golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シューマン、グリーグ「ピアノ協奏曲」ツィマーマン、カラヤン

2009-08-31 21:43:14 | Weblog
約1ヶ月位前からでしょうか、左肩がちょっと痛く、多分「五十肩」の軽い状態だろうと思います。

腕を挙げたりした時にちょっと痛い程度で、日常生活には全く支障ありませんし、ゴルフクラブを振っても問題ありません。

まあ、病院に行ってもどうせ湿布薬をくれる程度でしょうから放ってあります。そのうち自然に治るでしょう。

以前も一度「五十肩」になったことがあるのですが、その時は三十代!

ショックでしたね(笑)。

夏場にプールで苦手なクロールを練習していたら、腕が挙がらくなってしまいました。

病院に行ったら「五十肩」との診断。「四十肩」ならまだしも「五十肩」とはどういうことですか!と抗議したら(笑)、正式な病名はこうなのだと聞いたような記憶があります。

約80歳の父親(正確な歳を覚えていないm(__)m)も先日、五十肩になったと話していましたが、ちょっと嬉しそうな表情だったのを私は見逃しませんでした。

クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

やはり時々ブックオフをチェックしてみるものですね。

台風が関東地方に今夜接近すると言うので、会社を定時で退けるとまっすぐに帰宅。

ところが、最寄駅を降りてみると雨は小降り。ちょっとブックオフを覗いてみることにしました。

思いがけず超お買得の掘出物が。

一つは3枚組で500円、もう一方は2枚組で250円。計5枚で750円、平均単価150円!どちらも大手レーベルの定評ある演奏です。

盤質がどうなのかとかは良く分かりませんが、ブックオフの価格設定って一体どうなっているの?と思うことが多々あります。

こういう小踊りしたくなる物も多い反面、NAXOSの1,000円なんかもあったりしますからね。

ブックオフの値付けの仕組を知りたいですね。

まあ、テレビの「お宝鑑定団」などでも、昔古道具屋で二束三文で買ったという品に思わぬ高額が付いたり、またその逆もあるので、中古品の価格とはそんなものなのかなあ?

でもやはり良く分かりません、謎です。

本日入手品については、また後日聴くことに致しましょう。

今日のCDは、やはり最寄駅のブックオフで先日調達したもので、こちらは1枚で250円とちょっとお高い品(笑)。

さて、野球などで「ガラスのエース」という言葉がありますよね。

球も速いしコントロールも良くエース格なのだけれど、故障がちでよく肩とか壊している、といったパターンのピッチャーですね。

このツィマーマンのピアノを聴いていて、その「ガラスのエース」という言葉が脳裏に浮かびました。

クリスタルの様な透明で繊細な美しさ。

しかし、この演奏には故障がちの弱さはありません。素晴らしい技巧に支えられています。

カラヤンの安定したオケとともに、久しぶりに聴いたロマン派ど真ん中のピアノ協奏曲2曲。本日はこれを堪能致しました。

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シューマン「交響曲第4番」カンテッリ

2009-08-30 18:21:07 | Weblog
今日は久しぶりに投票に行って参りました。

最近棄権ばかりだったからなあ(いけませんね)。

投票所で、しまったな!と思ったのは、裁判官審査に関して全く知識を持たずに来てしまったこと。

どういう裁判官が審査対象で、どういう事件に関わって、どういう判断をしたのかが全く分からない。

投票所で公報を頂き、投票コーナーで急ぎ見ましたが、今一良く分かりませんでした。

裁判員制度も始まったことだし、事前にきちんと調べて行かないといけませんね。

そもそも投票棄権ばかりじゃダメだしm(__)m。

グィド・カンテッリ指揮NBC交響楽団(Archipel盤)

今日は時間の都合等で取り上げる曲が二転三転。

結局これになりました。

当ブログで今まで何回か取り上げている、飛行機事故で夭折した天才指揮者グィド・カンテッリ(1920~1956)。

もし彼が長生きしていたら、確実に戦後のオーケストラ界は大きく変わっていたと確信出来る超天才指揮者です。

彼を失ったことは、戦後の音楽界の最大の損失と言っても良いかもしれません。

1952年のライブ盤ですが、なんと輝かしく生き生きしたシューマンでしょうか!

