golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

チャイコフスキー「交響曲第6番《悲愴》」、ワーグナー「前奏曲と愛の死」インバル

2013-09-30 23:38:57 | Weblog
ケチャップべたべたのスパゲッティ旨かった~。

会社帰り、明後日の関連部署の方の送別会のお店探しを先輩と。

お店を予約した後、当然のようにぶらぶら歩いて、誘い合わせて飲みに。

ガード下の安い居酒屋に入ったつもりが、思ったより酒もツマミも高かったのであります。

気持ち、若干セーブして注文するも、何杯も頼むうち、やはり小腹が空いて来る。

ふと見ると、スパゲッティが。

私らの若い時分は、今のような外食チェーンなどほとんど無く、昼食で外食となると、(昔ながらの)喫茶店とかが定番。

しかも、料理メニューはカレー、しょうが焼き定食、スパゲッティくらいしかないのが普通。(注、「パスタ」ではなく、「スパゲティ」でもなく、「スパゲッティ」!)

スパゲッティだって、色々な種類がある訳もなく、定番のナポリタンに、ミートソースがあればまだ良い方。

でも何故か、ナポリタンだけはどこでもありました。(やはり、作るの簡単だからか)

喫茶店のカレーライスにもしょうが焼き定食にも特別の郷愁はありませんが、スパゲッティナポリタンだけは別格であります。

迷わず、これを注文。

他のツマミは、量も味もイマイチの感がありましたが、ケチャップたっぷりで出汁の利いたナポリタンは何だか妙に旨かったのであります。

エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団(DENON盤)

今日は、ちょっと苦手系チャイコフスキーと最も好きなオペラの一つ「トリスタンとイゾルデ」から。

図書館からの借用ディスクです。

苦手系チャイコフスキーの中核を成すのはこの「悲愴」。

ヴァイオリン協奏曲や弦楽セレナード、或いは同じ交響曲でも第4番といった、かなり好きな作品があるにも関わらず、チャイコフスキーを苦手系としているのはひとえにこの「悲愴」の存在が大きいのであります。

あと、甘過ぎイメージのバレエ音楽も原因にあるかな。

「悲愴」は、交響曲のみならずチャイコフスキーの代表曲の一つであることは十分に認めつつも、やはりこの雰囲気はどこか苦手。

インバルの「悲愴」は、喫茶店や居酒屋のスパゲッティと比べるまでもなく(?)、かなりのあっさり味。

陰々滅々の「悲愴」が苦手な筈の私には、このスッキリ美しい、ある意味異色の演奏は、違和感無くすっと入って参ります。

スッキリ味だけれども、なかなか力に満ちてもいるし。

これはなかなか良いかも。

しかし、反面、この曲はもっと濃厚に、今日のナポリタンのように(?)、べっちょりとした演奏も聴きたいと思うのは何とも身勝手なことですね。

「前奏曲と愛の死」もとても美しい演奏ですが、もっと陶酔に身を任せたくも思います。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

バッハ「ゴルトベルク変奏曲」アンタイ(1992)

2013-09-29 21:59:41 | Weblog
電車やバス、徒歩などで運ぶのに一番緊張する物って何だろう?

爆弾、死体、麻薬…。

幸いにして、その手の犯罪と関わり合いのあるものは運んだことは無い。

昔、緊張したのは、高額の手形。

取引先から6千万円ほどの手形を受け取って、電車と徒歩で運んだことが2回ある。

そもそも、手形なんて見るのも初めて。

経理担当から確認すべき注意点を事前に聞いて、受領時何回も確認。

そして、鞄にしまい、会社まで移動。

鞄を持つ手に力が入り過ぎているとかえって怪しまれて狙われやしないか?、かと言って緩過ぎたら引ったくられた際に防げないし…?

周りをキョロキョロすると怪しまれて狙われそうだけれど、周囲にも気を付けて行きたいし…。

無事会社に到着した時にはどっと疲れたのをよく覚えております。

幸か不幸か、その後は手形など持つことも見る機会もありません。

普段全く縁の無い高額の金品以外でとても緊張するのが「ケーキ」。

落としちゃいけないし、ぶつける訳にもいかないし、傾けにだって気を配らねばならない。

電車やバスでは、人にぶつかったり揺れたりのリスクもあるし、改札やバスの乗り降りなども危険箇所。

今日、久しぶりに買って帰ったら、電車もバスも空いてはいましたが、何だか妙に疲れました。

ピエール・アンタイ(チェンバロ)(Naive盤)

