golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ラウタヴァーラ「ピアノ協奏曲第1 番」ミッコラ、リントゥ

2009-05-19 22:40:46 | Weblog
いやあ、連日蒸し暑いですね。

今日は1日会社にいたのですが、この温湿度から「終日曇り」と信じ込んでおりました。

会社は都心にあるため、ネオンで星が見えない。電車も空が見えない。特に地下鉄区間は困難。(笑)

そんなため、先ほど自宅近くのバス停を降りて初めて晴れていることを認識しました。

こんな梅雨を感じさせる気候だと、普段は余り聴かない英国物や北欧物を聴いてみようという気が起こります。

ということで…。

ラウラ・ミッコラ(ピアノ)、ハンヌ・リントゥ指揮ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団(NAXOS盤)

当ブログを開始した初期に取り上げた、「鳥とオーケストラのための協奏曲(カントゥス・アークティクス)」とカップリングされていた曲。

昨日のバラダが意外に面白かったので、二匹目のどじょうを狙っての選曲。

エイノユハ二・ラウタヴァーラ(1928~)は、フィンランドの作曲家。近年知名度も高まり、演奏会でも取り上げられることも増えている意外に人気の?作曲家。

第1楽章、ロマン派のヴィルトオーゾ協奏曲の様な華やかなピアノで開始されるが、オケの響きもロシア物の様に厚くは無く涼しげ。

第2楽章、コラール調の静かな歌が奏でられます。

第3楽章、ジャズの要素も入っているのでしょうか?細かいリズミカルな音楽。

現代の作曲家ですが、難解なところは無く、シベリウスにバルトークかストラヴィンスキー的味わいと現代音楽的香りを少し加えた感じでしょうか。しかし、肌合はやはり北欧の雰囲気。

シベリウスなどお好きな方にはすんなり受け入れられるでしょうか。

シベリウスがちょっと苦手な私には、現代音楽的要素も入っているため、彼の後期の交響曲よりも却って取っ付き良かったりします。

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