golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ラヴェル「夜のガスパール、優雅にして感傷的なワルツ、水の戯れ、鏡」ロジェ

2010-11-30 23:17:06 | Weblog
今日は、22時過ぎまで会社。

段々に時間感覚が以前の水準に戻って来ているようで怖い。

まだ22時じゃん、的感覚(笑)。

今日も気付いたら、22時過ぎてました。

ですから今日は短く。

明朝も早いですし。

パスカル・ロジェ(ピアノ)(DECCA盤)

昨日のドビュッシーに引き続いて、同じく印象派のラヴェル。

続けて聴くと、改めて2人の個性の違いがはっきりして面白いですね。

メロディや和声が如何にも印象派のドビュッシーに対して、ジャズの影響なども含めリズムに大きな特徴のあるラヴェル。

印象派の枠内に収まり切れないラヴェル。

バスク地方出身で、隣接するスペイン音楽との近親性も強いなあ、と今日の曲を聴きながら思いました。

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ドビュッシー「練習曲集第1巻、第2巻」他、ルヴィエ

2010-11-29 22:53:00 | Weblog
今日も仕事でちょっと遅くなり、会社を出たのは21時半。

まだまだ仕事は終わらないのですが、疲れたので断念して帰って参りました。

暫くこんな日々が続きそう。

以前に比べれば、時刻的には特にどうというほどでは無いのですが、飲み会など楽しみにしているイベントが心配。

明後日も、別事業所から昔の仕事仲間が夕方打合せに来るので、終わったら久しぶりに飲みに行こうと誘っているのですが、予定通り行けるものか?

ジャック・ルヴィエ(ピアノ)(DENON盤)

最近、超絶技巧系の音楽も気になっていて(ずっと欲しいと思っていながら買えていないCDなどもあり)、ドビュッシーの練習曲ってどうだったっけ?、と未聴盤を取出しました。

ブックオフで500円で買った4枚組から。

1.練習曲集第1巻
2.練習曲集第2巻
3.バラード
4.ロマンティックなワルツ
5.ジプシーの踊り
6.仮面
7.ハイドンをたたえて
8.喜びの島

ドビュッシーの練習曲集を纏めて聴くのはたぶん初めて。

超絶技巧とは全く違いますが、肩の力の抜けた涼やかな音楽は疲れた時にはピッタリ。

とても安らぐのでありました。

ところで、練習曲集第1巻の最終曲「8本の指のための」って、ちょっと異色じゃありません?

サティの曲かと思っちゃいました。

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モーツァルト「レクイエム」ジュリーニ

2010-11-28 22:34:21 | Weblog
いつもの様にゴルフスクールへ歩いて行く途中、畑でニンジンの収穫をしていました。

思い返せば、現在住んでいる場所に引っ越して来た当時は、近隣にニンジン畑がたくさんあったのですが、宅地になったり店が出来たり、はたまた別の作物に転換されたりで、ニンジン畑も随分と少なくなりました。

細く柔らかな葉っぱで見た目にも綺麗で、結構好きな風景なのですが。

あと、畑と言えば里芋畑も好きですね。

雨や露による水滴が葉っぱの上で、くるんとなっている姿はなかなか愛らしいものであります。

リン・ドースン(ソプラノ)、ヤルト・ヴァン・ネス(コントラルト)、キース・ルイス(テノール)、サイモン・エステス(バス)、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団、合唱団(ホルスト・ノイマン合唱指揮)(CBS/SONY盤)

先日ブックオフで調達(250円)の品。

ジュリーニの指揮だしハズレはなかろうと聴いてみたら、これは素晴らしい演奏!

ゆったりしたテンポで紡ぎ出される音楽は、流麗でスケールが大きい。そして透明。

イタリアオペラを思わせる美しい歌に満ち、肌合は滑らかだが、音楽は誠実。

重々しくはないが、とても深い。

フォーレ、レクイエムの天上の楽園とも通ずるものを感じる。

リン・ドースンの透明な声も良いし、澄んだ合唱も素晴らしい。

サイモン・エステスの野太い声はちょっと異色かもしれませんが、逆にアクセントになっていて、これもまた良いかなと思いました。

ジュリーニ2回目の録音。最初の方も聴いてみたいものです。

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M.A.シャルパンティエ「歌劇《オルフェウスの冥府下り》」プティボン、クリスティ

2010-11-27 22:54:05 | Weblog
無料だからって、頼まない人も多いんだ~!?

