golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

モーツァルト「交響曲第35番《ハフナー》、第36番《リンツ》」クーベリック

2011-10-31 21:54:31 | Weblog
ふぅ、今日もやっと終わった。

また朝から夜までバタバタと忙しい1日でありました。

1つ2つ処理すると、3つ4つ仕事が増えて来る感じ。

1つ1つの案件は、必ずしも難物という訳では無いのですが、中長期的な話と目先に迫られた問題が渾然一体となって日々降って来るので、ちょっとアップアップ気味です。

決してめげちゃいないのですが、色々積み残し、やり残しが増えているのが嫌なところであります。

今朝は寝坊して6時過ぎ起きだったので、明日こそ5時過ぎには起きて会社行こっと。

今日は家に帰ったら早く寝ます。

ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団(SONY盤)

クーベリックBOXから今日はモーツァルト。

「ハフナー」はモーツァルトの交響曲の中でも1、2を争う大好きな曲です。

優美さ、明るさに加え、力強さもあって元気が出る曲であります。

そして何と言っても、第2楽章アンダンテの美しい夕暮れを思わせる幸福感が堪りません。

この曲の刷り込みは、LP時代、ヨッフム指揮のコンセルトヘボウ盤。暖かく厚みと力強さのある、しかし柔らかさも兼ね備えた素敵な演奏でした。

どちらかと言うとピリオド演奏が好きなモーツァルトですが、この曲に関してはついついヨッフム盤を思い起してしまいます。

クーベリック盤は、重厚さや力強さはヨッフムに譲りますが、しなやかで暖かく自然でとても気に入りました。思い返すと、ヨッフムの場合、力強さが過ぎてゴリ押しに近い感じもあったかもしれません。対して、こちらクーベリックは押し付けがましさがありません。

これからも、この曲を聴きたい時には度々手の伸びるディスクになりそうです。

「リンツ」も、しなやかさとリズム感の良さでこちらも素敵な演奏。

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ブルックナー「交響曲第8番」パーテルノストロ

2011-10-30 22:30:05 | Weblog
これからの季節ウォーキングも良いな、大会にも出てみようかなと思っていた矢先、以前一緒に仕事していた方からお誘いの電話を頂きました。

鉄道会社を始めとして、色々なところの主催でウォーキングの会はしょっちゅう至るところで開催されているようで、方々出場されているとのこと。

実際、私も誘われて3回ほど一緒に行ったことがあります。

今日お話頂いた複数の大会の魅力的なところは、ズバリ食べ物!

食品会社や商店街の主催で、色々食べ物を頂けるのだそうな。お土産をたくさんくれたり、食べ放題に近いのもあるらしい。

行く!行く!

って、2つ返事で答えてしまった食い意地の張った私。

メタボ解消のはずが、逆効果になる可能性も大ですが…。

ロベルト・パーテルノストロ指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(DOCUMENTS盤)

その音楽の大きさという点で稀有な存在のこの曲。

大伽藍を思わせる最もブルックナーらしい作品で、やはりこの曲が彼の最高傑作という思いが致します。

聴き続けて来ているパーテルノストロの激安全集もいよいよこの曲に。

雰囲気結構良い線行ってはいると思いますが、ちょっと掴み所ない面もあるこの曲なので、オケの弱さや今一つピリリとしない指揮のため、ただでさえ長い曲が余計に長く感じられていまう気がするのが残念。

今日は時間が無くて1回しか聴けなかったので、後日また聴き直してみましょう。印象が変わる可能性もあるので。

1890年版による2002年のライブ録音。

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シューマン「交響曲第1番《春》、第2番」クーベリック、バイエルンRSO.

2011-10-29 23:16:07 | Weblog
立ち食い蕎麦食べたさに、原宿から渋谷まで歩いてしまう私って一体…。

今日は昼から大学の同窓会。他学部の会なのですが、同窓会幹事をしている関係でお声を掛けて頂いております。

うちの学部の場合は夕方からが通例なのですが、こちらの場合昼からという早い時間帯。

仕事が残っているので、5時半起きして、会社で午前中仕事してから行こうと思ったのであります。

しかし、1週間の疲れもあり起きられませんでした。

寝坊して到着した会社では小一時間仕事の整理をした程度。月曜日5時起きで出社してキャッチアップしますか。

同窓会は、多方面でご活躍された諸先輩方(私など若配者!という平均年齢のかなり高い出席状況)の貴重なお話や、還暦は過ぎたと言えど美声を聴かせて頂いたソプラノ歌手の方もいらっしゃって有意義な時間を過ごさせて頂きました。

