golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「無伴奏チェロ組曲第1 番」鈴木秀美

2008-07-31 23:09:03 | Weblog
最近LPをどうしようか?と思っています。

そろそろ都市ガスを引かないと…(そのLPじゃないだろ)、自宅のインクジェットプリンターをレーザープリンターに…(それも違うって)、ライフプランナーの資格を…(そんなのとれ無いだろ)、線形計画法で…(意味も知らないくせに)、…LPという略語にも色々な意味があるので間違えられる方も多いかもしれませんがレコードのことです。(このブログ読んで頂いている方がプロパンガスなどと間違えるかって)

LPプレイヤーが壊れてからかれこれ20年近くレコードを掛けておりません。

定年にでもなったら、安いプレイヤーでも買って、のんびり聴こうかなと思ったこともあるけど多分聴かないな。

やっぱりレコードは面倒ですよ。

LPの中古っていくら位で売れる物なのでしょうか?

ネットオークションに出すのも色々と面倒臭いので、中古レコード店で聞いてみようか、などと考えている今日この頃です。

枚数少ないうえに廉価盤も多いのでたいした金額にはならないと思いますが、処分してCD購入費用に廻せたら良いかなあ。

今日やっと開けました~!、ドイツ・ハルモニア・ムンディの50枚ボックス。

もう1ヶ月位前ですかね届いたのは。

古楽大好きの私としては、本来なら着いたその日から50枚を聴きまくっていたはずです。

しかしブログの記事との関係で開封するチャンスを失していました。

そもそもこの信じられないような素晴らしいCDセットの存在を知ったのは完売してから!

購入された方のサイトを悔し泣きをしながら、指をくわえて拝読しておりました。

1枚1枚丁寧にお聴きになり、豊富な古楽の知識をお持ちで、分かりやすく解説されていらした「かるべりゅういちさん」のサイト(http://cyunenclasicc.blog4.fc2.com/)などを。

そしてある日、なんと再発売があるということを教えて頂きました。

嬉しかったですね!閲覧していた携帯から即注文。

再発で値上りして約7,000円でしたが、1枚当り約140円!!で、名曲、名演が良い録音で聴けるのです。

これから少しずつこの宝箱から聴いて参りましょう。

鈴木秀美(チェロ)(DHM盤)

しかし、日本が古楽演奏の有力拠点の一つになるとは思いもよらなかったですね。

日本人の美意識と古楽器演奏が合うのでしょうか。

この鈴木秀美さんの演奏も清潔でしなやか。

「超A級お気に入り曲」を非常に高い満足度で聴くことが出来ました。

今朝から通勤の行き帰りで、数回聴取。

先日来、ショップで試聴している、寺神戸亮さんのヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによるCDも欲しくてしょうがないです。

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ベートーヴェン「ピアノ三重奏曲《幽霊》」

2008-07-30 21:24:00 | Weblog
いやぁ、今日も暑いねぇ。

お客さん、ちょうど良いところにいらっしゃいました。今日は強力なのが入荷したところなんですよ。この部屋なんで是非ご覧になって下さいよ。

じゃあちょっと拝見するかな。(ドアを開けて中を覗く)

おお~、こりゃ凄い。体の芯からゾクゾクっと来るねえ。

でしょ。エコってこと考えたら断然これからの時代はこれですよ。

ご覧頂いたネコバージョンはペットとしても人気ですよ。餌も要らないし糞の心配も無い。勿論病気になったり、死んで悲しむことも無い。既に死んでる訳ですからね。

イヌバージョンも好評ですよ。手間要らずはネコバージョンと同様ですが、こちらは番犬としても活躍します。まあどんな泥棒だってこれを見れば腰を抜かすこと請け合いですよ。ネコバージョンよりセキュリティ機能が加わっている分、ちょっとお高くはなりますが…。

他の種類もあるの?

