーツァルトの最初と最後とハイドンの102番という交響曲3曲のプログラム。

モーツァルトの第1番は、8~9歳時の作品。

激安BOXのアリゴーニ指揮の全集で聴いてはいるけれど、はてどんな音楽だったか…?

弦楽合奏にオーボエ2、ホルン2が加わるシンプルな構成で、弦楽四重奏を拡張したイメージですが、ちゃ~んと交響曲としての完成体となっていて、改めて思うモーツァルトの天才。

プレヴィンの優しい眼差しを感じる演奏でありました。

2曲目は、普通プログラムの最後に来そうな「ジュピター」。

編成が大きくなり多彩になった分、プレヴィンのまろやかな音楽は、より特徴を増す。

大好きな作曲家のメシアンは、音楽から色を感じたと言われていますが、プレヴィンのモーツァルトは「琥珀色」。大人の音楽であります。

長年醸成され熟成した音楽は、鼻にツンと来る刺激臭など全く無く上質でまろやか。

ピリオド演奏に慣れてしまった耳ですが、現代楽器による厚手のモーツァルトともまた路線の違ったプレヴィン独特の音楽。

最後のハイドン102番は、機知に富んだハイドンらしく刺激がもう少し欲しい気もしましたが、弦は勿論のこと、2、3楽章の管楽器の絡みが美しかった!

歩くのも辛そうで介助の方に支えられて舞台の袖と指揮台を往復したプレヴィンさんでしたが、素晴らしい響きを聴かせて頂きました。

アフターコンサートは、会場近くのコスパ最高のお店。

写真の「2時間飲み放題」コースを選択したら、コンサート終了後から飲み始めたという時間感覚を失い、ついつい長居してしまいました。

minaminaさん、遅くまで付き合わせてしまい、申し訳ありませんでした。

そして何より、素晴らしいコンサートを有難うございました!

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バッハ「ゴルトベルク変奏曲」アスペレン

2012-09-26 18:14:56 | Weblog
今年初めてかな、という秋らしい1日。

と思ったら、午後はちょっと暑かったです。

まあ、これから1日1日秋らしくなって行くのですね。

今日は遅くなるので、短いですが、これにてUP。

ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)(Virgin CLASSICS盤)

オランダのチェンバロ奏者アスペレンのバッハ6枚組が出たので買ってみました。

以前から、ゴルトベルクとトッカータの2枚組廉価盤が出ており聴いてみたいと思っていたディスク。

レオンハルトに師事したアスペレンは、ラ・プティット・バンドなどでも活躍しているから、その音は聴いている訳ですが、独奏は初めてかもしれません。

非常にゆったりとアリアが弾き出されます。

全曲で80分弱の遅めのテンポ。

ちょっと冗長ではとの懸念もありましたが、端正な中にも色々と味付けが施されており飽きさせません。

主旋律と他声部の対比が鮮やかで、チェンバロらしい煌びやかな響きも十分。

歯切れの良い第5変奏、冒頭和音の荒々しい第16変奏、愛らしい表情の第19変奏などアクセントも適度に利いて、約80分を長く感じさせません。

名演数多ある中で、地味目な存在のこの録音、大人し目の演奏を想像しておりましたが、意外に個性的でもありとても楽しめました。。

爽やかな秋の日に相応しいディスク。

これからも時々聴きたい一枚でもあります。

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ドビュッシー「ボードレールの5つの詩」アップショウ、レヴァイン、「選ばれし乙女」他

2012-09-25 23:33:09 | Weblog
また、「そして誰も居なくなった」パターンかあ~。

10月は世間並に組織変更と異動の季節。

1年半前だったでしょうか、ある案件を前任から引き継ぎましたが、関係者の殆どが異動したり、定年退職したりで、しかも引き継ぎ早々からいくつかトラブルが重なって苦労した件がありました。

今回も、キーマンの内、2人が退社、1人が全く別部署に異動で、その件に直接的に関わっているのが私だけになってしまう件が先日判明。

今日も、別の重い案件でキーマン1人の異動を知る。

まあ、こちらは後任も良く知った人だし、大きいプロジェクトで関係者も多いのでまだ大丈夫ですが、前者は少人数でやっている件なのでちょっと心配。人数少ない割には、規模も大きいし課題もあるし。

でも、まあ何とかなるっしょ。(深く考えない性格)

1.シャルル・ボードレールの5つの詩
ドーン・アップショウ(ソプラノ)、ジェームズ・レヴァイン(ピアノ)
2.華やかな稼 第1集
3.ビリティスの歌
フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾソプラノ)、マーティン・カッツ(ピアノ)
4.海はさらに美しく
5.牧神
6.もう家もない子供たちのためのクリスマス
アイリーン・ファレル(ソプラノ)、ジョージ・トロヴィロ(ピアノ)
7.カンタータ「放蕩息子」~アリア「来る年も来る年もむなしく」
レオンタイン・プライス(ソプラノ)、フランチェスコ=モリナーリ・プラデッリ指揮RCAイタリア・オペラ管弦楽団
8.カンタータ「選ばれし乙女」
ドーン・アップショウ(ソプラノ)、エサ=ペッカ・サロネン指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック
(SONY盤)