原発の専門家だった方からも今回の事故に対するご見解など貴重なお話を伺えましたし。

しかし、いつもこういう会合に出て感じるのは、立派なご経歴とお人柄の々に対する自分の不甲斐なさ。

居直って、「しがないサラリーマン&しょうもないオヤジ」という希少価値を主張致しましょうか(笑)。

さて、同窓会終了後、大先輩お二人とお茶しての帰路、飲んで帰る時の例に漏れず蕎麦が食べたくなったのであります。

立ち食い蕎麦でOKなのですが、場所が原宿近辺。

オシャレな若者の街に立ち食い蕎麦店は似つかわしくないよう…探せど探せどありませぬ。

結局、渋谷まで歩いてしまい、念願の立ち食い蕎麦を食べ帰宅致しました。

ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団(SONY盤)

モーツァルト、シューマン、ブルックナーの交響曲を集めたクーベリックの7枚組BOXから。

LP時代にクーベリックのシューマン交響曲は定盤中の定盤と言われる存在であったように記憶しております。

自分で保有していたのは、1番、3番の2枚だったでしょうか?

クーベリックのシューマン交響曲全集は、ベルリン・フィルの旧盤と、このバイエルン放響盤の2種があるのですね。

持っていたLPがどちらだったか…全く記憶にございません。

さて、このバイエルン放響との1、2番、このオケの豊かな響きを活かし、クーベリックの自然な息使いで、かつ細部を磨き上げ過ぎない指揮が、シューマンの音楽ととてもマッチしていて、定盤と呼ばれるに相応しいものと実感致しました。

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バッハ「フーガの技法」アレッサンドリーニ

2011-10-28 22:07:00 | Weblog
趣味が無い、という方が時々いらっしゃいますが、私としてはちょっと分からないところであります。

時間や金銭面などで余裕が無くてというのなら分かります。

しかし、時間がたっぷりあって、金銭的余裕も多少はあるのにという場合には私には理解が及びません。

友人でも、全くの無趣味というのがいますし、先日会社を辞めた先輩もそれに近い。

ゴルフは大好きだけれど、定年後の身でしょっちゅう行く訳にはさすがにいかない。時間を持て余して困っているそう。

お前も定年後に時間を潰せる趣味持った方が良いよ、と言われましたがご心配無用。

クラシック聴くだけでいくらでも潰せますから(笑)。

他にもやりたい事は色々ありますし。

むしろ、最近仕事が忙しく時間的余裕が無いのが目下の問題であります。

リナルド・アレッサンドリーニ(指揮、チェンバロ)コンチェルト・イタリアーノ(OPUS111盤)

これも先日ディスクユニオンで200円で仕入れた品。

楽器指定の無い、極度に抽象性の高い数学的とも言えるバッハ最晩年の傑作。

どんな楽器で演奏するかも課題の1つで、チェンバロ、2台のチェンバロ、オルガン、弦楽四重奏、管弦楽等様々なアプローチがされています。

以前、ジャズなども取り入れた演奏も聴きましたが、これなども意外に面白かったであります。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/031c9796628ab8a264296c8a083d8257)

この演奏は、フルート、オーボエ、オーボエ・ダモーレ、ファゴット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、チェンバロといった編成。

イタリア古楽器演奏の雄、アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノの演奏が期せずして安く入手出来ました。

イタリアの空気感を感じると言いましょうか、古楽器演奏による明るめの響きが、厳格な書法で書かれたこの曲に柔らかさを与え、聴きやすい、親しみやすい演奏になっています。

この曲、バッハの数多い作品の中で例外的に取っ付きにくい曲と思っていた時期もありますが、対位法の粋を尽くしたとても面白い曲ではないかと最近思い始めております。

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ブルックナー「交響曲第9番」マタチッチ

2011-10-26 20:23:14 | Weblog
意志の弱さは、私の長所でもあり???、短所でもある。

今日は夕方から超酒好きの若手と外出。

このようなシチュエーションで彼と外出して、真面目に帰ったことはない。

仕事がたくさん溜まっているし、今日は真面目に家に帰って仕事しようかと硬い決意だったのですよ、初めは。

でもね、仕事終わって当然のように、「どこの店にします?」。

その言葉には私弱くって…。

ミイラ採りがミイラになる、っうんですかねぇ、そろそろ帰りましょうという彼を引き留めて、今日もついついいっぱい飲んじゃいました。

早い時刻から、超短期決戦でありました(笑)。

そうこうしているうち、また金曜日のお誘いメールも入って来るし…。

ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(DENON盤)