今更ながら、新鮮な?驚きでありました。

今日は久々の休日出勤。

昼前に自宅を出て、近くの駅から会社に向かう途上、さあどこで昼食にしようか?とキョロキョロしておりました。

飲食店も多いエリアなのですが、探す時に限って、なかなかここぞというお店が見当たりません。

まあ、どこでもいいや、とガード下の、チェーン店かな?という感じのラーメン店に入る。

券売機で、何となく目に止まった「赤味噌ラーメン」のチケットを購入。

「小ライス無料」とあったので、当然これも頼む。

店内には男性客2人。黙々とラーメンを啜っている。

私が入店した直後に、三々五々、数人の男性客が入って来た。

チケットを受け取る都度、お店の方が、「小ライスサービスですが?」と聞くのだが、皆、「いいです」って頼まない。頼んだのは一人位。

私はですな、こういう「ライス無料サービス」とかを頼まなかったことって、全く記憶に無い位なんですよ~。意地汚いことに…。

今日、ラーメン店に入って来たのは、若者だったり、仕事中の某大手運送会社の人(よく見掛ける制服姿)だったりで、当然皆「無料ライス」も頼んで然るべき方々、と踏んでいただけに、その意外な反応に驚いてしまいました。

私は、唐辛子をたっぷり投入した赤味噌ラーメン(味はまあ普通)と小ライスを食べ、最近はまっている「スプーンで食べるロールケーキ」(150円)を買って、会社へ向かったのでありました。(また、メタボ加速)

パトリシア・プティボン(ダフネ、エノーネ、ソプラノ)、モニク・ザネッティ(プロセルピナ、ソプラノ)、カタラン・カロリー(アレトゥーサ、アルト)、ソフィ・デイヌマン(エウリュディケ、ソプラノ)、ポール・アグニュー(オルフェウス、テノール)、ジャン=フランソワ・ガルデイユ(アポロン、ティテュオス、バス=バリトン)、スティーヴ・デュガルダン(イクシオス、カウンターテナー)、フランソワ・ピオリノ(タンタロス、テノール)、フェルナン・ベルナディ(プルトン、バス=バリトン)、ウィリアム・クリスティ(指揮、チェンバロ、オルガン)、レザール・フロリサン(ERATO盤)

今日はフランス・バロック。

マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643~1704)のオペラ。

図書館から借用のCDです。

この曲、オペラとなっていますが、伴奏はリコーダー2本、テノール・ガンバ2台と通奏低音のみ、独唱者が合唱者をも兼ねるという小編成。

オペラというより、宗教曲の様な趣きも。

神話に題材を採った2幕物ですが、静かで柔らかな光の差す様な、そしてホンワカムードもどこか漂う音楽で、誰もいないオフィスで一人仕事しながら聴くのにピッタリでありました。

通勤途上も含め、5、6回聴いちゃいました。

プティボンの浮遊感のある歌い回しと、クリスティの透明度高い伴奏がとてもしっくり来ます。

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バルトーク「管弦楽の為の協奏曲、舞踏組曲、5つのハンガリーの風景」他、ショルティ

2010-11-26 23:48:01 | Weblog
昨日に引き続き、ちょっと遅くまで会社におりました。21時半過ぎまで。

しかし、終わらないことが目に見えていたので、早々に明日の出勤を心に決める。

明日は、1、2年振りの休日出勤であります。

昼は何を食べようかとか、帰りにCDショップに寄ろうかなど考えるので、たまの休日出勤は苦ではありません。

しかし、眠いので、そろそろ寝ます。

ゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ交響楽団(DECCA盤)