大好きなバッハの作品の中でも特に好きな曲の一つで、当ブログでも最も多く取り上げているかと思います。

前々から気になっていたアンタイの録音。

2003年の新盤の方は数年前から時々ショップで見掛けながらも、レギュラープライス盤でもあり、指をくわえて見送っておりました。

そうしたところ、こちらの旧盤が廉価盤化。

迷わず購入。

アンタイ28歳時の録音ですが、奇を衒ったところの無い正攻法の解釈ながら、とても溌剌、闊達。

完璧なテクニックに裏打ちされた響きは華やかなのだけれど、気品があり、テンポ設定も自然。

第16、17、23変奏などなどダイナミックな表現もあり若々しいが、とても完成度高く若さ故の破綻など無縁。

低音部も充実していて、音に厚みもある。

変化に富んだ面白さという点で、グールドの55年盤に通じるところもある。弛緩するところがない。

ただ、この演奏面白過ぎて、「眠れぬ夜」には向かないかも。(笑)

いやあ、これは凄い演奏。

シュタイアー盤、アスペレン盤などとともに特にお気に入りに追加。

新盤も是非入手せねば。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

シューマン「交響曲第3番《ライン》、第4番」テンシュテット

2013-09-27 23:20:26 | Weblog
こういうのも「前向き」と言うのでしょうか?(言わない!)

昨夜も寝不足だったので、今日も行き帰りの電車の中でついつい寝てしまいます。

以前は、座席に座って寝ると、頭が後ろにガクンとなって後頭部をガラス窓や柱にぶつけて目が覚めることが時々ありました。

勿論(笑)、隣の方に寄りかかってしまうことも。

ところが、今日気付いた事としては、時々前にガクンとなる動作(?)が最近意外に多くなって来た気がすることです。

後ろに頭ぶつけると痛いという思いが潜在意識のどこかにあるから?

もし仮に、他にもそういう方が多いとすると、座席で寝る時用の枕を商品化したら売れるのではないか?(売れないって!)

「通勤睡眠」なんて商品名でね。

顎紐のようなもので、頭の後ろに小型の枕を固定して、「これで安心、ガラス窓にガクンと当たっても大丈夫!」と。

姉妹品で、「会議中睡眠」(略称:会眠(かいみん))というグッズもどうでしょうか?

会社で一括購入頂く場合は、大幅に割引しますよって。(そんなもの買う会社がどこにあるか!)

クラウス・テンシュテット指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(EMI盤)

テンシュテットBOXから。

久しぶりにシューマン。

この2曲も好きな曲ですが、何だか随分久しぶりに聴いた気が致します。

ちょっとくぐもった、ほの暗い音色がシューマンに合っていて、また内に秘めた情熱もシューマンらしい演奏。

ふと思ったのですが…、ロマン派の交響曲(交響曲に限らないですが)は、色彩感豊かな作品が多いのに対し、シューマンの交響曲って結構「モノクローム」じゃありません?

それが、独自の大きな魅力に繋がっているように思いました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ベートーヴェン「交響曲第9番《合唱付》」ヘレヴェッヘ

2013-09-26 23:01:44 | Weblog
昨日の店はさすがに良くなかったなあ。

期末の会議後の飲み会。

コース料理でしたが、最初にほんのちょこっとだけツマミが出て来て、以降ずっと「空のテーブル」を見つめながら、皆飲み放題のアルコール類だけを何杯も飲み続けておりました。

空きっ腹にアルコールは回るというのに…。

多少なりともお腹に溜まる料理が運ばれて来たのは宴会もそろそろ締めに近づいたような時間帯。

それも量少なかったし、味だって至って普通。

ただお酒ばかり飲んでいたという印象の1軒目でした。

デフレと競争激化で、低価格でも量、質とも意外にレベルの高いお店も多い昨今なのに…。

そのまま帰ろうかと思っていましたが、誘われてもう1軒。

結局、そこでもほとんどツマミを頼まず、でも2杯程度で軽く。

何だかんだで、あまり食べずに結構飲んでしまい、幸い二日酔いにはなりませんでしたが、今日は妙に疲労しました。

件のお店、食べログでは、「量が少ない」、「料理が出るのが超遅い」などの書き込みも無く普通な感じだったので、昨日が特別だったのでしょうか?