パンダバージョンやアロワナバージョンなんかも人気なんですが、最近はワシントン条約とか規制が厳しくてなかなか入荷しないんですよ。

この世界にもそういう規制があるんだ。家でもそろそろ「ボウレイレイボウ」を考えなきゃだめかなあ。

お客様今がチャンスですよ。来月から「お盆キャンペーン」が始まりますが、そのプレってことで、今だったら人魂も2、3個お付けしますよ。

宜しかったら奥の部屋にヒトバージョンも入っているのでご覧になります?これは強烈ですよ。私も10年ほどこの商売していますが、こんなに凄いのには初めて出会いました。是非ご覧になるだけでも…。

い、いや、それは遠慮しておくよ。

まあ、このシステムはご家族のご理解が無いと難しいので、良くご相談なさって下さい。またのご来店お待ちしておりま~す。

亡霊で
貴方も今日から
エコ冷房
(golf130のオヤジギャグ川柳)

アシュケナージ(ピアノ)、パールマン(ヴァイオリン)、ハレル(チェロ)

そろそろシーズンと思っていたのですが、eyes_1975さんに先を越されてしまいました(http://blog.goo.ne.jp/eyes_1975/e/716e76ec0daca313aaded23470cb8d0a)。

曲の解説はそちらに譲るとしても、1、3楽章の明るく活気のある楽想と2楽章のギャップが大きいですね。

幽霊のあだ名ももっともな感じがします。

でもさすがに寒気はしませんね(笑)。

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グリーグ「ホルベアの時代から」ステーン=ノックレベルグ

2008-07-29 21:49:11 | Weblog
昨日は夜あまりにも暑いので、会社の自席用に小型扇風機を買いました。

夜になると冷房が切れてしまい非常に蒸し暑いのです。

こうなると軟弱者で易きに流れる私は「あぢぃ、あぢいぃ。ビール、ビール~」となってやりかけの仕事放っぽり出して飲みに行っちゃうのです。

遅れに遅れている件もあるし、当分夜早く帰れる状況で無いので、清水の舞台から飛び降りたつもりで購入。

会社でも結構持っている人がいるのですが、CD優先でずっと我慢して来ました。

次のボーナスが出てから、とも思ったのですが、それだと冬になっちゃうし(笑)。

会社の近くのディスカッションストアで「現品限り598円!」の激安小型が目に止まりレジまで持って行ったのですが、電池でしか使えないとのことで断念。

だいぶ迷った末に2,980円の品を購入。

4,980円出せば結構強力な物があるのですがそこまでは手が出ない(笑)。

これで冷房停止後も、ちょっとは快適に仕事出来るはずなのですが…。

結局、今晩は扇風機使わず帰って来てしまいました。

写真は、銀座歌舞伎座近くにある喫茶店「YOU」(http://kissa-you.com/)のオムライス。820円也(税込)

ネットで見付け狙っていた店です。

先日、休日出勤のついでにちょっと足を延ばして行って来ました。

以前こういう店よくあったなあ、という感じの喫茶店。

昔ながらのチキンライスの上に、ふわふわで分厚いオムレツが。

オムライスって、オムレツに包まれている物とずっと思っていましたが、こういうのは初めて。

しかしながら懐かしい古き良き時代の正しいオムライスという感じ。美味かったなあ~。

値段はちょっと高いですがお薦めです。

食後は、近くの岩手県、群馬県のアンテナショップをハシゴして色々試食。

ここにも目移りする位、美味しい物がたくさんありました。

結果お腹一杯になって、当日は早めに帰りました。
(何しに休日出勤したんだ?)

ステーン=ノックレベルグ(ピアノ)(NAXOS盤)

10年ほど前、大阪によく出張していた頃購入したCDです。

大阪の夏は暑い!

暑い大阪の街で仕事して来て、ホテルに到着して冷房を強にする。

シャワーを浴びて、冷えたビールを一杯!
(まあ正確には、その前に外で結構飲んで来ている日も多かったのだが)

ウォ~~~、幸せ、幸せ。

そしてベッドの中に潜り込みこのCDを聴く。

前奏曲、サラバンド、ガヴォット、アリア、リゴードンの擬バロック調の古き良き時代の音楽が、ピアノのクリスタルを思わせるひんやりした響きで流れ出す。

オォ~~~、幸せ、幸せ。

クソ暑い日に冷房の聴いた部屋で聴くと限りない安らぎと幸福感をもたらしてくれます。

真夏に聴きたい曲の筆頭格。

話は変わりますが、北海道の定番の土産物で鮭をくわえた熊の木彫りがありますね。

掘るべアー
昔ながらの
スタイルだ

(golf130のオヤジギャグ川柳)

さぶ~、って?

