golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

フォーレ「ピアノ五重奏曲第1番、第2番、初見視奏曲」ダルベルト、アンゲリッシュ、エベーヌSQ.他

2015-05-27 23:02:03 | Weblog
今日の仕事帰りも、予定通りトレーニングに行けました。

一昨日から1日開けてで、まだ少し筋肉疲労は残っている感じもありましたが、特に問題無い感覚。

今週もう1回は行きたいところです。

エベーヌ四重奏団、ミシェル・ダルベルト(ピアノ、第1番)、ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ、第2番)、ゴーティエ・カプソン、ラファエル・メルラン(チェロ、初見視奏曲)(WARNER ERATO盤)

フォーレ室内楽全集(5枚組)より。

フォーレのピアノ五重奏曲はLP時代に大変期待して購入したものの、どうも馴染めず、以来疎遠となっておりました。

レクイエムや歌曲の美しさに魅せられ、2匹目のどじょうを狙ったものの、意外に取っ付きにくく感じたものです。

昨日、今日と何回か繰り返し聴いております。

1、2番とも親しみ易いメロディがある訳ではありませんが、特に晩年の2番などベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲にも通じる深さとスケールの大きさをフォーレらしい柔らかさで包んだ傑作と、真価が少し分かって来たように思います。

1分ほどであっという間に終わってしまう2台のチェロのための初見視奏曲も、さりげないが美しい曲。

スッキリ柔らかなこの新しい演奏も素晴らしいです。

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ブラームス「交響曲第2番」ケンペ、ミュンヘンPO.

2015-05-25 22:30:56 | Weblog
週2行きたいと思いつつも、ここのところ午後外出も多く平均週1.5回といったところでしょうか、トレーニング。

今週は2回、出来れば3回行きたいと思い、終業後体育館へ。

月曜日ということもあり比較的来場者が少なく、マシンもあまり待たずに使えました。

しかし、いつも通り腹筋のマシンは人気でなかなか空かず断念。

こんなこともあり(人のせいにしちゃいかん!)、お腹の肉がなかなか減りません。

ルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(MEMBRAN盤)

クレンペラーのベートーヴェン(モノラル)+ケンペのブラームス交響曲全集から。

最愛の交響曲と言っても良いかもしれません、ブラームスの2番。

落ち着いた曲調の中に美しい自然の風景、いや心象風景というべきでしょうか、が浮かび、ふつふつと喜びが沸き上がるこの曲が大好きです。

おおよそどんな演奏でも一定以上の幸福感の得られる音楽でもあります。

第1、第4楽章のフォルテシモなどかなりの盛り上がりを見せるものの、ドイツのオケを指揮しながら重々しさはなく、全般に柔らかな表現が耳に付きます。

聴き飽きの来ない演奏に思いました。

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チャイコフスキー「交響曲第7番(補筆完成版)、ロココ風の主題による変奏曲」オーマンディ、ローズ

2015-05-24 18:44:50 | Weblog
鳥の足下に守られた猫発見!

通り掛かった神社では、狛犬の代わりが鳥でした。

その下に本物の猫が。

ダメだよ~、写真撮っただけで逃げちゃ。

でも、気持ち良く休んでいたところを驚かせてゴメン。

以前、お寺の門に招き猫があったのを思い出しました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/fe51a6704637ee956279814ae59f1da3)

レナード・ローズ(チェロ、変奏曲)、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(SONY盤)

チャイコフスキー12枚ボックスから。

ロシアの音楽学者、作曲家のセミヨン・ボガティレフ(1890~1960)が、チャイコフスキーが完全を放棄した交響曲を補筆して4楽章構成に仕立てた作品。

第1楽章は、チャイコフスキー自身が交響曲としての構想からピアノ協奏曲第3番に転用したものを編集。

第2、第4楽章は、チャイコフスキーのこの交響曲の草稿からタネーエフが編んだ「アンダンテとフィナーレ」がベース。

そして、第3楽章はチャイコフスキーの「ピアノのための18の小品」から第10曲幻想的スケルツォをオーケストラ用に編曲。

このような繋ぎ合わせの作品ですが、チャイコフスキーが交響曲として構想した素材が基本となっているためか、意外に違和感は少ないですね。

しかし、作品としての出来からすると後期交響曲3つとはやはり見劣りがし、これがやはり未完だったマーラーの10番などとの違いで、チャイコフスキーの交響曲全集に入れられないことが多い原因でしょうね。

まあ、ベートーヴェンの10番の交響曲(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/ff7f4561131a453d44118d5bd542e8b3)よりは、純正度、完全度ともずっと高いと思いますが。

一方、チェロ協奏曲調で有名な「ロココの主題による変奏曲」は、チャイコフスキーのオリジナル主題によるロココ時代を模した作品。

後年の作曲家によるバロック調など、この手の懐古調の曲は結構好き。

オーマンディの演奏は、とてもスッキリ明快で、それでいて情感も豊かな好ましいものでした。

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ドヴォルザーク「交響曲第9番《新世界より》、謝肉祭序曲」、レーガー「バレエ組曲」カイルベルト