先日のショルティの「弦チェレ」他に続く、バルトークの管弦楽曲集の2枚目。

1.管弦楽の為の協奏曲
2.舞踏組曲
3.5つのハンガリーの風景
4.ルーマニア民俗舞曲

「弦チェレ」と並ぶバルトーク管弦楽曲の2枚看板「オケコン」も、LP時代のライナー盤が刷り込み。

弦チェレと比較すると、ストイックさは緩和されていましたが、それでも厳格な演奏は如何にもライナーのものでありました。

同じシカゴ響を振っても、ショルティの演奏は、この曲の音響的な面白さ、多彩さ、スペクタクル性といったものに光が当り、感覚的に楽しめるものとなっています。

娯楽音楽、と言ったら言い過ぎでしょうが、オーケストラの威力を堪能出来る作品ですから、こういうショルティのアプローチは好きであります。

クラシックを聴き始めた当時は、現代音楽に向けて扉を開きシリアスな音楽を書いた作曲家として、自分の中ではバルトークを神格化しておりました。

しかし、最近は感覚的な悦びを感じさせてくれる、意外に「軽い」音楽を書いた作曲家であったのかな、とも思っています。

勿論、軽い、というのは悪い意味では無く、親しみ易いということ。

また、昔は同系統のイメージがあった作曲家ですが、音楽の「深度」では、ショスタコーヴィチの方がずっと深い音楽だな、とも思ったりします。

勿論、ショスタコーヴィチの方が偉いとかいう意味では無く。

オケコン以上に感覚的要素の強い、舞踏組曲などを含め、このショルティの演奏を聴いていたら、そんなことを考えました。

ちなみに、認識は年を経て変化しましたが、バルトークが大好きな作曲家の一人であることは全く変化ありません。

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バッハ「ゴルトベルク変奏曲」バレンボイム

2010-11-25 23:28:31 | Weblog
今日は、久しぶりに22時まで仕事。

いくつかの仕事が重なって、当分少し忙しい状態が続きそう。

まあ、景気の悪いご時世、仕事があることだけでも喜ばなきゃ。

これからも、仕事で遅くなった日も出来るだけブログ更新目指します!

呑んじゃうとダメだけれど、素面なら何か文章埋められるでしょうから。

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(TELDEC盤)

当ブログ、節目の時はこの曲!と決めているゴルトベルク変奏曲。

今日は、別に特別な日でも何でもありません。

本当は、一昨日取り上げれば良かったかも。

何故なら、「月誕生日」だったから。(「月命日」はあっても、月誕生日などあるか?!)

(ブログの開始日は2月23日)

このバレンボイム盤は、大好きなこの曲のディスクの中で、手にする機会の少ないものです。

演奏が良くないからでは無く、2枚に跨がっているから。

第26変奏以降が2枚目に収録されています。(ベートーヴェン「ディアベリ変奏曲」と併録)

1枚に収まっているディスクが多い中、2枚に渡っているとディスク交換が面倒で、ついつい聴く機会が少なくなります。

演奏は、繰り返しを丁寧に行っているのと、ゆったりとしたテンポの変奏が多く、演奏時間が80分超。

この曲のピアノでの演奏は、どこかにチェンバロを意識したものも多いように感じます。

有名なグールドの新旧両盤も、どこかにチェンバロの響きを感じる気が致します。(勿論、演奏様式は違いますが)

ところが、このバレンボイム盤は、チェンバロの影響を排して、完全にピアノ曲としてこの曲を弾き切っている様に思われます。

自分の好みの方向性とは異なりますが、こういう演奏もあり!

丁寧で美しい演奏と思いますが、やはり長く、冗長性も感じてしまいます。

ピア二スティックな表現は、それはそれで良いのですが、もう少しコンパクトに収めて欲しかった、と思うのは私だけでしょうか?

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ドヴォルザーク「交響曲第9番《新世界より》」クーベリック、ベルリンPO.

2010-11-24 23:57:41 | Weblog
普通、「担々麺」って赤くね?

今日、後輩とラーメン屋さんへ昼食に行きました。

私のリクエストに応えた、「なるべく安い店」。

味は、普通との事。

別に問題ありません。

席に着きメニューを見る。

メニューの端から端までを肉眼でスキャンして「激辛」の文字を検索するが、残念ながら検出されず。

替りに「担々麺」の文字が発見される。

唐辛子マークが2つ付いているし、まあこれで手を打つか。

「辛さ調整出来ます。お申し付けください」旨の注記もある。

「半ライスサービス」の文字も発見。よしよし。

連れは、味噌ラーメンと餃子に決める。

すいませ~ん!

オバチャンに向かって手を挙げる。

後で聞きに行くから待ってて!!

こわ~。

怪しい雲行き。

暫し、オバチャンをお待ち申し上げる。

オーダーを聴取にいらっしゃったので、担々麺と味噌ラーメン及び付属品をお願いをする。勿論、担々麺は「辛口」を希望する事も申し添える。

オバチャン、オーダーの確認も、「はい」の一言も無く、踵を返して去って行く。

大丈夫かなあ~?

