golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「ハイドンの主題による変奏曲、交響曲第1番」クレンペラー

2013-01-30 23:38:03 | Weblog

やっぱ、東京は人が多いわ。

今週一杯、永年勤続の休みです。

本当はもっと休めるのですが、さすがに2週間続けて休んでしまうと仕事にも支障があるので。

今日は、昼から仕事関連のフェアを見に行く。

着いたのが遅い時刻で、閉館前の1時間弱、駆け足で廻る。

その後、地下鉄駅に行くと、特別に昇降客の多い駅とも思えないのに帰宅時間と重なったこともあって、わんさか人がいる。

決して、ぎゅうぎゅう詰めではないのですが、旅から帰って東京の電車の混雑に辟易する。

その後、ターミナル駅近くで買い物を済ませるが、ここでも人の多さに妙に疲れました。

オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(EMI盤)

買い物ついでにタワレコに寄り仕入れたクレンペラーのブラームス交響曲全集等の4枚組。

クレンペラーは昔から好きな指揮者の一人。

ブラームスの交響曲も大好きで、時々無性に聴きたくなります。

しかし、クレンペラー×ブラームスの組合せは意外にも殆ど聴いていなかったように思います。

構築力に優れ、スタイリッシュなクレンペラーの指揮は、厚手で堅固なドイツ風ブラームスとは違いますが、これも一つの立派な形。

しかし、堅牢な交響曲1番よりも、モノラル録音なのが残念ですが、変化に富んだ「ハイドンの主題による変奏曲」の方がクレンペラーに向いているようにも感じました。(交響曲はステレオ録音)

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コジェルフ「交響曲ニ長調、ト短調、ヘ長調」バーメルト

2013-01-29 21:52:38 | Weblog

一泊目は、広島県の鞆の浦。

海沿いのホテルからの穏やかな瀬戸内海の湾の風景も良かったですし、夜に車で迷い込んだレトロな小路も魅力的でした。翌朝、散策する時間が無かったのが残念。

そして、昨日岡山県へ。

まず、「桃太郎」のモデルと言われる吉備津彦命を祀る吉備津神社。

立派な本殿や長い回廊など格式高く、見所の多い神社でありました。

TVドラマや映画の「トリック」にでも出て来そうな神秘的な社や小路も至るところにあるのも興味深かったであります。

写真の、絵馬の奉納された「祈願トンネル」もある意味「トリック」的で楽しかったですね。

そして、高校の修学旅行以来の日本三名園の一つ「後楽園」へ。

典型的な回遊式庭園。

見所は色々ありますが、藩主が招いた賓客の待合所が特に気に入りました。

建物の間に小川が流れる造りになっており、冷房の無かった時代、招かれた客はさぞ気持ち良く、感激したのではと想像致しました。

三名園と讃えられるだけの美しい庭園だなという思いとともに、都内にも決してこれらに負けない「浜離宮」をはじめとした回遊式名園がいくつもあるなという思いも。

行ったことのある所では、前記の「浜離宮」をはじめ、「新江戸川公園」や同名の「小石川後楽園」など。

そして、2泊目は倉敷。

過去2、3回来たことはありますが、朝から夕方まで終日ゆっくり巡ったのは初めて。

見所も、蔵づくりなどを活かした素敵なお店も多い第一級の美しい観光地との思いを新たにしました。

やはり、高校の修学旅行以来かと思う大原美術館に意外に多くの現代絵画が収蔵されているのは今回初めて知りました。ゆっくり見たかったところですが、駆け足になってしまったのがちょっと残念でした。

マティアス・バーメルト指揮ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ(CHANDOS盤)

「モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ」より、ボヘミア出身でウィーンで活躍したレオポルド・コジェルフ(1747~1818)の交響曲。

初めて名前を知った作曲家です。

交響曲とは銘打っていても、ディヴェルティメントやセレナードの雰囲気も濃厚な親しみ易く、軽快な音楽。

ト短調も、力強く開始されますが、モーツァルトとは異なり哀しみの表情はありません。気持ち良く音楽が推進して参ります。

こちらもまた、忘れ去られてしまうにはあまりに勿体ない作曲家に思います。

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メンデルスゾーン「交響曲第4番《イタリア》」ムーティ、「序曲《静かな海と楽しい航海》」他、アツモン