アップショウの歌う約25分の「シャルル・ボードレールの5つの詩」と約20分の「選ばれし乙女」が特に印象に残りました。

アップショウの透明で柔らかな美声の為も大きいでしょうか。

ともに、ドビュッシー初期の作品で、Wikipediaに拠れば、ワーグナーの影響を受けている由。

道理で、後者などR.シュトラウスなどの後期ロマン派のオーケストラ伴奏歌曲を少しさらりとした感じを受けました。

勿論、他の曲も含め、歌曲も良いな!と思うドビュッシーであります。

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メシアン「鳥のカタログ」ムラロ

2012-09-23 21:55:55 | Weblog
体調不良かな?

久しぶりに蒙古タンメン中本を食す。

初訪問の亀戸店。

上板橋本店、池袋店、目黒店、渋谷店、御徒町店、吉祥寺店、高円寺店に次ぐ、私としては8つ目の訪問店舗。

新聞屋さんにチケットを貰った、両国の江戸東京博物館で開催されている「二条城展」が本日最終日のため、チケットを無駄にしても勿体ないため見学に出向く。

年月を経て色褪せてしまってはいるが、見事な襖絵が多数。

CGで、城内の部屋の様子が襖絵の色彩も含め再現されていましたが、美しい自然を描いた絵に包まれた城内は、意外に平和な雰囲気だったのかなと思いました。

さて、中本亀戸店。

例によって、写真の「冷やし味噌ラーメン」を麺超大盛でオーダーする。

標準の量じゃ足りないからと、ついつい麺を大盛にしてしまうのですが、この冷やし味噌のような「つけ麺」タイプだとこれは良くないかなと思いました。

冷やし、とは言っても、冷たいのは麺だけで、つけ汁は熱いのです。これが麺の量が多いと段々に冷めて来て美味しくなくなってしまう。

これは、幾多の中本訪問で理解していたつもりでしたが、久々で失念しておりました。

麺を大盛にするよりは、定食を付けた方が良いな。

【用語解説】蒙古タンメン中本の「定食」とは、小ぶりの麻婆ライスのことで、ラーメンだけじゃちょっと足りないなと思う人が頼む定番のメニュー。喫茶店の「モーニング」と同じようなものである。(ちょっと違うんでねえの)

さて、その冷やし味噌ラーメンですが、久しぶりだったせいか、食べる前に水を飲み過ぎたのがいけなかったのか、つけ汁が冷えたせいか、はたまた体調不良か、完食出来ず。

麺を少しとつけ汁を残してしまいました。

その後、マックで2時間ほど、来週に迫った「クラシックソムリエ検定」のお勉強。(テキストをボケっと読むだけですが…)

ロジェ・ムラロ(ピアノ)(ACCORD盤)

大好きな「鳥のカタログ」、評判良さげなムラロ盤を以前ディスクユニオンで発見し購入したものです。

ムラロは、一般的には知名度高くないかと思いますが、メシアンの奥さんにしてピアニストのイヴォンヌ・ロリオの弟子で、メシアン自身からも称賛されたという、メシアン直系とも言うべきピアニスト。

とても楽しみにして購入しましたが、勿体なくて(?)なかなか聴けずに置いてありました。

とてもキレの良い演奏。

この作品は、メシアンがフランス各地の多数の鳥の鳴き声を採譜してピアノでそれを模した7巻13曲からなる音楽。

非常に細かく速い鳴き声の部分など、指が廻り切れず端折っているように感じる演奏もありますが、このムラロ盤はとても鮮やかで鳥に聴こえます。

また、弱音部の美しさも特筆もの。

今迄、ウゴルスキ盤が凄いと思っていたこの曲集ですが、こちらも決して負けていない感じ。

図書館で時々借りて聴いたウゴルスキ盤ですが、今度是非入手してじっくり聴き比べねば。

なお、この難曲にも関わらず、このムラロ盤はライブ録音であります。(1999年)

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メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」オイストラフ、オーマンディ、ラヴェル「ピアノ三重奏曲」

2012-09-22 20:27:38 | Weblog
昨日は終業後、会社の某運動部の試合観戦。

残念ながら負けてしまいましたが、ビールなど飲みながらワーワー応援するのは心地良いものでした。

試合後、負けたやけ酒という訳でもありませんが、また飲みに。

遅い時刻から飲み出したことも忘れてついつい長居していたら、終電の2、3本前には乗れたものの、自宅最寄駅からのバスは既に終了。

久しぶりに、50分ほどの道のりを歩きましたがヘロヘロ。

運動不足を痛感致しました。

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(メンデルスゾーン、1955年録音)、レフ・オボーリン(ピアノ)、スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)(ラヴェル、1954~5年録音)(MEMBRAN盤)