皆様に清涼感を提供させて頂きました(笑)。

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C.P.E.バッハ「マルコ受難曲」ダウス

2008-07-28 23:41:35 | Weblog
自然の造形の妙と言うのでしょうか、海と山の生物で形のそっくりな物がありますよね。

例えばクラゲとキノコ。

彼らにもし感情があったらどう思うのでしょう?

お盆過ぎでクラゲが一杯の海に椎茸を入れてみます。

おい、あそこに色の黒いケッタイな奴が来たぞ。

ちょっとからかってみるか。

お~い、どうだ様子は?

触った感じは俺たちと同じだ、ぶよぶよしてる。

でもあんまり動かないなあ、死んでるのかなあ?

動かないって言ったって、お前だって同じようなものじゃないか!

また、ウニと栗もそっくりです。

ウニの一杯入った水槽にいが栗を投入してみましょう。

おい新入りが入って来たぞ。お前ちょっと様子見て来いよ。

へい。弱そうな奴だから俺の刺でちょっと突いて来ますわ。

おいどうだった?

兄貴、あいつスゲエ強いっす。刺で突いてみたら逆に尖った針で刺し返されて、それがイテえのなんの。

そうか、そいつは気を付けなきゃいけねえなぁ…。

ダウス指揮メンデルスゾーン・シンフォニア、エウロパ・コアー・アカデミー他(CAPRICCIO盤)

「ちびまる子ちゃん」がこの曲知ったらどう思うんだろう?

わたしゃやだよ、受難なんて縁起でもないよ。

でも親友のたまちゃんに言われりゃ、コロっと変わるんだろうな。

そんなことないよ、まるちゃん。バッハって偉い作曲家がまるちゃんの名前の曲作ったんだよ。凄いな~あ。

そっか、たまちゃん!

おじいちゃん、おじいちゃん。バッハが、まる子の為に曲を作ってくれたんだよ。(違うだろ!)

お~!、それは凄いことじゃ。それは演歌か、それとも民謡か?

いや、きっとピンクレディが歌うんだよ。もしかしたら西城秀樹かな。

どっちにしても、わしもサインを貰わなきゃいけないな。

わ~い、わ~い、ピンクレディ。

サイン、サイン、西城秀樹。

やはり、二人で勝手に舞い上がってしまうのだろうか?

まあそれはともかくこの曲。

父バッハの受難曲と同じような厳粛なコラールで開始されるが、その後は意外に伸びやか。

受難曲の体を成しているが、重々しさは無くスッキリした味わいで、父親の時代と違った新しさも感じる佳曲です。

CD1枚だし、父バッハの受難曲入門編にも良いかもしれませんね。


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ペンデレツキ「ルカ受難曲」ヴィト

2008-07-27 17:45:42 | Weblog
音楽聴くのは通勤の電車、バスが中心ですが、周りがうるさ過ぎたりしなければ特段の問題はありません。

しかし、たまに聴いている曲と環境のギャップが大きいと、ふと違和感を感じることもあります。

休日出勤の今日、この曲をバスで聴き始め、駅についたら昼食時。吉野家に入り、いつも通りのカレーにしようか鰻にしようか思案。(この間にもこの重い作品の演奏はどんどん進んで行く)

「鰻定一つ!」(うなてい:鰻定食のこと。税込580円也)

短時間で目の前に鰻定が。(私、鰻大好きです)

汗を拭き拭き、鰻丼をかっこみ、味噌汁を啜る。
(この間もイヤフォンからは異国の深い宗教ドラマが)

箸休めに漬物をつまむ。
(曲調が変わりソプラノの清らかな声が聞こえる)

メタボの薬を飲み、昼食終了。店に入ってから出るまで4分33秒。
(勿論、ルカ受難曲はまだまだ続いている)

こういうのを、音楽とグルメの幸福なコラボレーションと言う(言わないよな)。

写真は、イカ受難曲。

クウォシンスカ(ソプラノ)、クルシェフスキ(バリトン)、テサロヴィチ(バス)、コルべルガー(福音史家)、マラノヴィチ(オルガン)、ワルシャワ少年合唱団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、合唱団、ヴィト指揮(NAXOS盤)