我々の脳裏に不安が去来する。

暫し待つこと、料理が運ばれて来る。長くも短くもない待ち時間。

割り箸を手に取り、ラーメン丼に目を遣る。

白い、白い、白い!

白い担々麺なんてあるの?
メニューではスープ赤く写っていたけど…。(心の声。オバチャン怖くて聞けね)

辛く出来ないから、自分でこれ入れて!

テーブルの傍らにあった一味唐辛子の小瓶を丼の脇にドンと置くオバチャン。

あれ~、メニューに辛さ調整お申し付け下さいとあったのに…。

メニューを見直す。

「辛さ調整出来ます。お申し付けください」

う~~ん。

確かに、自分で好きなだけ唐辛子を掛ければ、「辛さ調整出来る」。嘘じゃねえ、、、。

白いスープを飲んで見るが全く辛く無い。味噌の味はするが…。

あったま来て、小瓶の唐辛子を全量投入。

激辛にはほど遠いが、これで何とか辛口ラーメンに。

連れの頼んだ「味噌ラーメン」は、妙に澄んだスープ。味噌味は感じられず、塩味だったそう。そりゃ、そうだろ。見ただけで判る。

きっとさ、メニュー間違えちゃったんだよ~。味噌ラーメンと塩ラーメンに~。

まあ、それならそれで良いか。担々麺より味噌ラーメンの方が安かったから。

「おあいそう」(ぶあいそう?)の段になって、レジで無言で千円札を出してみる。

ご注文何だったでしたっけ?の言葉を期待して。

そこで、注文を間違えられたらしいことを申し出る戦術。

ところが予想に反して、「担々麺660円!」のお言葉。

自虐的にこう思うしかないか…。

オバチャン、ブログネタありがと!

ラファエル・クーベリック指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

以前、クーベリック&チェコ・フィルならきっと素晴らしいだろうと買った新世界交響曲の演奏がどうもしっくり来ない。

録音の所為もあるのか?、キレや冴えがあまり感じられない。

クーベリックなのに…?、チェコ・フィルなのに…?。

それで、クーベリックが他のオケを振った録音も是非聴きたいと思っておりました。

数日前にブックオフで250円で発見。

これは良いです!

ベルリン・フィルの機能性、機動性とクーベリックのしなやかさ、若々しさがブレンドされ、とても満足度高い演奏です。

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J・アラン「連祷、空中庭園、ジャヌカンの主題による変奏曲」他、 M-C・アラン

2010-11-23 23:45:28 | Weblog
自宅で使用していたADSLを先日解約しました。

それまで使用していたダイヤルアップから、ADSLに変更したのが9年ほど前。

以来今日まで、ずっと8メガのレガシィ環境を使用しておりました。

自宅じゃ、さほどパソコン使わないし。

家でネットを使うのはほぼ娘のみ。カミサンは使わないし、私はほとんど携帯。

携帯なら寝っころがって操作出来るので、自宅ではこっちの方が良いのです。

先日娘にモバイルネットの環境を買ってやったこともあり、ADSLはほぼ無用に。

それで、先日解約手続きを完了。

そして、借りていた機器類を返送しなければならないとのことで、機器を纏める作業を。

何年も前にディスクがクラッシュした(と思われる)古いパソコンにネットワークボードを装着していたことを思い出し、取り外し作業を実施。

ところが、何年も置き去りになっていたPCの為、ケースが上手くスライドせず、取り外しにちょっと苦労しました。

その後、体育館にトレーニングに行ったり、家具の扉の修理などしていたら疲れてしまって…。

昨日持って帰った仕事は一切せず。

明日すぐ必要な資料という訳でも無いし、まあいいや(笑)。

マリー=クレール・アラン(オルガン)(ERATO盤)

昨日に引き続き、素晴らしい曲を知りました。

ジャン・アラン(1911~1941)は、ずっと気になっていた作曲家。

名オルガニスト、マリー=クレール・アランの兄で、29歳の若さで戦死したフランスのオルガニストにして作曲家であります。

フランス近現代は、オルガン音楽の宝庫。

ヴィドール、ヴィエルヌからメシアンに連なる系譜の中に、色々と素晴らしい作曲家、作品があるようです。

私もそのほんの一部を聴いているのみで、少しずつ聴き知って行きたいと思っている重要ジャンルであります。

オルガンの響きの壮麗さ、崇高さ、フランス音楽らしい明快さ、柔らかさ。そして近現代感覚…、こういった要素が渾然一体となり、とても魅力的な音楽が生まれているように思います。