また行ってみようという気持ちも起きませんが。

メラニー・ディーナー(ソプラノ)、ペトラ・ラング(アルト)、エンドリク・ヴォットリッヒ(テノール)、ディートリヒ・ヘンシェル(バス)、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ(Harmonia Mundi France盤)

「啓蒙主義の時代」BOXから。

バッハの声楽曲などでは、「神様、仏様、ヘレヴェッヘ様」(今の若い方は、この言い回しご存知無いですよね(笑))くらいに思っているヘレヴェッヘ様ですが、今まで古楽以外は聴いておりませんでした。フォーレのレクイエムなど是非とも欲しいディスクですが…。

さあ、この第九。

ピリオド演奏ですが、ヘレヴェッヘらしく響きに品の良い艶があって、冷たくならない音。

最終楽章に合唱が来るのもヘレヴェッヘの手腕発揮には好適。

非日常な第九では無く、普段聴きに適した喜ばしい気分に満ちた第九ですね。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ヴィヴァルディ「マンドリンとリュートのための協奏曲と三重奏曲」アオンゾ、エスポジト、ヴォルタ他

2013-09-24 22:58:16 | Weblog
最近、「油そば」って旨いんじゃないかと思っております。

汁のほとんど入っていないラーメンであります。

超暑がりの私は、汗だくになるので、厳寒期以外はラーメンはつい敬遠しがち。

それで、ついついつけ麺系に走るのですが、これは食べているうちにつけ汁が冷めて来てしまい味が落ちる場合も多いのが欠点。

つけ汁をIHヒーターで保温しながら食べられるお店もありますが、これは少数派。

それで、最近は「油そば」に着目しているのです。

週末にも食べたし、今日も外出時の昼食に。

酢とラー油を掛けて掻き混ぜて食べるのが油そばの食べ方の流儀。

それに則って、2種の調味料をたっぷり振り掛け、自分好みの味に仕立て上げられるのもお気に入りの点。

今日のお店はタバスコも置いてあったので、これも投入致しました。

必ずしもラーメン系を多く食べない私ですが、油そばなら毎日でも良いかなくらいに最近思っております。

カルロ・アオンゾ、パオラ・エスポジト(マンドリン)、サンドロ・ヴォルタ(リュート、ロンバルド・マンドリン)、パトリツィア・デル・チョット、バルバラ・ボガニーニ(ヴァイオリン)、ソニア・ジャカローネ(チェロ)、サンドロ・ヴォルタ指揮ドロン・アンサンブル(MEMBRAN盤)

激安ヴィヴァルディ・ボックスから。

1.2つのマンドリン、弦楽器と通奏低音のための協奏曲 RV532
2.ヴァイオリン、リュートと通奏低音のための三重奏曲 RV82
3.2つのヴァイオリン、リュートと通奏低音のための協奏曲 RV93
4.ヴァイオリン、リュートと通奏低音のための三重奏曲 RV85
5.マンドリン、弦楽器と通奏低音のための協奏曲 RV425
6.「忠実な羊飼い」 RV56より、マンドリンと通奏低音のための前奏曲

最適な季節を少し過ぎてしまいましたでしょうか?

ヴィヴァルディのマンドリン協奏曲は結構好きで、特に夏の暑い盛りに清涼感をもたらしてくれる楽曲です。

真夏日に聴きたいと思いながらも、いつの間にか秋になってしまいました。

持っているマンドリン協奏曲のCDは、確か、シモーネ盤(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/89d0a15899cca30d11d3556f77910d05)だけだったのではないかと思います。

こちらのディスクは、馴染みのマンドリン協奏曲以外にもたぶん初聴きの曲も混ざっておりますが、なかなか確かな技量で楽しいヴィヴァルディの世界を聴かせてくれます。

マンドリン協奏曲には、ビオンディ盤などがあるので、いずれより切れ味鋭いであろうオリジナル楽器によるディスクも入手したいものです。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

マーラー「交響曲第1番《巨人》」テンシュテット

2013-09-23 21:55:12 | Weblog
3連休が2週続くと、身体もそのペースに馴染んでしまいそう。

今週は良いとしても、来週がちょっとキツく感じそうです。

今日は終日家でぐだぐだしていて怠惰な1日を過ごしました。

予定では、試験日まで1ヶ月を切った資格試験の勉強をするつもりでしたが、全くやらず。

まあ、いいっか。

クラウス・テンシュテット指揮シカゴ交響楽団(EMI盤)

テンシュテットBOXから。

冒頭の、霧の様な情景で、初めて買ったショルティのLP(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/82001610c5d0fa8300f2fbd34280c3ef/?page=0&guid=ON)をふと思い出す。