劇的な受難曲です。

トーンクラスターの分厚い音塊があるかと思えば、透明な合唱やアリアもあります。

ポーランドの生んだ現代作曲家ペンデレツキ(1933~)の初期の傑作。

今日久しぶりに聴いたのですが、ダイナミックレンジの広い曲で、休日出勤の電車だと弱音部がほとんど聞こえない。

会社着いてから再聴。

しかし暑い、休日で冷房の入っていないオフィスは暑い。

この曲も基本は分厚い響きで清涼感無し!やはり夏向きではないなあ。

涼しい季節にじっくり聴きたい傑作です。

ペンデレツキ=現代曲と敬遠される方もあるかと思いますが、現代的手法は薄目のドラマチックな曲ですので、広く聴いて頂きたい作品です。まあ、楽しいという性格の曲ではありませんが。

作曲家自身の録音もありますが、このヴィト盤、祖国の先輩への敬意も感じられる感動的な演奏で録音も良いのでお薦めです。

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ペルト「ヨハネ受難曲」ヒリヤード・アンサンブル

2008-07-26 21:43:59 | Weblog
今日は来日中の作曲家のサンジウ・ゴルヒャークさんにお話をお伺いします。

ゴルヒャークさんは大変な親日家とお聞きしておりますが、何回目の来日でいらっしゃいますか?

え~と、もう130回目の日本訪問になるでしょうか。

えっ!そんなにいらっしゃってましたっけ?

この前の来日が1ダース、従って今回は13回目でした。ごめんなさい、まだ日本語時々間違えるので。

外国語で数は間違える易いですからね。でも、とてもお上手な日本語でいらっしゃいますよ。

ところで、ゴルヒャークさんの作曲技法は「猫の首鈴様式」と呼ばれていらっしゃいますが、来日されている時にインスピレーションが湧かれたそうですね。

そうです。あれは3回目日本訪問の時でした。私は日本をもっと知ろうという目的を持って、下町にあるところの路地裏と呼ばれる場所を歩き廻っておりました。

その時、男が魚、秋刀魚と呼ばれる、を焼いていました。

突然、一匹の猫が急速に出現しました。そしてそれが男の所有する秋刀魚を窃盗したのです。

彼の心は大きな怒りを所有しました。

彼は自分の履き物、下駄と呼ばれる日本古来の、をそれに向かって投げました。

それは猫の背中に当たりました。私の耳に、ギャーという鳴き声とリンという鈴の音が一つの音響として届きました。

この時、「猫の首鈴様式」のインスピレーションが浮かびました。

更に一言付け加えるならば、猫の歪んだ顔と、秋刀魚を焼く香りも含めた総合芸術が其処に存在しました。

私は今新しいオペラを作曲しています。それは従来のオペラに、香りという一次元を付加した大変画期的なものです。来年には日本でも上演予定です。

それは楽しみです。

しかし、哲学的で深いゴルヒャークさんの「猫の首鈴様式」が、日常的で通俗的な事象が切っ掛けで出来たということにちょっとショックも受けております。

―――――

ところで、昔は飼い猫は鈴の付いた首輪をしている、という社会の暗黙のルールみたいなものがあったのでしょうか?サザエさんちの「たま」もそうですよね。

「首輪してないからこいつ野良だ」なんて子供の頃判断してましたっけ。

ジョージ(イエス、バス)、ポッター(ピラト、テノール)、ドーソン(福音史家、ソプラノ)、ジェイムズ(福音史家、カウンターテノール)、カーヴィ=クランプ(福音史家、テノール)、ジョーンズ(福音史家、バリトン)、レイトン(ヴァイオリン)、マックスウェル(オーボエ)、ウィルソン(チェロ)、ダケット(ファゴット)、バウアーズ=ブロードベント(オルガン)、ザ・ウェスターン・ウィンド・チェンバー・クァイア、ヒリヤー指揮(ECM盤)

エストニアの作曲家アルヴォ・ペルト(1935~)の宗教曲。

この曲、福音史家が4人!何ですね。約20年前に購入したCDですが今日初めて知りました。如何にライナーノーツをまともに読んでいないか(笑)。

「ティンティナブリ(鈴鳴らし)様式」という独自の静謐な音楽。

と言っても別に鈴が鳴る訳ではありません。静かに鈴を鳴らし続けているような淡々とした音楽です。

この70分を超える大作も、音楽が果たして進行しているのか停止しているのか分からないような静寂さが継続します。大きな盛り上がりも変化も無く淡々と音楽が流れて行きます。