2013-01-27 22:46:32 | Weblog
旅行に来ております。

イタリア…ではなく(笑)、瀬戸内へ。

永年勤続の休暇を貰い、2泊3日の旅。

今日は、広島県側から「しまなみ海道」で島をいくつか渡り、愛媛県の大三島まで行ってみました。

穏やかな瀬戸内の海と、島も意外に高い山があって広く、風光明媚な風景に癒されました。

寒波の影響で少し雪もちらつく気候でしたが、全般的にはまあまあの天気。

予報だと、明日雪だるまのマークなども出ていたのでちょっと心配であります。

車のチェーンなど何年も巻いたことないもので…。

リッカルド・ムーティ指揮(交響曲)、モーシェ・アツモン(序曲)、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(EMI盤)

1.交響曲第4番《イタリア》
2.序曲《フィンガルの洞窟》
3.序曲《静かな海と楽しい航海》
4.《アタリー》序曲
5.《異国からの帰郷》序曲
6.《ルイ・ブラス》序曲

先日聴いた「スコットランド」は若干違和感もありましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/5649ce3c2554e878db834f86e605e317?guid=ON)、こちらはピタリとハマり。

ムーティの溌剌と若々しい指揮は、陽光を受けた瀬戸内の海のように美しい輝いておりました。(変な喩え(笑)

アツモン指揮の序曲集も、メンデルスゾーンの美旋律と「ルイ・ブラス」など元気で前向きな音楽を楽しみました。

聴いていた時、新幹線で米原付近は雪。

風景とは違和感もありましたが。

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リスト「コラール《アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム》による幻想曲とフーガ」他、ラミレス

2013-01-26 17:07:28 | Weblog
昨晩も会社泊。

ある案件で最近急に忙しくなってしまい、連日朝から夜までバタバタ状態です。

昨夜も徹夜しなければならないような状況でしたが、連日の睡眠不足でさすがに辛く少し仮眠を取る。

終バスギリギリまで仕事しているか、少し早い日は飲みに行ってしまうかで(笑)、いずれにしても遅い帰宅の日々でしたので。

今日、休日出勤したいところですが、運悪くめったにない電気設備点検の日に当たり、全館停電になるため早朝に会社を退去させられる。

朝帰り。

帰り道を歩いていたら、数十羽の鳩の群れの低空飛行に遭遇。

ヒッチコックの「鳥」さながらにこちら目がけて飛んで来るのは、恐怖とまでは行かないまでも思わず身を避けてしまう。

大群の写真を取りたかったのですが、ちょうどジョギングの人が通り掛かり、離散してしまったのが残念。

ラウル・プリエト・ラミレス(オルガン)(BRILLIANT CLASSICS盤)

聴いてみたかったリストのオルガン曲。

1.リスト「コラール《アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム》による幻想曲とフーガ」
2.レーガー「コラール幻想曲集より《主よ、汝の怒りにてわれを罰するなかれ》」
3.フランク「英雄的小品」
4.サン=サーンス(ルメア編曲)「死の舞踏」

オルガン曲は、バロックやルネサンスよりもむしろ近現代曲に関心が高く、古典派~ロマン派辺りは殆ど聴けていなかった領域。

ピアノ曲がメインのリストもオルガン曲をいくつも書いていますね。

この曲は、35分を超える大作。リストのオルガン曲の代表作の一つとのこと。

30歳代後半の作品ですが、壮麗さとともに晩年の作にも通じる宗教的、内省的性格も色濃い音楽。

ロマン派を飛び越えたリストの前衛性も垣間見られます。

リストの膨大な作品の中でオルガン曲は地味な存在かと思いますが、この曲を聴くと後の世代のヴィドール、ヴィエルヌ、メシアンなどに繋がる近現代のオルガン音楽の精華へのリストの影響も大きかったのかなと思いました。

リストの他のオルガン曲も是非聴いてみたいと思います。

レーガーの曲は、レーガーらしい(?)晦渋な曲。

でも、これがまたオルガン曲らしくて良いかな。

フランクのオルガン曲も初めて聴いたように思います。

渋いながらも、柔らかな美しさを湛えているのがフランクらしいところ。

最後は、サン=サーンスで華麗に締めくくります。

ミラノ大聖堂のオルガンによる演奏。

ちなみに、このディスクは先日タワレコのワゴンセールでの発掘品。

190円!

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ローズ「コンソート組曲集」他、フレットワーク

2013-01-23 23:12:36 | Weblog
「ブーバ/キキ効果」というのをご存知でしょうか?