しかし、その後の進行はあのショルティのアプローチとは全く異なる。

ショルティを響きや力強さなど「金属質」に例えるとすると、こちらは「木質」。

ゆったりと、柔らかな肌合で丁寧に音楽が進行して行く。

しかし、段々に熱を帯びて来る。だがそれが外に炎のように吹き出さず、あくまでも内に秘めたる熱で、構築、均整を保っている。

演奏によっては、若干「若書き」にも聴こえかねない「巨人」を、シカゴの名人集団をフル稼働させ、なんとも深く、しかし情熱的な音楽を描き出している。

この演奏で聴くと、この曲が若きマーラーの作では無く、もっと成熟した大人の作品にも思える。

聴きようによってはちょっと異色かもしれない名演。

久しぶりにマーラーを聴きましたが、これからの季節が特に似合う作曲家の一人でもあり、また色々聴いて行きたいと思います。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

バッハ「無伴奏チェロ組曲第4~6番」ビルスマ(1992)

2013-09-22 19:20:57 | Weblog
時々、都内を何駅分か歩いている効果あり。

外出帰りなど、時々都内の道を2、3駅分歩いてしまいます。

メタボ対策というつもりもありませんが、街の様子や風景の変化が面白いから。

昨夜はその効果を発揮。

大学の研究室の旅行に行っていた娘が最終便だかの飛行機で帰って来るというので、浜松町まで車で迎えに。

ワタシ、今時、カーナビの付いていない車に乗っているのです。

近くまでは車で何回か行ったことはありますが、普段都内を車で走っている訳で無いので基本的には道路に不案内。

早目に家を出て、下道を道路標識と「勘」を頼りに目的地を目指しました。特に地図を見ることも無く。

車で走ったことがある道、車では無くても歩いたことがある道、タクシーで通ったことがある道、歩いたことがある道…、こんな感じの組合せで、特に迷わず目的地に到着出来ました。

早く着いたので、車をどこに停めようかとうろうろしました。トイレにも行きたかったし。

しかし、浜松町駅近辺も、仕事で歩いたことのある道が色々あって、裏道に紛れ込んでも特にまごつくこともありませんでした。

だが、帰宅したのは遅く、今日朝から休日出勤のつもりが起きられず。

水曜日の会議資料をあらかた完成させるつもりが、例によっての「受け狙いの」数ページを作ったところで疲れてしまい帰宅の途に着きました。

本論の方は休み明けの火曜日に突貫工事で作りましょ。

アンナー・ビルスマ(チェロ)(Vivarte盤)

先日聴いた前半3曲(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/c20e49e6b8f1b29aa251a35886b0e0fe?guid=ON)に続く後半3曲。

コントラバスの様な野太い音色の楽器で奏されているため、特に1、3番では、最初ちょっと違和感がありました。

しかし、4~6番の曲調故か、1枚目を繰り返し聴いてこの音色に慣れたせいか、こちらのディスクではこの音が曲にピタリ合っているように感じます。

重めの音色ですが、さすがビルスマ、演奏が鈍重になろうはずなど無く、切れ味鋭い妙技を繰り広げてくれます。

この曲集お気に入りの一組に加わりました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ブルックナー「交響曲第4番《ロマンティック》」テンシュテット

2013-09-19 22:42:04 | Weblog
今日は珍しく+1時間で済みました。

よく飲みに行く職場の先輩、後輩の3人で「1時間コース~!」。

それが1時間で終わった試しが無い。

いつも、普通に3、4時間。或いは、それ以上。

ついつい長居して飲んでしまいます。

誰がいけないかって…、いつもすいません。m(__)m

今日は奇跡的に2時間で店を出ました。

これくらいが、翌日に疲れを残さず丁度良いところですね。

クラウス・テンシュテット指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(EMI盤)

テンシュテットBOXから。

ブルックナーの曲の中で、ディスクに手が伸びる回数の多さで言えば、私はこの曲が抜きん出ていると思います。

最高傑作は?といった話になれば、月並みですが最後の3曲、特に8番に指を折りたくなる私ですが、まだ見ぬドイツの鬱蒼とした黒森を彷彿させる親しみ易いこの曲には昔から特別な愛着があります。

テンシュテットの重厚で仄暗い音色と、洗練され切らない自然体の音楽はこの曲にマッチしているよう。

機能性の高いベルリン・フィルから素朴さをも失わないブルックナーを聴かせてくれます。

以前はちょっと誤解していた感のあるテンシュテットですが、ちょっとファンになりそうです。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ハイドン「交響曲第6番《朝》、第7番《昼》」、モーツァルト「交響曲第31番《パリ》」ミュレヤンス他