昨日のパーテルノストロは、この最後の傑作、白鳥の歌交響曲にはちょっと弱いかな、と思いましたが、今日は大物指揮者でリベンジ。

マタチッチのスケール大きな演奏であります。

骨太なその音楽は、寂寥感とはちょっと違うけれど、第3楽章の尋常ならざる雰囲気の創出にも成功していて、これはやはり名演だなと思うのであります。

安心して聴ける、どっしりしたブルックナー演奏。

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ブルックナー「交響曲第9番」パーテルノストロ

2011-10-25 23:28:09 | Weblog
今日も忙しい1日でありました。

会議、打合せの連続とその間の資料作成、電話、メール…、しかも、6~7個の全く違う、それぞれ異なった課題を抱えた案件が同時平行的に動いており、前任者から引き継いだばかりでまだ余り良く飲み込めていない件もいくつもあるし…。

昨日も終日バタバタで、疲れ果てて定時で終えて飲みに行っちゃったからそのツケもありまして。

これから年末、年明けに掛けて、更に増えて行く重い件もいくつかある。

物事をあまり深刻に考えない私ではありますが、ちょっと気が重いであります。

もうちょっと楽にしてくれい。

ロベルト・パーテルノストロ指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(DOCUMENTS盤)

こういう忙しい時は、スケールの大きなブルックナーの音楽が良いです。

ブルックナー交響曲の最後の3つの高峰。

均整の取れた構成力と親しみ易い楽想では7番、巨大な音塊で、これぞブルックナーという8番、そして音楽の深遠さでは何と言っても9番。

それぞれ特徴のある傑作であります。

3楽章までと未完で終わった9番だけれど、最終楽章アダージョの広大かつ深遠な音楽を聴くと、この後に付け足すものは要らないようにも思います。

この楽章も後期ロマン派が到達した最高点の1つでしょう。

パーテルノストロ指揮によるこの演奏は、真摯さは伝わって来ますが、やはりこの曲では残念ながらちょっと軽く、緩く感じてしまいます。

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モーツァルト「レクイエム」アーノンクール(旧盤)

2011-10-23 19:37:47 | Weblog
おばあちゃんの原宿へ行って参りました。

午前中から休日出勤して仕事していたのですが、早目の昼食を食べたらやる気が失せ、仕事絡みのちょっと面白い情報をネットで見付けたこともあり、初めて行ってみました「巣鴨地蔵通り商店街」。通称、おばあちゃんの原宿。

古ぼけた商店街を想像していたのですが、小綺麗なお店も多いし、日曜の午後ということもあって活況を呈していました。

「もんぺ」とか、如何にもおばあちゃん御用達のお店もありましたが、お菓子や漬物(若者はあまり好まんか)など、老若男女楽しめるお店も多く、また行ってみたくなりました。

ところで、「おばあちゃんの原宿」という呼称は問題。おじいちゃんは一体どうしたらいいねん?(笑)

写真は、ウケ狙いで買った「地蔵最中」。(会社用はこれの個数の多いもの)

ラシェル・ヤカール(ソプラノ)、オルトルン・ヴェンケル(アルト)、クルト・エクヴィルツ(テノール)、ロバート・ホル(バス)、ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:ゲルハルト・デッケルト)(TELDEC盤)

これも先日のディスクユニオン200円調達品。

アーノンクールのモツレクは買おう買おうと思いながら叶っていなかったディスク。

ここで見付けたが100年目(それほどの事か?)ということで購入。

従来から演奏されることの多いジュースマイヤーによる補筆完成版ではなく、バイヤー版によるもの。

「バイヤー版」という言葉は知っておりましたが、補筆者のフランツ・バイヤーは、かのコレギウム・アウレウム合奏団のヴィオラ奏者だった人なのですね、知らなんだ。

ジュースマイヤーによる、モーツァルトらしからぬ箇所を修正したバージョン。(1972年)