音と図形の印象の関係についての実験から命名された心理学の用語とのこと。

被験者に曲線で構成された図形とギザギザの図形を見せて、どちらが「ブーバ」でどちらが「キキ」かと問うと、曲線の方をブーバ、ギザギザの方をキキだと答え人が98%だったそう。

しかも、これは大人子供や母国語の如何を問わず、ほぼ同じ傾向を示したという。

「ブーバ」という音からは大らかな印象、「キキ」からは鋭角的な響きを感じるというのは人種や年齢などを問わず共通らしい。

一昨日は久しぶりに会社泊。

0時頃迄仕事して、終電に間に合いそうもないし、まだ仕事が残っていて朝早いので会社に泊まりました。

昨日は午後から外出し、その流れで飲みに。

眠たいところを我慢して電車に乗っていたお蔭で、よくやる乗り越しをせず無事帰宅出来ました。

そして、今日は22時半迄会社。

まだまだ仕事は残っておりますが、切り上げ帰宅途上。

フレットワーク(Virgin CLASSICS盤)

ヴィオールの為の作品集、今日はウィリアム・ローズ(1602~1645)。

名前だけは知っていましたが、こちらも聴くのは初めてかもしれません。

1.コンソート組曲a6 ヘ長調
2.コンソート組曲a5 イ短調
3.リラ・ヴィオールのための2つの舞曲
4.コンソート組曲a5 ハ長調
5.コンソート組曲a5 ヘ長調
6.3つのリラ・ヴィオールのためのエア
7.コンソート組曲a6 ハ短調

ローズさんと聞くとバラの花を連想し、優美な音楽を想像するのではないでしょうか。

一方、「ばらさん」と日本語にしてみると、ざっくばらんな感じの人を連想するのは私だけ?

ちなみに、「ばらさん≒榊原さん」のイメージが強いです。

過去知っていた榊原さんは、やはり「ばらさん」と呼ばれていましたが、小原(おばら)さんや神原(かんばら)さんはそうは呼ばれていなかったし、栗原(くりばら)さんや海原(うなばら)さんとかもあまり呼ばれないのでは?

私だけの勝手なイメージかもしれませんが。

さて薔薇さん、もとい、ばらさん、でもなかったローズさんの曲。

優美さと親しみ易さを兼ね備えた素敵な音楽でした。

薔薇さん&ばらさん?

どこか民謡的懐かしさも感じるのが、イギリス音楽らしさでしょうか。

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モーツァルト「ドミニクス・ミサ、聖三位一体の祝日のミサ」P.ノイマン

2013-01-20 22:31:06 | Weblog
そうだ、京都へ行こう!

という訳でもありませんが、昨日京都へ日帰り旅行に行って参りました。

本当は一泊くらいはしたかったのですが、娘の都合が付かず日帰りで。

私も翌日の今日は休日出勤が必要になったので、結果オーライでもありました。

朝8時半頃の新幹線で京都へ向かい、定番スポットのいくつかを半日コースで巡って来ました。

清水寺→祇園→銀閣寺→南禅寺といったコース。

祇園は初めてだったかと思いますが、他は行ったことのある場所でしたが、何回行っても良いですね。

市バスの1日乗車券(500円)で廻りましたが、少なくともメインスポットを通るバスは本数も多いし、安くて便利でした。

それにしても、名所旧跡の多い京都のこと、今迄何回か行っていますが、まだまだ知らない所がいくらもあるな、とガイドブックを見ていて認識を新たに致しました。

そして今日は、朝から休日出勤で、やっと22時前に会社を出たところ。

ここのところ、睡眠時間も十分取れず忙しい日々が続いており、今日も疲れました。

バルバラ・シュリック(ソプラノ)、ウラ・グレーネヴァルト(アルト)、マルクス・シェーファー(テノール)、クラウス・メルテンス(バス)、ペーター・ノイマン指揮コレギウム・カントゥジアヌム、ケルン室内合唱団(EMI盤)

またまた、モーツァルトの初期ミサ曲に驚き!