本当に久しぶり(10年ぶり位?)に取り出したCDですが、昔はその余りの静謐に息苦しさも感じたのですが、改めて聴いてみると限り無い美しさを湛えた曲ですね。

ヒリヤー率いる透明度の高く声楽に各種楽器が絡み、蒸し暑いに質の高い清涼感をもたらしてくれます。

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シュッツ「マタイ受難曲」フレーミヒ

2008-07-25 23:45:04 | Weblog
コミュニケーションとは難しいものだと、昨日はつくっく反省した一日でした。

関係部署に大至急の依頼をし、忙しい中対応頂き回答メールを貰ったのですが、前提条件が違っていました。

「こんな事言って無いよ!」と思ったのですが、お願いした方と電話で話している中で、1週間ほど前に検討をお願いした「似て非なる」件と混同されていることが分かりました。

そんな前提条件は当然分かっているはず、というのはこっちの不遜でした。

それに気付いて、実際に作業頂いた担当の方に即電話、忙しい中対応頂いた御礼と説明不足の非礼を詫びました。

何とか再度明日の午前中までにお願いしたい旨、頼みました。

面倒な内容でしたが、午前中早い時間に再回答が。

嬉しくてすぐ電話しましたね、今回の件で初めて電話とメールした方に。

日々色々な事がありますが、こういう瞬間などに仕事していて楽しいなと感じますね。

写真は西伊豆の名も無き(単に私が名前を忘れているだけ(笑))海岸。

シュライヤー(福音史家、テノール)、ポルスター(イエス、バス)、ローレンツ(ピラト、バリトン)、ロッチュ(ペテロ、テノール)、ヴァッハスムート(ユダ、テノール)、シュプリングボルン(カヤバ、バス)、ウーデ(偽証者Ⅰ、テノール)、シュティーア(偽証者Ⅱ、バリトン)、プッシュベック(下女Ⅰ、ソプラノ)、ヴィーマイヤー(下女Ⅱ、ソプラノ)、ラウ(ピラトの妻、アルト)、フレーミヒ指揮ドレスデン聖十字架合唱団(ドイツシャルプラテン盤)

マタイと言ってもバッハではありません!

バッハより100年前に生まれたドイツの大作曲家ハインリッヒ・シュッツ(1585~1672)です。

贅肉一切を削ぎ落とした簡素だが厳しい音楽。しかし優しさを失っていない、むしろ暖かさに充ちている。

同じ作曲家による「ヨハネ受難曲」は大変思い出のある曲ですが、ここではもう少し優しい音楽が聴けます。

レスタティーボと合唱が中核を構成する一聴して禁欲的な作品ですが、福音史家を中心とした声楽陣の声を堪能するのもまた楽しみです。

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L.モーツァルト「アルペンホルンと弦楽のための田園風シンフォニア」

2008-07-24 08:15:17 | Weblog
いやぁ、暑いですね。
夏は大好きなのですが、人十倍暑がりの私はさすがに堪えますこの蒸し暑さ。(人一倍ではとても納まらない。そもそも人一倍って何。一倍じゃ、人とイコールのはずだが?)

昨夜はPM10時前からちょっと飲みに行き、12時半過ぎに最寄駅に着いたのですが財布が空っぽ。タクシーに乗れない。

コンビニに寄ったのですが、都心と違って家の方は夜間下ろせない。すっかりこの事忘れていました。

結局50分ほど歩き、自宅着はAM1:30頃。疲れました。でもアルコールは結構抜けました。

アルコール
一杯飲んだら
歩こうる

(golf130のオヤジギャグ川柳)

写真は街で見掛けた気になる看板。

「最古のサッポロラガービール」ってどういうの?