時代や人によって、どの要素がどう強いかで、作曲家の個性が分かれて来るのでしょう。

明快な要素の強いヴィドールや、現代的な要素の強いメシアンなど。

しかし、何れの作曲家(まだまだ未聴の人が色々いますがm(__)m)も、「フランス近現代オルガン音楽」という脈々とした大きな流れの中にいるように感じます。

この流れの中でも、若くして戦死した天才ジャン・アランを特に聴きたいとずっと思っておりました。

先日、たまたま寄った都内のブックオフでこのディスクを発見。500円。

妹マリー=クレールによる2枚の全集の1枚目です。(残念ながら1枚目しかありませんでした)

1.連祷
2.空中庭園
3.クレマン・ジャヌカンの主題による変奏曲
4.インテルメッツォ
5.3つの舞曲
6.オルガンのための組曲
7.第二幻想曲

メシアンより平明な作風と思いますが、現代感覚にも優れ、真摯な祈りを感じさせる音楽の中にも「カッコ良い」響きも聴かれます。

もっと聴き込んでみたいし、2枚目も是非聴いてみたい。

第二次大戦に従軍していたジャンは、ナチスドイツ軍に包囲されたが、降服を拒否して攻撃され戦死したとのこと。

これらの曲を聴くと、長生きしたらメシアンクラスの大作曲家になっていただろうと思います。

降服してでも生き延びて欲しかった…。

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パーセル「聖チェチリアの祝日の頌歌」マクリーシュ

2010-11-22 23:56:36 | Weblog
持ち帰る物が、あまりにも違い過ぎるんとちゃう!

今日は、始発バスを目指して5時20分頃起き、いつもより1時間ほど早く家を出ました。

週末に持ち帰った、今日朝一の会議用資料が出来ていなかった為。

昔は、結果的にやるやらないは別として(笑)、家に仕事を持ち帰ることはしばしば。

ところが最近は忙しく無い(暇とも言う(笑))ことと、情報管理が厳しくなったこともあり、家に仕事を持ち帰ることは皆無に近くなりました。

しかし、ここのところ少し仕事が重なり、そうも言っていられなくなって来ております。

まあ、ちょっと遅くまで残業すればこなせる量ではありますが、それもかったるい。

ところで、時々写真週刊誌などで人気タレントやスポーツ選手などのこんな記事があるじゃないですか。

〇〇(タレントなどの名前)、美女お持ち帰り!

対して、オッサンサラリーマン(私)は、今日も、

お仕事お持ち帰り!(自虐笑)

スーザン・ヘミントン・ジョーンズ(ソプラノ)、ティモシー・ウィルソン(カウンターテナー)、マーク・ル・ブロック、チャーリー・ダニエルズ、ジュリアン・ポッジャー(テノール)、チャールズ・ポット、クリストファー・パーヴズ、ピーター・ハーヴェイ(バス)、ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ(BRILLIANT CLASSICS盤)

以前、「クラシック音楽の日」の事を書きました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/a4a7277f5321816c7f9ea2c495535c40)

8月19日だとか、9月4日だとあるのですね。

しかし、私は今日11月22日こそ、クラシック音楽の日に相応しいと思うのです。

何故なら、11月22日は「聖チェチーリア(セシリア)の日」。キリスト教で音楽を守護する聖人を記念する日だそう。

ローマの有名な聖チェチーリア音楽院は、文字通り因んだ名前ですし、チェチーリア・バルトリなどもきっとそうなのでしょうね。

季節的にも、真夏より晩秋の方が「クラシック音楽の日」に相応しいでしょ。

ブログを開始したばかりの頃記事にしましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/17d323cba8ba41b8e46df3a1b07018dc)、ヘンデルの同名曲は、私が最初に購入したCD!