K66「ドミニクス・ミサ」は、13歳時の作品ですって。

しかし、拙い所など全く無く、溌剌として美しい大作。

今迄、中期以降の作品を中心に聴いてきたモーツァルトですが、先日も書いた通り、時代様式もちょっと異なる初期作品にはまた違った味わいがあって、決して中期以降の曲に劣るという訳ではなく、まして言わんや習作などでは無いという思いを強く致しました。

K167「聖三位一体の祝日のミサ」は、更にスケール感も加わった素晴らしい作品。

肉体的には疲れる日々が続きますが、この爽やかな2曲は疲れを吹き飛ばしてくれます。

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リスト「超絶技巧練習曲集」シフラ

2013-01-18 23:11:30 | Weblog
ここのところ、急に仕事が忙しくなってしまい、今日も最終のバスに間に合うよう急ぎ会社を出ました。

時間に終われる日々が来週も続く見通しです。

ジョルジュ・シフラ(ピアノ)(EMI盤)

ちょっと前に取り上げたもの(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/373aa0e9f2cbd8520566cf7a1aa9d903?guid=ON)と同じ音源と思われますが、このCD自体は未聴でしたので聴いてしまいます。

前に聴いたDOCUMENTS盤は、パブリックドメイン音源を超廉価BOXとしており、EMIが音源のようですので同一のものと思います。

2ヶ月ほど前までは殆ど関心の無いリストでしたし、この曲集でしたが、今では大切な存在。

文字通り超絶技巧の音楽もあるし、非常にロマンチックな音楽もある12曲から成るこの曲集は、ピアノを聴く楽しさがたっぷり詰まっていて、今では大好きな作品であります。

剛球投手を思わせるシフラの豪快な演奏はやはりなかなかに爽快。

歌わせるべきところはたっぷりと歌わせておりますし、必ずしも力だけの演奏ではありません。

最近お気に入りのこの曲集、また色々な演奏で聴いてみたいと思っております。

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ダンディ「フランス山人の歌による交響曲」チッコリーニ、ボド、「交響曲第2番」プラッソン

2013-01-15 22:41:59 | Weblog
昨日、今日と雪で大変でありました。

昨日、買い物に出ようとしたら大雪。

車を断念してバスに。

幸いすぐ来て乗れたのですが、大渋滞で普段15分程度のところが何と1時間40分以上掛かってしまいました。

歩いた方が早い!

用事を済ませ、さあ帰宅しようとすると、今度はバスがいつ出るか分からないと言う。

渋滞で全く進めないからだそう。

暫く待ったが、見切りを付けて歩き出す。

既に雪から雨に変わり、道はぐちょぐちょ。

靴の中をびしょびしょにしながら1時間以上掛けて帰宅致しました。

途中でバスが動き出し、2台ほど自宅方面行きに抜かれましたが、タイミングの悪いことにいずれもバス停から離れた場所でありました。

バス停近くにいた際、1台来ましたが、そこは自宅までさほど遠くない場所。

今更感も強く、乗車しませんでした。

そして、今日。

石川県までの日帰り出張のため、いつもより1時間近く早くに起床。

雪で交通機関が遅れている可能性も考慮してだいぶ余裕を持って自宅を出る。

ところが、バス停に着いたら長蛇の列。

始発バスの次くらいの時間帯なのに信じられないほど多くの人が並んでいる。

これじゃ、バスが来ても直ぐには乗れないかも。

2台目のバスになるかな?

暫く待ったら来ましたが、満員で通過。誰一人乗れず。

こりゃ、ヤバイ。飛行機に遅れる訳にはいかない。

しかし、もう少し待ってみよう。

途中、諦めて歩き出す人、運の良いことに通り掛かったタクシーに乗車する人、自宅に戻る気配の人などもいて、バス待ち行列は少し短くなる。

更に10分ほど待つと2台目が。

ところが、これもまた満員通過。

もうちょっと待ってはみましたが、見通し不明のため遂に駅まで歩くことに決定。

積もって凍っている箇所も多い雪道を転ばぬよう、しかし早足で40分ほどで駅迄到着致しました。

その後、電車の遅れもほとんど無く無事羽田空港へ。

飛行機も若干の遅れで済みましたが、向こうに着いてから列車の乗り継ぎの関係で昼食抜き。

夕方迄打合せ後、無事帰路に付けましたが、空港で遅い昼食兼夕食を採ったのみ。

せっかく魚の旨い所に行ったのに、ゆっくり食べて飲めなかったのがちょっと残念でありました。

アルド・チッコリーニ(ピアノ)、セルジュ・ボド指揮パリ管弦楽団(フランス山人の歌による交響曲)、ミシェル・プラッソン指揮トゥールーズ・キャピトル管弦楽団(交響曲第2番)(EMI盤)