メンデルスゾーンのこの曲の刷り込みはオイストラフ盤。

とは言っても、この録音ではなく、旧ソ連のオケと入れた録音。コロンビアの「ヒストリカル・シリーズ」という廉価盤LPでありました。

ただ、演奏自体は良いとしても、曲は長い間ちょっと苦手系でした。

甘過ぎるような気がして。

ですから、音源も殆ど持っておりませんし、聴く機会も少ない。

しかし、流石に三大ヴァイオリン協奏曲の一角を占める曲。ヴァイオリンの甘美な音と技巧、名曲であります。

LPのライナーノーツに、「オイストラフがまだ日本で知られる前、鋼のような強靭さと絹のような柔らかさを併せ持った凄いヴァイオリニストがソ連にいる、と囁かれていた」旨、書かれていたことを懐かしく思い出しました。

至言、と思われるこのメンデルスゾーンの演奏であります。

骨太で男性的、しかし響きに艶もあって。

この曲、なよなよした演奏だと甘美が過ぎてしまいますので。

モノラルですが、不都合を感じない録音です。

オーマンディとは、後にステレオでも収録しているので、そちらも是非聴いてみたいと思います。

ラヴェルのピアノ・トリオは初めて聴いたかもしれません。

バスク地方や中近東の音楽に影響されているそうで、異国情緒漂うちょっと不思議感覚の音楽。

一聴して気に入りました。

こちらはやや録音が悪く、良い録音の演奏をまた探してみたいと思います。

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バッハ「パルティータ第3、5、6番」ティーポ

2012-09-19 23:41:48 | Weblog
夕方のオフィスで、雲行きを見に窓際に行った一人が、「虹だ!」と叫びました。

私は真っ先に声の方へ。

確かに綺麗な虹が雲間に掛かっておりました。

他にも何人もが集まり、暫しの虹見物タイム。

何だか随分久しぶりに虹を見たように思います。

夕刻の一瞬の安らぎでした。

って、普段でも安らいじゃっているお前が言うなって。(笑)

マリア・ティーポ(ピアノ)(EMI盤)

バッハのパルティータでも、無伴奏ヴァイオリンの為の3曲と比較してこちら鍵盤楽器の為の6曲は聴く機会が少なく、CDも全曲盤はCD時代初期に購入したピノックによるチェンバロ演奏のみであったかと思います。

この曲集は、大好きなゴルトベルク変奏曲とも通じる落ち着いた風情と心の底から沸き上がる幸福感があって、結構好きなのですが何故か最近は聴いておりませんでした。

ティーポの演奏は、ロマンチックな香りを漂わせながらも明快で、「ナポリの女ホロヴィッツ」の異名に相応しいもの。

勿論、古楽器演奏とは様式が違いますが、ベト付かず爽やかで気持ち良く聴けました。

1991年録音のようです。

実は、1枚目の1、2、4番から聴き出したのですが、キズがあって途中で再生が停止してしまう。

ショップへ持って行って交換を依頼せねば。

面倒くさいなあ~。

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ドビュッシー「前奏曲集第1巻」クロスリー、「映像第1集、第2集」アントルモン

2012-09-18 23:15:12 | Weblog
すいません、またホークスです。

今日も勝ちました!

千賀(せんが)(と言ってもご存知無い方も多いでしょうが)に続き、今季育成選手から支配下登録された期待の若手投手、二保(にほ)が今日の先発。

二軍で11勝0敗の実績を引っ提げて一軍に上がり、中継ぎで2試合実績を積み、今日満を持しての先発。

3回で降板して勝ちは付かなかったけれど、良く頑張ってくれました。

次回は是非、勝利投手に!

それにしても、日ハムも強い。首位とのゲーム差3.5変わらず。

ポール・クロスリー(ピアノ、前奏曲集)フィリップ・アントルモン(ピアノ、映像)(SONY盤)

まだまだ暑い日々。

こういう時には、ドビュッシーのピアノ曲が一服の清涼剤になります。

前奏曲集第1巻は、前に聴いてとても良いと思った(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/57cee49b11ed6f7d6684974525564ac3)クロスリーのピアノ。

この人、イギリス人ですが、メシアン・コンクールで優勝したりとフランス物を得意にしているんですね。

印象派のドビュッシーですが、朧な響きではなくあくまでも明晰。それでいて、柔らかな雰囲気も醸し出す。

知的でありながら、詩的でもある演奏。

デルフィの舞姫/ヴェール/野を渡る風/夕べの大気に漂う音と香り/アナカプリの丘/雪の上の足跡/西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/とだえたセレナード/沈める寺/パックの踊り/ミンストレル、という12曲も素敵な標題ですよね。

映像第1集、第2集はアントルモンのピアノ。

第1集、水に映る影/ラモーを讃えて/運動の3曲と第2集、葉ずえを渡る風/そして月は廃寺に落ちる/金色の魚の3曲。

LP時代、ミケランジェリ盤が刷り込みかつ愛聴盤でした。

アントルモンのピアノも似た傾向はあると思いますが、ミケランジェリのクールで研ぎ澄まされたピアノと比較すると、血の通った暖かさを感じます。

とは言っても、これは昔のミケランジェリ盤の記憶に基づく印象。

CDで買い直してまた聴いてみたくなりました。

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