美しく壮麗なメロディが次々登場する、いかにもヘンデルらしい傑作。購入以来、愛聴している一枚であります。

しかし、パーセルにも同名曲があるのは、ショップでこのCDを見付けて初めて知りました。

ヘンデルを思わせる、太鼓が轟きラッパが鳴り響く壮麗な音楽もあるし、哀愁を漂わせた音楽もある。

そして、その何れもが、音楽の聖人を讃えるに相応しい美しい音楽。

聖チェチーリアを讃える素晴らしい日に素晴らしい音楽を知りました。

ヘンデルの同名曲に決して引けを取らない傑作。

私的には、「幸福度超A級」の音楽。

第8曲「Wond'rous Machine!」の様にテレビや映画音楽、或いはCMでも使えそうな、現代的な感覚もある、不思議な面白さの音楽も含まれています。

「クラシック音楽の日」には、個人的にはこういうバロックの合唱曲を聴くのが、一番しっくり来ます。

なお、Wikipediaに拠れば、A.スカルラッティ、リスト、グノー、パリーなどにも、聖チェチーリアを題材とした曲があるとの事。

これらも聴いてみたいです。

音楽の聖人を讃える曲ですから、作曲家としても力を入れた美しい作品だと思いますからね。

ちなみに、昨日11月21日はパーセルの命日でありました。

あまりにも美しい音楽を書いたので、36歳という若さで、「クラシック音楽の日」の前日に神に呼ばれてしまったのでしょうか?

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マーラー「交響曲第4番」グルベローヴァ、シノーポリ

2010-11-21 22:16:45 | Weblog
昨日、取り置きして貰っていたテレビを本日買いに参りました。

今朝、現在テレビを置いているスペースと比較してみると横幅が10数cm大きい。

家具を動かせば、設置可能。面倒くさいけどそうしないといけないかなあ?と思いながらお店へ。

改めて見ると、32インチなら現在のスペースにそのまま置けることが判明。

暫し迷う。

画面は大きい方がやはり良いし、エコポイントもたくさん付いて(40インチは23,000ポイント)お得感がある。

一方、32インチの方はエコポイントはほぼ半分(12,000ポイント)だけれど、現状スペースにピタリはまるのが大きな魅力。

52,500円という安い製品があったこともあるが、それ以上に家具を動かさずに済む大いなる魅力に負けて、結局32インチに変更。

そして、今週末にでも届けて貰おうと思ったのですが、搬入設置料が5,000円ほど掛かると言う。

まあ、手間代を考えれば妥当な金額だと思いますが、5万円ちょっとのテレビでその1割の経費が掛かるのは感覚的には高い。

それで、持ち帰り&自分で設置に。

結構、持ち帰る人も多いそうな。

車まで台車で運んだら、その後はさしたる労苦も無く自宅まで持ち帰ることが出来ました。

設置作業と、それ以上に現在のテレビをリサイクルに出す作業が大変そうです。

何しろ、現行テレビはブラウン管タイプで重く、奥行もあるのであります。

今週末、設置&リサイクル出し作業予定。

エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)、ジョゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

昨日に引き続き、「変なまたがりCD」。

少ない枚数に詰め込み過ぎの為、普通1枚に収まっている4番の交響曲が、1楽章と2~4楽章の2枚に分断されています。(1枚目の前半は「大地の歌」、2枚目の後半は「亡き子を偲ぶ歌」)

この曲、クラヲタ初期の頃から、マーラーの曲としては早い時期から親しんでいた作品ですが、じゃあ大好きな作品かと言うと、マーラーの交響曲の中で必ずしも順位は高く無いのであります。

大好きなマーラー。交響曲も素晴らしい作品ばかりと思うのですが、普通には人気の高いと思われるこの曲、濃厚さが希薄なのが私的には順位を下げている原因でしょうか?

第1楽章の鈴の音もどことなく寒々しさを感じるし。

まあ、最大の原因は、他に素晴らしい曲が有り過ぎることでしょうが。

さて、このシノーポリの演奏。

第2楽章の「死神」をモチーフとしたと言われる独奏ヴァイオリンの響きなど、ロマン派から一歩踏み出した先進性も感じられ、シノーポリの知的なアプローチがはまっているように思います。

引き締まって美しい第3楽章も素晴らしいし、終楽章では、グルベローヴァの澄んだ優しい美声が天上の世界を彷彿させる。

やっぱ、4番の交響曲も良いなあ~!!!

しかし、それにしても、昨日のチャイコフスキー4番と言い、今日のマーラー4番と言い、CD1枚に収納して欲しかった。

テレビでも音楽でも、ピタリと収納出来ることが重要なのです!(と無理矢理、前半の話に結び付ける(笑))

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