先日、ブックオフでゲッツ!したダンディ坂野、もといヴァンサン・ダンディ(1851~1931)のディスク。

大好きな「フランス山人の歌による交響曲」。

雪積もった東京から雪のちらつく石川へという今日は、フランス山人よりスイス山人かシベリア山人の方が相応しかったかもしれません。

さてこの曲、牧歌的な開始から閑かな風景が眼前に浮かぶ素敵な音楽であります。

季節はやはり春かなあ。柔らかな光の差す光景。

決して雪景色じゃありません。(笑)

フランス音楽というと、ドビュッシーを典型に洗練されたイメージが強いですが、この曲は素朴、朴訥。

これが、大いなる魅力であります。

今までモノラル音源しか持っていなかったので、ステレオで香り豊かな音盤が入手出来て嬉しいです。

初めて聴いた交響曲第2番は、フランス山人の歌による交響曲のように民謡要素が前面には出ませんが、似た気配も有する親しみ易い音楽でした。

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コーツ「弦楽四重奏曲第9番、独奏ヴァイオリンのためのソナタ」他、クロイツェルSQ.

2013-01-13 22:45:58 | Weblog
今日は休日出勤。

静かなオフィスで、資料作成は休みの日の方が捗ります。

お気に入りのスパゲティ屋さんに、タバスコ(正確にはとろみのある別ブランド品で、こちらの方が好き)をたっぷり掛けた超大盛を食べるのも休日出勤の楽しみ。

簡単な資料2つと来週の出張準備。

これが目的で出勤しましたが、ついで来月初めの会議用資料の「一部」も作成出来たのが収穫。

会議用資料の本編は他の人が作成してくれることになっていますが、今日作ったのは「受け狙い」の数ページ。

硬い発表じゃ詰まらないでしょ。

パワポのアニメーションも駆使して、それなりに受けが取れそうなものが出来ました。

さて、肝心の本編の内容を来週詰めなくては。(汗)

クロイツェル四重奏団、ロデリック・チャドウィック(ピアノ)(NAXOS盤)

1.弦楽四重奏曲第9番(2007年)
2.独奏ヴァイオリンのためのソナタ(2000年)
3.ピアノ三重奏のための抒情組曲《ひばりの中から-あなたは音楽を見つけるだろう》(1996年)

是非とも聴いてみたかったグロリア・コーツ(1938~)。

アメリカの女性作曲家です。

CPOレーベルのカタログだったかと思いますが、「女版ペッタション」との表現がされていたのが、強烈に記憶に残っています。

確か、「明と暗」というタイトルの交響曲の紹介でしたが、「明と暗と言うより、暗いところと更に暗いところをうじうじしている音楽」といった表現がされ、悲痛、沈鬱で長大な交響曲を書き連ねたスウェーデンの作曲家アラン・ペッタション(1911~1980)になぞらえていました。

先日、タワレコのワゴンセールを覗いた際、真っ先に「グロリア・コーツ」の文字が目に入り、このCDを手に致しました。近くにあったのが輸入盤ばかりでCDジャケットの背でパッと目につくのがこれしか無かったという事情もありますが。(笑)

「このアルバムを全て聴いて気分が悪くなるか?それとも、ついついもう一度聴いてしまいたくなるか?」という何とも魅力的なキャッチコピーにも惹かれました。

「弦楽四重奏曲第9番」は、不安感を煽るような低弦の上に、蚊の鳴くようなヴァイオリンのキーキー音が印象的な作品。

上昇するグリッサンドが特徴的な作風らしい。

飛行機に乗って上昇しているかのような音響や、手漕ぎ舟に揺られる感覚も楽しめます。

「独奏ヴァイオリンのためのソナタ」は、微かなメロディらしきものも聴こえ、バッハ、バルトークと連なるヴァイオリン独奏作品の延長線上を感じる、やや古典的趣きもある崇高な作品。

とは言っても、現代音楽ではありますが…。

この曲、結構気に入りました。

「ピアノ三重奏のための抒情組曲《ひばりの中から-あなたは音楽を見つけるだろう》」。

陽光の下、ひばりが飛び交う抒情的な光景は想像しないでください。(笑)

しかし、この3曲の中では一番馴染み易い曲でしょうか。

寂しい曲調の中にも息の長い優しいメロディも聴かれ、どこかアルヴォ・ペルトをも思わせます。ペルトの音楽の温度を少し上げた感じ。(?)