このアーノンクール盤は、コレギウム・アウレウム合奏団、ネヴィル・マリナーに次ぐ3番目の録音(1981年)だったとのこと。

しかし、バイヤーもジュースマイヤーの仕事を尊重した上で、様式的にモーツァルトと合わない部分を修正したようで、ジュースマイヤー盤を聴き慣れた耳でもさしたる違和感は無いと思います。

ここでの大きな特徴はやはりアーノンクールの指揮。

古楽器を使用し、アクセントの利いた透明度高い演奏は発売当時は衝撃的だったかもしれないけれど、古楽器演奏に聴き慣れた耳で聴くと特別の驚きは無く、普通に、とても良い。

ベームやワルターなどの従来型の厚手で暖かみのある演奏も良いけれど、アーノンクールの透明度高く切れ味の良い演奏も好きですね。

モーツァルトは、私にとって、現代楽器演奏も古楽器演奏も楽しめる、言わば、暖流と寒流の交わった格好の漁場でしょうか。

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ブルックナー「交響曲第3番」パーテルノストロ

2011-10-22 20:19:18 | Weblog
「薬が効いているからじゃないですか?」

咳がまだ抜けないのと、メタボ系の薬が切れるので病院へ。

先日の人間ドックの結果、血圧は正常値の範囲に収まっていたので、血圧の薬は止めに出来ないか聞く。

これに対して、薬の効果で血圧が下がっているのでは?というのが医師の話。

確かにそういう見方も出来る。でもそれだと死ぬまで薬を飲み続けなきゃならない、ってことになるのでは。

私的には、「数値が下がったので、ちょっと薬止めて様子見てみましょうか?」という言葉を期待していたのですが…。

「う~ん、どうしましょうかね?」

この先生、この前もそうだけれど、自分で判断せず、患者に委ねる感じのところがある。

「ちょっと薬を止めてみて、様子を見るというのはどうですか?」、と私。

「そうしてみますか」

他の1種も含め、何とか薬を減らすことに成功。

でも、こんなんでイイんかい?

ロベルト・パーテルノストロ指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(DOCUMENTS盤)

「ワーグナー」の愛称を持つこの交響曲。

Wikipediaに拠れば、第2番とこの曲の総譜を持参し、ワーグナー家を訪ねたブルックナー。2曲のどちらかをワーグナーに献呈したいと申し出て承諾されたものの、勧められたビールを飲み過ぎて酔っ払ってしまい、献呈するのがどちらの曲か分からなくなってしまい手紙で確認したとのこと。

如何にも、野人ブルックナーらしいエピソードで良いなあ~。

久しぶりに聴くこの曲。

後期の傑作や巨大な5番などには及ばないにしても、ブルックナーを象徴するスケルツォだって良く書けているし、希望を感じさせる終わり方だって良い。

なかなか良く出来た曲と再認識。

パーテルノストロの指揮は、オケもやや弱く緩いところもあるが、ブルックナーの雰囲気創出には成功していて楽しめるものです。

激安で、教会内の残響を活かした録音も美しいので、コストパフォーマンス高い全集と言えるのではないでしょうか。

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ベートーヴェン「交響曲第9番」クレンペラー、ケルンRSO.

2011-10-21 20:39:19 | Weblog
昨夜は退社される先輩の送別会。

定年後、いわゆる嘱託の様な形で勤務されていましたが、今月末で退社されることになりました。

部署での公式の送別会は既に終わっていますが、昨夜は内輪での6人でのこじんまりした会。

魚が安くたくさん食べられる時々行くお店。店は綺麗じゃないけど、コストパフォーマンスは最高。

写真のお刺身はテーブル「じか置き」じゃないですよ~。下にちゃんとお皿ありますよ(笑)。

気の良い仲間内で愉しく飲めたのは最高だったのですが、飲んだ量が半端無かったかも。

何しろ内2人は、もう引退したとは言え、某運動部の選手で身体がデカイ。(2人とも名選手で、ともに元全日本メンバー)

特に1人が完璧に底無し。五合徳利(一合とか二合じゃないですよ)がどんどん空いて行ったのであります。

そして、カラオケ行ってまた飲んで…。

気付いたら、電車乗り越して知らない駅におりました(笑)。

途中駅からタクシーでまた無駄な出費。

私が誘った若い女性も来てくれたので先輩も大喜びだったし。(気が利く人で頼んだ訳じゃないのに、花束も買って来てくれました)