弱冠30歳そこそこの若手指揮者ですが、活きが良いだけではありません。とても自然な流れの音楽。既に巨匠の風格さえあります。

久しぶりに取り出したCDですが、素晴らしい音楽を聴きました。凄い指揮を聴きました。

またカンテッリ色々聴いてみたくなりました。

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デュファイ、ダンスタブル「モテット集」プロ・カンティオーネ・アンティクワ

2009-08-29 17:36:44 | Weblog
まだ8月と言えども、朝晩は秋の気配が感じられる今日この頃です。

私は今、38度線国境の近くの村に来ています。あそこに見えるのは向こうの国境警備兵でしょうか。(そんなとこ来て無いって!)

いやいや、ここはあの世との境目。何やら香の様な不思議な靄が掛かっていますね。あそこに朧に見えるのが一級河川「三途の川」でしょうか。(来て無いって!)

さすがにここまで来ると太陽も小さいですね。太陽の引力を表示するメータもゼロに近づいています。いよいよ太陽系の果てまで参りました。(違うって!)

ただ、夏と秋の季節の変わり目に来ているだけだって。

こういう季節の端境期は独特の味わいがあって良いですねえ。

まだ夏の暑さも残ってビールも旨いし、食欲の秋で食べ物も美味しいし、2つの季節を同時に味わえるのですからね。(何か違いますでしょうか?)

ブルーノ・ターナー指揮プロ・カンティオーネ・アンティクワ、古い音楽のためのハンブルク管楽アンサンブル(ARCHIV盤)

これもブックオフ飯田橋店250円品。

ルネサンスの巨匠デュファイとダンスタブルのモテットが計9曲収められています。

ギョーム・デュファイ(1400頃~1474)

1.人にとって最も良きもの2.花の中の花よ
3.幸いあれ、乙女よ
4.喜べ、ビザンツ帝国の妃
5.恵み深き救い主の御母

ジョン・ダンスタブル(1390頃~1453)

1.来たれ聖霊よ-来たれ創造主なる聖霊
2.栄えあれ、慈悲深き女王よ
3.祝福された御母
4.伝令の使者は行く

デュファイは、ルネサンス初期の大作曲家で、いわばルネサンス音楽の開祖のような位置付けでしょうか。

まだ中世の音楽のゴツゴツした感じも少し残した、ルネサンスの洗練の中にも「こぶし」の利いた独特の歌い回し。

「ルネサンス初期の演歌の星!」と言ったら言い過ぎでしょうか。

一方のダンスタブル、名前は昔から知っていますが、音源は持っていなかったように思います。

同時期の、むしろデュファイより少し古い作曲家ですが、このディスクの曲に関しては、逆にルネサンスらしい流麗さを感じました。

音楽の世界でも、時代と時代の端境期の作曲家には、時として独特の味わいを有する場合があるように思います。

同じルネサンスでも末期のラッススなどは世紀末の爛熟の響きを感じるし。

まさしく時代の変わり目の線上にいたシェーンベルクなど最たる例ですね。

デュファイもダンスタブルも音楽史上はルネサンスの作曲家と位置付けられているかと思いますが、今日はデュファイの音楽に中世の名残を感じたのが面白かったです。

ところで、LP時代末期「デュファイ世俗音楽全集」を購入。数枚組で1万円以上しました。

ところが、時代は変わり、すぐCD全盛へ。ちょうど音楽メディアの端境期だったのですね。

LPプレイヤーが故障したこともあって、結局1枚を除いて聴かず仕舞でお蔵入りとなってしまいました。

LPがまだ貴重品だった時代。買ったディスクは必ず全部聴くようにしておりましたが、数少ないその例外。これは端境期で損した例です。

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D.スカルラッティ「ソナタ集」ホロヴィッツ

2009-08-28 21:58:45 | Weblog
最近、故障関係の電車の遅れって多くありません?

