golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭5/3 、ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル

2009-05-04 22:18:20 | Weblog
2、3日前から左膝がちょっと痛くて…。

尿酸値がちょっと高いので、ビールを飲み過ぎたりすると膝や手足などの関節が痛くなったりすることがあります。

いわゆる痛風ってやつですね。

それほど激痛という訳では無く、たまに痛くなる程度なので、まあ痛風予備軍ってところでしょうか。

ビョールン・イェーフヴァート(チェンバロ)、ニルス=エリク・スパーフ(ヴァイオリン)、ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル

J.S.バッハ「チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052」
ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ「組曲ト長調」
J.S.バッハ「ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041」

昨日、当日券を求めて東京国際フォーラムの会場に足を運び、2つの公演のチケットを購入しました。その一つが20:45~からのこれ。会場はB7ホール(820席)。

国際フォーラムには展示会などで何回も来ていましたが、ラ・フォル・ジュルネ自体初めてで、ここで音楽を聴くのも初めて。

元来コンサート用に造られた会場で無く、ここでのコンサートに否定的な意見もあるようで、正直入場した時心配になりましたね。小編成の古楽器演奏が、820席あって音響の良くないこの会場で聴き取れるだろうかと。席も後方でしたし。

1曲目の「チェンバロ協奏曲第1番」。各楽器1人だけの小編成でしたから、奏者が登場した時、益々心配になりました。

しかし、演奏が始まってみると、この会場でも十分楽しめるではないですか。

世界中から素晴らしい演奏家を集めて、低廉な料金(当公演2,000円でした)で楽しめるこういうイベント、両手を挙げて賛成ですね。

さて「チェンバロ協奏曲第1番」、小編成で室内楽的親密な響きで、チェンバロの妙技を味わうにはこの位の編成の方が良いのだろうと思いました。演奏は、清潔な響きでテクニック的にもしっかりしたもの。オリジナル楽器演奏の優れた団体って、世界中に一体いくつ位あるのだろう?!と、改めて古楽演奏の発展に感慨無量。

続く2曲目は、ヨハン・ルートヴィヒ・バッハの「組曲ト長調」。

正直、ヨハン・ルートヴィヒ・バッハという作曲家は知りませんでした。最初パンフレットで「J.L.バッハ」と見た時、「J.C.バッハ」の誤植かと思いました。

勿論、J.S.バッハの隠し子とかでは無く、遠縁にあたる人でバッハより8歳年上とのこと。

この曲から演奏者が増え、10数人に成りましたでしょうか。

さて、初めて聴く作曲家の曲や如何に。

バッハより8歳年上?というのがちょっと意外な、テレマンとも通じる様な軽妙な響きの曲でなかなかに楽しめました。

プログラム最後は、J.S.バッハ「ヴァイオリン協奏曲第1番」。

バッハの協奏曲の中でも、特に大好きなヴァイオリンの為の3曲。その1角を占める作品をどう聴かせてくれるか。

会場の音響の所為か、少しコクが無く薄味かなと思わなくも無かったですが、この耳馴染んだ名曲を澄んだ響きで堪能させてくれました。

ところでこのコンサート、元々は別の演奏家(レーヌ指揮!)による別のプログラムだったものが、都合により変更になったものだそうです。

その為、入口にお詫びと変更後の演奏者と曲目が掲示されていました。(私が当日貰ったパンフレットは既に訂正済)

それによると、上記3曲に加え、テレマン「序曲TWV55;D22より第2曲《痛風患者》、第4曲《ヒポコンデリー(病気だと思い込んでいる人)》」とあります。

何~《痛風患者》!!

是非聴きたかったのですが、この2曲はアンコールの曲目だった様で、時間の関係で《ヒポコンデリー》しか演奏無かった様子で残念。それとも1曲と思ったけど2曲続いていたのかなあ?

こちらの曲もテレマンらしい楽しい曲を爽やかに聴かせてくれました。

21:30終演予定が21:45頃になり、次の22:00~のコンサート会場に慌てて移動しました。

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