2015-05-22 21:12:32 | Weblog
一昨夜は、先日加入した某資格の協会(その前日見学したのと同じ)の会合でした。

グループ分けして皆でフィールド調査した結果を報告し、次回調査の分担や段取りの打合せ。

それなりに時間は取られますが、色々勉強にもなるし、そもそもなかなか面白いです。

次回は、来月また新しいグループで初めての方々と調査です。

昨夜は、外出先近くに勤務している高校時代の友人に久しぶりに会う。

ついつい飲み過ぎ、終バスに何とか間に合う時刻になってしまいましたが、愉しい時間を過ごせました。

ヨーゼフ・カイルベルト指揮バンベルク交響楽団(VENIAS盤)

カイルベルトの14枚ボックスから。

正直、さほど期待しないで聴き始めた新世界。

カイルベルトの芸風とは違う気がしたので。

ところが、予想は裏切られました。素晴らしい演奏。

がっちり正面から取り組み、通俗名曲的言い方もされるこの曲を生真面目に演奏しており聴き応え十分。

ボヘミアというよりドイツの響きですが、第2楽章の「家路」のメロディの情緒も十分。

名盤の多いこの曲であまり話題にならない音盤かもしれませんが、隠れ名盤と言って良いのではないかと思います。

「謝肉祭」序曲も真面目な演奏ですが、愉しさも失っていません。

「バレエ組曲」は、あまりバレエ音楽らしくない。

レーガーの面白味が分かり始めた今、それがいかにも彼らしくて良いです。(笑)

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レーガー「ピアノ協奏曲」ウェーバージンケ、ヘルビヒ

2015-05-19 21:40:34 | Weblog
4月に受けた資格試験、もしやという気持ちも微かにありましたが、残念ながら発表を見たら落ちていました。

自己採点では午前は間違いなく合格点だと思いますし、午後も合格まであと何点か(せいぜい10点以内?)という感触だったので残念です。(配点が公開されていないので実際のところは良く分かりませんが)

秋にまたあるので再チャレンジしようか?

まあ、その前になかなか勉強が進んでいない来月の試験を何とかせねば。

今日は、2月に受け合格した試験の講師養成講座があることを先日教えて頂き、仕事帰りに見学。

この間受かった一つ下の級の受験者向けだが、如何に自分の知識がいい加減かということを痛感したし、また人に教えることの難しさも改めて思う。

この講師養成講座も興味大だが、別の分野で受けたい資格もいくつかあるし、何を優先するか悩むところです。

アマデウス・ウェーバージンケ(ピアノ)、ギュンター・ヘルビヒ指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団(BRILLIANT CLASSICS盤)

レーガーの11枚組ボックスから。

ヴァイオリン協奏曲に続いて聴くレーガーの協奏曲。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/3b9da55bd173a46a4404bdf3916ed6f8?guid=ON)

重厚なブラームス的要素に加え、冒頭から華々しく活躍するピアノがラフマニノフ的でしょうか。

勿論、甘美さはありませんし、印象的なメロディもありません。

しかし、ドイツ・ロマン派のピアノ協奏曲を聴いたというずっしり確かな印象の残る音楽。

まあ一般受けは絶対しないだろうなという面白味の少ない曲ですが、個人的には聴き込んだら結構気に入りそうな音楽です。

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ベートーヴェン「交響曲第1番、エグモント、コリオラン、プロメテウス序曲」クレンペラー(1960ライヴ)

2015-05-18 22:29:09 | Weblog
今日は仕事で遅くなったので短く。

本当は今日中に終えなければいけない仕事があったのですが、終バスに間に合わなくなってしまうので途中で\(^O^)/

関係区に明日まで待って欲しい旨メールして帰路に着きました。

オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(MEMBRAN盤)

クレンペラーのベートーヴェン(モノラル)+ケンペのブラームス交響曲全集の10枚組激安ボックスより。

モノラルで録音は劣りますが、どっしりしていながらスタイリッシュなクレンペラーの指揮ぶりは十分に味わえます。

渋いながらもスッキリした音作りは独特の芸風ですよね。

ライヴですが、乱れることなく堂々たる演奏。

やはり好きだなあ~、クレンペラー!