やれ車両故障だの車両点検だの。

踏切や信号機関係のトラブルも多いような。

今日は帰宅の電車が、車両故障の影響を受け大幅に遅れておりました。前の電車がつかえており、各駅でホームに入るのを待たされる状態。

いつもより1.5倍は時間が掛かったでしょうか。疲れました。座って爆睡してましたが(爆)。

ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)(CBS/SONY盤)

昨日、乗り換えで通った飯田橋のブックオフでの調達品。250円也。

ここの店舗、クラシックの安いCDはあまり無いと思っていたのですが、やはりたまには覗いてみるものですね。これともう一枚出物を購入しました。

このスカルラッティは、LP時代に愛聴していた録音。CDでも買い直したいと思っておりました。

L.424、241、188、118、349、465、21、203、22、164、187、391の12曲が収録されています。

現在のCDでは他に5曲が追加され17曲収録となっている様ですが、「The CD Club」という家庭用音楽全集の一枚でしょうか、このディスクではLPと同じになっています。

グールドのゴルトベルクなどと同じ様な位置付けでしょうか。古楽器演奏全盛の現在でも色褪せることの無い数少ない現代楽器による古いバロック録音。

LP時代、才気と機知に満ちたこれらの曲の魅力を存分に聴かせてくれたホロヴィッツの演奏は、やはり今だに輝きを失っていませんでした。

また、改めて聴いてみて感じたのは、緩やかな曲の魅力。

どうしても速い曲の面白さに耳が行ってしまうこの曲集ですが、ゆっくりした曲も優美であったり憂いを含んでいたりと魅力的。

555曲の全集はなかなか手が出ませんが、この名演奏を聴いていたら、少しずつこの曲集を集めて行こうという気持ちが、またふつふつと沸き上がって来ました。

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ヘンデル「歌劇《セルセ》より」マギーガン

2009-08-27 21:14:07 | Weblog
 我輩は猫である。のみならず顔の真中があまりに突起している。そうしてその穴の中から時々ぷうぷうと烟を吹く。どうもむせぽくて実に弱った。眼を明いて居られぬくらいだ。

 我輩は池の前に座ってどうしたらよかろうと考えて見た。よだれを本の上へ垂らす。我輩は既に十分寝た。もう大人しくして居ても仕方がない。毎日学校へ行く。帰ると書斎に立て籠もる。

 久しぶりに正宗を二三杯飲んだら、今朝は胃の具合が大変いい。胃弱には晩酌が一番だと思う。自分の妻を褒めるのは可笑しいようであるが、僕はこの時ほど細君を美しいと思った事はなかった。頭蓋骨をさすって、しばらく考え込んで居る。

 そしてその縄の所々へ結び目を穴に開けてこの穴へ女の頭を一つずつ入れて置いて、片方の端をぐいと引張って釣し上げた。
「女は髷に結うと、ここが釣れますから誰でも禿げるんですわ」

 うん死んだら棺の中へ鉄扇だけは入れてやろうと思って居るよ。南無阿弥陀仏々々々々々々。難有い々々々。

(夏目漱石「吾輩は猫である」より“抜粋”)

アル中で猟奇趣味の猫のお話の様である。

だから、抜粋は嫌いである。

ジュディス・マラフロンテ(アルト)、ジェニファー・スミス(ソプラノ)、ブライアン・アサワ(カウンターテナー)、デイヴィット・トーマス(バス)、ディーン・エリー(バス)、スーザン・ビックリー(メゾソプラノ)、リサ・ミルン(ソプラノ)、ニコラス・マギーガン指揮ザ・ハノーヴァー・バンド、合唱団(Conifer盤)

バロック60枚BOXより。

この1枚当り100円に満たない激安BOX、抜粋や現代楽器による演奏なども混ざっていて、発売後暫く食指が伸びなかったものですが買って正解でした。なかなか楽しめます。