ピアノのトーンクラスターや内部奏法も効果的に使用されています。

この3曲に関して言えば、ペッタションよりはだいぶ「安全」な音楽。

「ついついもう一度聴いてしまいたくなって」しまい、今日3回聴きました。

ちょっと危なそうな「明と暗」も是非聴いてみたいですね。

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ジェンキンズ「幻想曲第3,5,6,7,8,12,16番、組曲第4,7番」他、フレットワーク

2013-01-12 18:21:59 | Weblog
え~、馬原かよ~!

ホークスがFAで獲得した寺原投手の人的補償(ホークスが出せないと「プロテクト」した28人や新人、外国人などの対象外選手から、FAで放出したチームが1名選択出来る)がどうなるかずっと気になっておりました。

オリックスは、13日の期限前の10日迄に人的補償選手を決めたいとの報道もあり、ここ数日は不安を持ちながらネットの情報をしばしばチェックしていました。

そして、今日、オリックスが選択したと報道されたのは何と守護神の馬原投手!

全くの想定外。

下馬評では、昨年の帆足投手を獲得時にプロテクトリストから外れて話題になった松中や、ドラフト1位で入団したが鳴かず翔ばずの巽や大場、或いは故障した福田などの名前を多く目にしておりました。

故障で昨年1年間を棒に振ったり、一昨年も救援失敗で信頼を無くしたこともあった馬原ですが、現役第2位のセーブ数を誇る生え抜きの守護神。当然、プロテクトリスト28人に入っているというのが大方の見方でした。

リストは、ホークスからオリックスに昨年提出されましたが非公開。

まさか、馬原が外れていて、それがまた指名対象となるとは…。

若手有望選手の多いホークスのこと、プロテクト枠は28人ではあまりにも少な過ぎる。

昨年、松中がリストから外れた(非公開だが何故か報道された)のは、故障がちのベテランで年俸も高く、リストから外しても指名してこないだろうという読みがあったものと推察されます。

今年も、ホークス球団は同じように考えたのか?

それとも、復調が伝えられた馬原の肩の調子は思わしくないのか?

寺原、東浜、ラヘアなど有望な新戦力の加入で今シーズンは十分優勝が狙えると思っておりました。

馬原がどの程度復調しているか未知数でしたが、実績充分の抑えがいるといないのでは安心感と他球団への脅威が違う。

今シーズン、抑え投手がどうなるのかが不安であります。

現時点で最右翼は、大リーグから復帰の五十嵐。

五十嵐と、連投の利かないファルケンボーグの併用で先ずは様子見かな?

それとも、抑えの実績もある寺原を回すか。

若手の岩嵜の可能性も。

当然、新外国人の獲得にも動くでしょうし、大リーグを目指し退団した岡島の呼び戻しを狙うか。

思い切って、昨年育成から上がって来た千賀あたりを抜擢するとか。

これから、キャンプ、オープン戦とますます目が離せなくなってしまいました。

フレットワーク(Virgin CLASSICS盤)

イギリスの作曲家ジョン・ジェンキンズ(1592~1678)のヴィオールの為の作品集。

ヴィオール・アンサンブルのフレットワークによるイギリス作曲家のヴィオール曲を集めた5枚組より。

1.幻想曲a5第16番
2.幻想曲a6第8番
3.組曲第4番
4.幻想曲a4第6番
5.幻想曲a5第7番
6.リラ・ヴィオールのための小品
7.幻想曲a4第12番
8.イン・ノミネa6第12番
9.2つのバス・ヴィオールのためのパヴァーヌ
10.幻想曲a4第5番
11.幻想曲a6第3番
12.組曲第7番
13.パヴァーヌa6第2番
14.2つのバス・ヴィオールのためのディヴィジョンズ
15.幻想曲a5第8番
16.イン・ノミネa1第1番

好きな響きの楽器として、ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とリュートは筆頭格。

古楽好きということもありますが、古雅で落ち着いた響きが何とも言えません。

ジェンキンズは初めて聴く作曲家かもしれませんが、何れの曲も、思わず口ずさみたくなるような優しいメロディと、雅びな響きの中にも草原を渡る風のような爽やかさと懐かしさがある素敵な楽曲。

ヴィオールの名人集団フレットワークの流麗な演奏も素晴らしく、期待通り、いや期待以上のディスクでした。

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