ビールだから、ウイスキーと違って長年寝かして置くと旨くなるというものじゃないし。第一泡が無くなっちゃうでしょ。

どんなビールか大変気になります。

ラーメンの店なのに「ギョウザとシュウマイで一杯」のフレーズも蠱惑的。

どんな店か知らないのですが、とてもそそられる看板です。

モルナル(アルペンホルン)、シュナイダー指揮カペラ・イストロポリターナ(NAXOS盤)

暑苦し日には清涼感ある曲を、ということで今日はこれ。

父モーツァルトによるアルペンホルンの協奏的作品。

アルプスの草原での演奏が似合いそうな爽やかで軽やかな曲。

アルペンホルンは、基本的にはホルンだか、野趣溢れる音で一興。

演奏会で聴いたら(見たら?)楽しいでしょうね。

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サクストン「カリタス」

2008-07-23 23:56:25 | Weblog
昔、受験勉強で「枯れ尾花の思想」とかいう随筆から出題された問題があったのを妙に記憶しています。

太古の昔、人類が暗い場所で出会う「すすき」に対して呼称を持たなかった故に恐怖、不気味を感じていたが、「すすき」という共通呼称を有してからはその恐怖心が消失したはず、といったような内容でした。

写真は名前は分かっているが、由来が未知の不気味なバス停。近くに核施設などは無いはずだが…。

マッソン指揮イギリス・ノーザン・フィル他(Collins盤)

ロバート・サクストン(1953~)はイギリスの現代作曲家。

この現代オペラのストーリーは全く??作曲家も??。何年か前にショップのワゴンセールで調達したCD。

イギリス音楽らしく、暑苦しく無く神秘的響き。現代音楽だが難解さは希薄。

オペラも絶対音楽として楽しむ私には、ストーリーも歌詞も無ければ特に問題なし!

すんません、今日も飲んで帰るとこす。ヘロヘロ。本日更新またギリギリ。

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ウェーバー「舞踏への勧誘」コンビチュニー

2008-07-22 22:36:00 | Weblog
「かれいまい、による華麗なる舞踊会」

十美子は広告の裏紙に書き付けて言った。

先生、今年はこれで行きましょう。せっかく踊りの師匠らしい素晴らしい名前お持ちなんだからこれで大々的に宣伝してお客さんたくさん集めましょうよ。

あたしゃ嫌だよ。例年通り「第13回 家令舞 舞踊発表会」で良いじゃないの。そんな人様に媚びるような事しなくたって、会のみんなだってお世話になっている方だっていらして頂けるじゃないの。

先生まったく欲ないんだから。駄目ですよ、そんなの今流行んないです。

先生ほど踊りうまくて、それにちょっと歳行っちゃってはいるけど美人だし、「かれいまい」っていう名前を活かして中央の舞踊界に打って出るチャンスじゃないですか!

上手く行けば舞台やテレビで引っ張りだこです。そうしたら私はマネージャーですね。良い仕事一杯取って来ますから。

何言ってんだろうね十美子は。それにあなた「ちょっと歳行っちゃってはいる」は余計だよ。

あっ、ごめんなさい先生。あたし、知り合いの舞踊雑誌の人にも売り込みますし、主人にもインターネットとかでも宣伝させますから。さあ、明日から忙しくなるぞ~。

ダメ、あなたが何て言ったって、あたしゃ今まで通りを変える気ゃないよ。そんな急にチャラチャラした事したら、いつもお越し頂いている皆様に失礼じゃないの。あなたも知っての通り、日本舞踊は伝統と格式を重んじる世界なんだから、そんな浮ついた考えは駄目よ。

まったく~、先生ったら頑固なんだから。せっかくの名前が勿体ないわ…。

写真は「美女神社」(埼玉県朝霞市)。

10数年前にも行ったことがあったが、当時と全く変化なく小さな社があるばかり。

「美女神社」ですよ!

この名前を活かして、御守やおみくじは勿論の事、結婚式場や観光名所にしたり色々ビジネス出来そうなのに。もったいないですね。

コンビチュニー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(WEITBLICK盤)
「べルリオーズ編曲」でまた主義に違反です。

らしくない指揮者のらしくない曲。重量級の舞踏会です。十両級の舞踏会と言ってもいいかな、お相撲さんが踊っている…。

でも意外に動きも華麗。「かれいまい」さんです。

見たこと無いけど、マッスルミュージカルにも一脈通じるところがある?

いややはり、関取衆による舞踏会か。

でもなかなかクセになる演奏です。

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