今日は「禁断の」一枚、単独であれば決して買わなかったであろう抜粋盤です。

有名な「オンブラ・マイ・フ」を含むオペラ。この抜粋盤では、3つの短い序曲に続いて、アルトのこの歌が入ります。

このアリア以外も魅力的な旋律の連続で楽しいことこの上無い。

スッキリ、イキイキ古楽器伴奏による歌唱も良いですね~。

やはり、全曲盤が是非とも欲しいです。

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ベイツ「ポンド・ライフ」スミス・カルテット

2009-08-26 21:37:28 | Weblog
たまに、休日カミサンとスーパーなどに行くと、品定めがまどろっこしくて仕方ありません。

例えば、豆腐一丁にしても「大豆は国産か」、「添加物は」などの確認に時間を要した挙げ句、やっぱり豆腐は止めた、などということがしばしばあります。

ですから、「豆腐などどれでも同じだから!(実際、味も結構違いますが(笑))」と手早くカゴに放り込んだりしております。

私的には、日常的な食料品などは面倒くさいので、極力手早く購入したい。

カミサン的には選んで買いたいようなので、「面倒くさいから行って来て!」と任せてしまうことがほとんどです。

服とかも面倒。スーツなど買いに行っても、たいてい5分か10分で決めてしまいます。

こんな私でも、CDとなると「超!優柔不断」。

今日も会社帰りにショップを覗いたのですが、「あれを買おうか?」、「これにしょうか?」、「いやいや、向こうか?」散々迷って店内を隅から隅までウロウロ。

1時間以上徘徊した挙げ句、「ここのところ、出費が多いので今日は我慢、我慢」。

結局、何も買わずに店を後にしました。

ところが、他の店に寄って暫くしたら、「あのBOX盤、やはり超お買い得。今買って置かないと無くなってしまうかもしれないし、値上りしてしまうかもしれない。いずれは欲しい音源だし、今日買っとこ、買っとこ」という考えが頭をもたげる。

「今日飲みに行ったと思えば安い安い」とも思う。

また気が変わらない内に(笑)、CDショップに戻り、そのBOX盤を購入致しました。

スミス・カルテット(argo盤)

今日もイギリスの現代作品ですが、昨日とはだいぶ毛色の違った音楽。

ジャンゴ・べイツ(1960~)は、ジャズの世界を基盤にする作曲家の様ですが、クロスオーバーと言うのでしょうか、既成の枠組みに納まらない音楽です。

このディスクも「現代音楽/ジャズ」という分類表記がされています。

ロンドンの王立音楽院に入学しながら、わずか2週間で退学してしまったという独学の作曲家であり、それもあって独自の作風の様です。

昔入手したCDであり、ネットでも余り情報が無く、現在どう位置付けられている人か良く分かりません。

久しぶりに取り出してみたCDですが、何曲か収録されている中で、以下の4つの楽章から成るタイトルの15分ほどの曲が意外に面白かったので取り上げました。

1.のぞき込むと
2.うじゃうじゃいる
3.深い底
4.ブンブンブン

ライナーノーツに拠れば、「池の生物」を意味するタイトルは、オーケストラの弦楽器セクションを呼ぶ揶揄的な表現とのこと。

大好きな!バルトークの3、4番辺りの弦楽四重奏曲を陽気にした様な雰囲気もあって、確かにジャズでも無いし、クラシックの延長線上の現代音楽でも無い、クロスオーバーというのが相応しい音楽でした。

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ハウエルズ「レクイエム」他、ロビンソン

2009-08-25 22:35:59 | Weblog
昨日、もしかしたら生まれて初めて「ハイボール」を飲みました。

ウイスキーのソーダ割りですね。

友人とラーメン食べに行った後、居酒屋に行き、まずは生ビール大。

通常、まずはビール2、3杯は飲むことが多いのですが、楽勝だったとはいえお腹の中に激辛ラーメン「爆発」が納まっている訳ですよ。

ここにビールばかり注ぎ込むと、文字通りお腹が「爆発」してしまう懸念がある(爆)。

そこで2杯目は冷酒に切り替え。

安い、知らない銘柄でしたが、サラリとした口当りで何本でもいけてしまいそう。

これも危ない(笑)。

ところに、メニューの「ハイボール」が目に飛び込んで来ました。

先日、minaminaさんの記事で拝見して、「ハイボール」旨そう!と思っていたので迷わず注文。

長年、ウイスキーはロックかストレート、或いは水割で飲むもの、他のものを混ぜるなんて邪道と思っていたのです。

しかし、スッキリ爽やか!旨かったので数杯お代わりしました。

これからは、アルコール飲料の定番の一つに加えましょう。

クリストファー・ロビンソン指揮ケンブリッジ大学セント・ジョンズ聖歌隊、イアン・ファーリントン(オルガン)(NAXOS盤)

これもディスクユニオン100円品。

イギリスの現代作曲家ハーバート・ハウエルズ(1892~1983)の合唱曲を中心としたディスク。

1.マニフィカートとヌンク・ディミッティス
2.鹿が谷川を慕いあえぐように
3.勝利感謝の歌
4.レクイエム
5.昔々
6.聖餐式
7.ラプソディ第3番
8.大地よ、彼を抱きていつくしめ