とても楽しく、旨かったのは良かったのですが、飲み過ぎで今日1日は辛かった~。

ちなみに、今朝、家を出てから(それ迄気付かなかったというのも何とも間抜けですが)、鞄がちょっと重く、形もちょっと歪んでいるのに気付きました。

開けてみると、まだたっぷり入った焼酎のボトルが。

アイツだなあ~、いたずらして入れたのは。

マリア・シュターダー(ソプラノ)、グレース・ホフマン(メゾソプラノ)、ヴァルデマール・クメント(テノール)、ハンス・ホッター(バス)、オットー・クレンペラー指揮ケルン放送交響楽団、合唱団(MEMBRAN盤)

クレンペラーの第九は、フィルハーモニ管とのセッション録音のCDがお気に入りですが、このライブ録音も素晴らしい出来。

モノラルだけれど録音状態も良く、鑑賞に支障を感じません。

気宇壮大さはセッション録音と同様イメージ。

オケの厚みや力強さはこっちの方が良いかも?

セッション録音盤も聴き直してみなきゃ。

クレンペラーの第九は他にもライブ盤がいくつかあるようなのでそれらも聴いてみたくなりました。

1958年のライブ録音。

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シュワントナー「すずめ、琥珀の音楽」他、ジモン

2011-10-19 22:51:51 | Weblog
いつもは、それほど混まない電車で通勤しているのですが、今朝は久しぶりに満員の(ぎゅうぎゅうと言う程ではありませんが)電車に乗りました。

それも、浜松町から羽田空港へ行くモノレールで。

意外な電車が意外に混んでいるのに驚きましたが、1つ目の駅「天王洲アイル」でたくさん降りて、ガラッと空きました。

モノレールで通勤されている方もかなりいらっしゃる事を認識致しました。

ケーブルカーやロープウェー通勤などにも憧れてしまいます。

ブリッタ・シュタルマイスター(ソプラノ)、フロリアン・ヘルシャー(ピアノ)、クラウス・ジモン(指揮、ピアノ)ホルスト=シンフォニエッタ(NAXOS盤)

1.すずめ(ソプラノ、フルート、クラリネット、ハープ、パーカッション、ピアノ、弦楽三重奏と器楽アンサンブルのための)(詞:小林一茶の俳句の英訳)
2.ソアリング(フルートとピアノのための)
3.遠い時代のルーンと呪文(ピアノ、フルート、クラリネット、パーカッションと弦楽四重奏のための)
4.アゲダ・ピサロの2つの詩(ソプラノ、クロタルとピアノのための)
5.琥珀の音楽(フルート、クラリネット、パーカッション、ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)

これもディスクユニオン200円品。

以前、幻想曲「彼方より」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/fff9aa12b458e54db008e776c73a8468)を取り上げたことのあるアメリカの作曲家ジョセフ・シュワントナー(1943~)の作品集。

吹奏楽では人気曲だそうな「…そしてどこにも山の姿はない」という作品で知られている作曲家。

Wikipediaに拠れば、「非常に多作で、かつフランス印象派、アフリカンドラムやミニマル・ミュージックなど影響されやすく、色彩的で折衷的である」とあるが、このディスクを聴くとまさにその通りの印象。

小林一茶の15の俳句に題材を採った「すずめ」は、印象派の延長線にあり、しかもアフリカンドラムのリズムも途中混ざる。ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ第5番」ともどこか通じる美しい音楽。

1分半ほどの短い「ソアリング」は無調だが、優しく柔らかい響き。

「遠い時代のルーンと呪文」は、不安を掻き立てる雰囲気で開始されるが、やがて幻想の世界に引き込まれて行く。アフリカンドラムやジャズの影響も感じる。ミニマルも入ってます。

「アゲダ・ピサロの2つの詩」の第1曲「Shadowinnower」は、シェーンベルクの傑作かつ大好きな曲、「月に憑かれたピエロ」をも思わせる超現実的雰囲気もある。第1曲「黒いアネモネ」は印象派歌曲の影響線上にある美しい歌。

「琥珀の音楽」は、琥珀を思わせる落ち着いた幻想的な色調の音楽。これぞ、「大人の現代音楽」といったところ。

少なくともこのディスクに聴くシュワントナーは、難解さは無く、幻想的でオシャレな音楽。色々な要素が入り、バラエティーに富んでいて飽きさせない。確かに折衷的かもしれないが、夢幻の世界を現出させる素敵な音楽であります。


これはとても良い買い物をしました。

「…そしてどこにも山の姿はない」も是非とも聴いてみたくなります。

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