2013-09-18 23:40:28 | Weblog
いやあ、凄い試合でした。

前半5対0だった今日のホークス。

それが8対2になり、こりゃやはり駄目だねと職場のホークスファンと話する。

何とか2点を返し8対4。

この辺りで、「今日はたぶん徹夜」というホークスファンの彼を置いて会社を出る。

私も、まだ終わらない仕事があるが、明日朝早く行ってやることにする。

帰宅の電車の中でも経過をチェック。

9回の表、8対7まで迫るが、どうせ駄目っしょ。

昨夜、飲みに行って帰宅がAM2時頃だったので、眠くて仕方がない。暫し爆睡。

目を覚まし、負けの結果確認のつもりでまたチェックすると、何と11対8に逆転。奇跡。

9回裏1点差に迫られ、なお満塁。こりゃ、負けか~。

ところが、何とか踏ん張って勝利してくれました。

徹夜の職場の後輩も、パワーを貰ったことでしょう。

ペトラ・ミュレヤンス指揮(ハイドン)、ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(モーツァルト)フライブルク・バロック・オーケストラ(Harmonia Mundi France盤)

「啓蒙主義の時代」BOXから。

ハイドンの2曲は初聴きかも。

各種楽器の独奏が登場する、バロックの合奏協奏曲をも思わせる曲。

フライブルク・バロック・オーケストラの名手達が嬉々として演奏してくれているから余計楽しい。

やはりハイドン、特にこういう曲は優れた古楽器演奏に限ります。

ハイドンに続けてモーツァルトを聴くと、そのスケールや力強さがまるでベートーヴェンをも思わせます。

モーツァルトに続けてベートーヴェンを聴いた感覚。

ハイドンとモーツァルトの差って、モーツァルトとベートーヴェンの差と同じような関係かとふと思いました。

今日は、特にハイドンの面白さに改めて気付かされました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ポルポラ「ヴァイオリンソナタ第2,5,6,8,11,12番」シュテック、リーガー

2013-09-15 22:09:47 | Weblog
休日出勤しようかと、早い時刻に目覚ましを掛け起きたのですが、凄い雨。

暫く様子を見ていましたが、台風接近で止む様子無し。

結局、2度寝して起きたのは昼頃。

晴れておりました。

しかし、これから食事して会社に行くのもイマイチ半端。

少し資格試験の勉強でもやろうかと。

家だとだらけてなかなか出来ないので、都内のコーヒーショップへ。

しかし、いつもながらの悪習で、ホークス戦の状況が気になって身が入らず。

ほとんど進まず、1時間ちょっとで店を出る。

気分転換名目の散歩。

街をぶらぶら歩くのは大好きなのです。

都内でも好きなエリアの一つ。

しかし、最近何回か歩いている場所のため、新たな発見はほとんどありませんでした。

まだまだ蒸し暑く、1時間半ほど歩いたら、結構汗かきました。残念ながら痩せるほどの運動にはならなかったですが。

アントン・シュテック(ヴァイオリン)、クリスティアン・リーガー(ペダルチェンバロ)(MD+G盤)

先日、ブックオフで見付けたディスク。250円也。

作曲家の名前も知りませんでしたが、バロックの室内楽で、レーベルもMD+Gということでさほどハズレも無かろうかと。

イタリア・バロックの人、ニコラ・ポルポラ(1686~1768)は、オペラを中心に活躍した作曲家のようですね。

それが影響しているのかどうかは分かりませんが、この1754年作曲のヴァイオリン・ソナタ集は、とても雄弁な音楽。

超絶技巧という訳でもないのですが、聴きようによったら「おしゃべり」なくらいヴァイオリンが駆け回ります。

緩徐楽章に於いてさえ、ヴァイオリンが能弁であります。

どちらかというと、ヴァイオリン・ソナタは内省的な曲が多いジャンルかと思いますが、ポルポラのこれらの曲はかなり派手。

勿論、バロック後期の様式から逸脱するものでは無いので気持ち良く聴けるのですが、もう少し「溜め」のようなものがあれば、これほどマイナーな存在には成らなかったようにも思います。

また、このCDでは、ペダルチェンバロという珍しい楽器が聴けるのも貴重なところ。

通常のチェンバロの下に、足踏み用の低音部の鍵盤が付いています。

チェンバロの低音弦の柔らかな響きが魅力的です。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