の8曲が収められていますが、「勝利感謝の歌」、「ラプソディ第3番」を除く6曲はいずれも合唱曲。

「レクイエム」には、オルガンも入らずア・カペラで歌われます。

いずれも現代曲といっても、いわゆる難解さは全く無く、優しく静かな癒しの音楽。

秋の草原を渡る柔らかな風の様な音楽。

まだ、2回目を聴いているところですが、聴き込めば愛聴盤になりそうなディスクです。

夜には秋の気配を感じる日に、秋の夜長に静かに聴きたい相応しい素敵な音楽を知りました。

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ヘンデル「水上の音楽、王宮の花火の音楽」クーべリック

2009-08-24 23:41:32 | Weblog
今日はリベンジ!の日でありました。

10年ほど前にトライし、無惨にも投了した激辛ラーメン「味噌一」のその名も「爆発」。

昔一緒に食べに行った友人からリベンジの誘いを受け、本日行って参りました。

「蒙古タンメン中本」の「冷やし味噌ラーメン」を常食している現在の身からは楽勝、という気はしましたが懸念点は熱さ、暑さ。

しかし、「食うは案ずるより易し」。楽勝で完食出来ました。勿論スープまで。

ジャンルとしては同じ、「激辛味噌ラーメン」ですが、中本とはまた違った旨さを堪能致しました。

また、行こっと♪

ラファエル・クーべリック指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(海賊盤)

これもブックオフ250円モノ。昨日のブルックナーのCDと同じブランドです。

現代楽器の大オーケストラによるバロック。主義に反する(好みじゃない)タイプの演奏ですが、これは聴いてみたかった録音。

LPで発売当時、クーべリックがまだ若手指揮者として清新な印象でした。

これからのドイツグラモフォンを背負って行くのではないか、(当時アンチだった)カラヤンの有力対抗馬という期待もありましたね。

この演奏の評判も当時高かった様に記憶しております。

LPは持っていなかったのですが、FM放送では聴いていたのでしょうか?

勿論、今日のピリオド楽器演奏とは全く異なりますが、意外にフレッシュ、生き生きしていて清潔な演奏。

大オーケストラの輝かしい響きが華美にならず、スッキリしている。

LP時代、廉価盤が無かった?り、CDになってからも演奏スタイルの変遷などもあって、何となく私の中で忘れた存在になってしまっていた指揮者ですが、色々聴いてみたい気持ちになりました。

このCD、しなやかで自然な好感度高い演奏でしたので。

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ブルックナー「交響曲第4番《ロマンチック》」クレンペラー

2009-08-23 21:26:51 | Weblog
バスを降りて自宅まで歩く間、洋子の携帯にメール着信があった。

昨夜行ったレストランのステーキ最高。
ワインも美味しかったよ。
また行きたい。
今週末どう?

血の滴る様なレアなステーキの写真も添えられていた。

まったく、もうケイコったら。グルメもいいけど食べ過ぎっ!

2、3日前も有名なケーキ屋さんで3つも食べたとメールが来たばかり。

これじゃ、ダイエットなんか出来っこ無いって。少し意見してあげなきゃ。

ダイエットはどうなったのよ?
確かに美味しそうだけど、食べ過ぎ。

そこ迄入力した時であった。

カシャッ。

携帯カメラのシャッターの様な鈍い音がした。

携帯を見ると何故かカメラモードに切り替わっている。

あれっ、壊れちゃったのかなあ?

何となく薄気味悪くなり、返信を中断し、洋子は帰路を急いだ。

夕食、いつもの連ドラ、入浴を済ませ、ベッドに入る。

そうそう、ケイコに返信するのを忘れていたわ。

携帯を開けると写真モードのままになっている。

そうか、さっき具合悪くなっちゃったのね。

写真モードを解除し、保存メールを確認する。

登録した記憶は無いが、何故かさっき入力した文章も残っている。ラッキー。

良かった、壊れた訳じゃ無かったみたい。操作間違えていたのね。

文章を続ける。

ダイエットはどうなったのよ?
確かに美味しそうだけど、食べ過ぎ。
私なんか、いつも夕食はサラダ中心よ。

そうそう、昨夜作ったシーフードフルーツサラダの写真も貼付してやろう。

写真フォルダーを開く。

すると、サムネイルの直近の画像に見慣れない白い車が写っている。

あれっ、こんなの撮ったかしら?

