golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

F・クープラン「王宮のコンセール第1~4 番」ブリュッヘン、クイケン兄弟他

2009-05-14 22:00:59 | Weblog
こいつらの味覚って一体どうなってるんだぁ!

と思うことがたまにあります。

みなさんも、駅のホームなどでハトやスズメが美味そうに、一心不乱に何かをついばんでいる光景に遭遇することあるでしょ。

一体何を食べているのだろうと子細を観察してみると、ゲ□(注、右側の文字は伏せ字の四角)のことが結構ありますよね。

ほんと、彼らは美味そうに食べています。

ネットでちょっと検索してみたところ、鳥にも味覚はあるけれどどちらかというと味覚音痴らしいです。だから大丈夫なのでしょうか。

ちなみに、ハエとかチョウは前足で味を感じているんですって。

やれ打つな ハエが手を擦る 足を擦る

は、実はハエは舌なめずりしていたのですね~。

(オイ、打てるものなら打ってみろよ~、こっちはそんなに鈍くないぜ)

ハエの心の声が聞こえて参ります。

フランス・ブリュッヘン、バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、イェルク・シェフトライン(オーボエ)、ミラン・トゥルコヴィチ(ファゴット)、ジャニーヌ・ルービンリヒト(ヴァイオリン)、シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン、ガンバ)、ヴィーラント・クイケン(ガンバ)、ロベール・コーネン(チェンバロ)(SEON原盤)

バロック60枚BOXから。

このCDを取り出し、改めて驚いたのは1971年の録音だということ。もう40年近く前になるのですね!

オリジナル楽器演奏の旗手として鮮烈な印象のあったブリュッヘンやクイケンも既に70年代初頭にこんな演奏を残していたんですね。

当時、まだ現代楽器での分厚い響きのバロックが幅を利かせていた時代。

クイケン兄弟達が台頭して、オリジナル楽器演奏が主流に踊り出たのは80年代と認識していたので、その録音年にちょっと驚いた訳です。

まあ、80年代にしたって、若い方から見れば「大昔」。自分が歳を取ったということでしょうか。(笑)

フランスバロックの大家、フランソワ・クープラン(1668~1733)の室内楽作品。

流麗、優美でバロックでもドイツ音楽などとは違った、ロココの響きの新しさ。

生没年を見て、また驚き!

今まで、何となくJ.S.バッハ(1685~1750)より後の時代の作曲家と思い込んでおりました。

作曲家の個性も勿論ですが、ドイツバロック、イタリアバロック、フランスバロック、イギリスバロックといったお国柄の違いというか、スタイルの違いもバロック音楽を聴く楽しみの一つですね。

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