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チャイコフスキー「交響曲第5番」カラヤン

2015-05-17 19:07:34 | Weblog
パソコンの「タッチパッド」で知らない内にカーソルが思いもよらない場所に移動してしまうのが、イラっと来ます。

会社ではマウスは使用せず、ポインティングデバイスはもっぱらタッチパッド。

いつの間にか、カーソルが移動してしまい変なところに入力してしまうことがしばしばある。

自宅ではたまにしか触らないパソコンを操作。

無線マウスを使用していたのですが、知らぬ間にタッチパッドに触れてしまったのか、会社と同様現象が何回も発生し余計な手間を取られました。

マウスも操作範囲が広く必要でかったるく、突起をグリグリ動かすポインティングスティックが好きだったのですが。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Grammophon盤)

カラヤンの交響曲38枚ボックスより。

チャイコフスキーの交響曲では、最近までちょっと苦手系だったこの作曲家の4番は例外的に昔から大好きでした。

5番はあまり積極的に聴いては来ませんでしたが、美しいメロディに満ち完全度という点でも6曲中トップクラスと思います。

沈鬱な雰囲気で開始されますが、6番と違って3楽章、4楽章と明るい曲調で華々しく終わるのも良いですね。勿論、悲愴も名曲ですが。

カラヤンのたっぷり芳醇な音で楽しみました。

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クルシェネク「預言者エレミアの哀歌」クリード

2015-05-16 23:11:10 | Weblog
仕事で遅くなったり、飲みに行ったりなどで更新に少し間が空きました。

今日は例の通り、夕方から体育館通い。

トレーニングもさることながら、武蔵野の自然がたっぷり残る道を歩いて向かうのが結構楽しみです。

緑豊かな季節でもありますので。

先日は、アヒルだか、ガチョウだか、鴨だか分かりませんが(情けなし、この辺りの鳥よく分からない(笑))、つがいの鳥が道路を歩いているのにも遭遇しましたし。

マーカス・クリード指揮RIAS室内合唱団(Harmonia Mundi Gold盤)

ハルモニア・ムンディの「合唱作品集」10枚組より。

エルンスト・クルシェネク(1900~1991)は、交響曲を聴いたことがあるくらいです。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/34fe5ca09397634544aeb4c9f5d8e7c2)

1941年作の12音技法を取り入れた無伴奏合唱曲。

少し捉えどころが無い感覚だが、不思議に澄んだ美しさの音楽であります。

純度高い演奏の素晴らしさもあるでしょうが、もっと知られて良い曲に思いました。

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ブラームス「3つの歌、2つのホルンとハープ伴奏による女声の為の4つの歌、7つの歌、5つの歌」クリード

2015-05-11 22:37:51 | Weblog
今日は20時過ぎまで仕事し、その後体育館へ。

月曜日だし、遅めの時間帯だから空いていることを期待しました。

ところが、意外にマシンが一杯で空きを待たなければならないような状況。

ゴールデンウィーク明けも影響しているのかなあ?

会社近くの体育館は、施設は充実していて綺麗なのですが、マシンが自由に使えないのが欠点です。

ステファン・イェジェルスキ、マフレット・クリール(ホルン)、マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)、マーカス・クリード指揮RIAS室内合唱団(Harmonia Mundi Gold盤)

ハルモニア・ムンディの「合唱作品集」10枚組を購入してみました。

ドイツ・レクイエムを別とすれば、ブラームスの合唱曲は初聴きかもしれません。

交響曲などとは全く違った優しいメロディメーカーとしてのブラームスがここにいます。

第一、ホルンとハープ伴奏による女声の為の歌って、印象派みたい。

実際、夢見心地の音楽がここにあります。

無伴奏の合唱曲も、普段聴くブラームスとはまた違った素晴らしさ。

澄んだ精度高い合唱が、曲の魅力をより際立たせてくれています。

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R.シュトラウス「歌劇《ダフネ》」ベーム(1944ライヴ)

2015-05-10 22:22:45 | Weblog
来月の試験日に向け、資格試験勉強。

10年ほど前、一つ下の級をちょっとだけ勉強して受かった試験なのでちょっと甘く考えていたようです。

暗記系だけれど、覚えなければならない項目が意外に広く、あと1ヶ月少し真面目にやらないと合格点に達しなそう。

しかし、「へ~、そうなんだ!」という意外な知識も身に付いて内容はそこそこ面白いです。

まあ、仕事とは全くと言って良いほど関係の無い分野ですが。

マリア・ライ二ング(ソプラノ、ダフネ)、メラニー・フルチュニック(アルト、ゲア)、カール・フリードリヒ(テノール、アポロ)、アントン・デルモータ(テノール、ロイキッポス)、ヘルベルト・アルゼン(バス、ペナイオス)他、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団(MEMBRAN盤)

ベームのR.シュトラウス・オペラ激安10枚組第2集から。

たぶん、初ダフネ。

最初から最後まで、音楽が一杯で、連続して歌う歌手陣も大変だなと思う。

しかし、1幕物のこのオペラ、ロマン派の濃厚な美しさに溢れ、筋なんか知らなくても取っ付きも良いし、とても愉しめました。

古いモノラルライヴ録音ですが、このオペラの献呈者でもあり初演者でもあるベームの勢いのある指揮と、当時の名歌手の歌唱は古さを感じさせず堪能させてくれます。

第1集と併せリヒャルト・シュトラウスの主要オペラを、古いながらも素晴らしい演奏を激安で愉しませてくれたこのボックスはとても有難い存在でした。

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