撮影日を見ると今日。時間は帰宅途中。

そうか、さっき操作を間違えてこれ写しちゃったのね。

でもこんな車いたかなあ?

写真を拡大して見る。

前方にぶつかって大きくへこんだ跡のある白い車が写っている。

薄っすらと運転席に人影が見えるが、ガクンと首をうなだれている。

車の手前には、車内から流れ出たらしい赤い液体が…。

ギャ~~~!

携帯を放り投げる。

数ヶ月前、あの交差点で事故があり運転者が亡くなったということが思い出された。

これ以来、洋子はカメラ付携帯を止めたそうである。

-「golf130の新都市伝説」より。

今日もゴルフスクールまで片道約30分の道のりを歩きました。

暇潰しに携帯見ながら歩く事も度々あります。

途中に、過去に事故があった場所もあるのですが、こういう所を通る時は、ついつい携帯を閉じてしまいますね。

知らない内にシャッター下りたりしたら怖いですから。

オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(海賊盤)

先日ブックオフで250円で購入したCD。

よく駅頭やショッピングセンター等で売っている種の海賊盤。

でもこのシリーズは音はしっかりしているので、十分鑑賞に耐えます。

最近、改めて気になっている大指揮者クレンペラー。

ブルックナーは9番を持っているだけですが枯淡、孤高の境地の名演。4番はどうでしょう?

クレンペラー特有の渋味のある音色がこの曲にフィットしています。

ブルックナーらしい厚手の響きにも過不足無いし、フィルハーモニア管の管や弦も冴え、大変満足致しました。

もっともっと聴かなきゃクレンペラー。

(gooブログって、絵文字はダメのようですね。上記の洋子、ケイコのメールに絵文字入れようと思いテストしましたがダメでした)

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シューベルト「弦楽四重奏団第12番《四重奏断章》」グァルネリQ.

2009-08-22 22:24:21 | Weblog
今日は昼間っから飲み会、じゃ無かった、祖母の一周忌でした。

いやあ~、昼間から飲む酒は旨いですなあ。(コラコラ、何しに行ってるんじゃ)

夕方帰って来たのですが、「ちょっと昼寝」のつもりが目覚めたら9時過ぎでした。

午前中にお坊さんの読経で、お昼前から宴会(コラコラ!)。

日蓮宗で(私は、こういう席で、ああ日蓮宗だったんだ~、と思い出すという不信心者ですが)、「南無妙法蓮華経」と参列者が唱和するところがありますが、声楽家とかだったらこういう時に日頃の癖?で、声量のある美声で唱えお坊さんをビビらせちゃったりすることもあるんだろうな、とか考えながら唱和していました(コラコラ!、不信心者)。

また、この節をヴァイオリンとかでなぞったらどんな風に聞こえるのだろう?なんてことも考えていましたねえ。(ライヒの「ディファレント・トレインズ」に、語りを弦楽四重奏がなぞる作例があります)

普通の霊園ですが、考えてみたら住居と違って「隣近所」の方にもご挨拶していないなあ~、入居者?同士あの世で、「隣の墓に今日から入りました○○と申します…」などと挨拶するものなのだろうか?などとバカな事も思っておりました(コラコラ)。

グァルネリ四重奏団(RCA盤)

1楽章のみ(2楽章は途中まで)書かれたシューベルトの弦楽四重奏作品。

カップリングの五重奏曲を聴くつもりが、寝過ごしてしまったので、6分半ほどの短いこの曲にしました。

この激しい楽想、シューベルトには珍しいですね。

4つの弦楽器の叩きつける様な激しい音楽。

しかし、緩徐部の「美しい歌」。これはまさしくシューベルト。

激しい楽想と優しい楽想の対照が素晴らしいですね。

今まで真面目に聴いて来なかった曲ですが、短い未完成作品ながら「四重奏断章」のタイトルで親しまれているのも道理だと思いました。

シューベルトの弦楽四重奏曲もちゃんと聴いてみないといけないですね。(CD2、3曲しか持っていないです)

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