golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

メシアン「オルガンの書」ラトリー

2015-03-31 23:07:28 | Weblog
今日のホークスは理想的な勝ち方。

3~5番のクリーンアップがそれぞれホームランを放ち、大隣が完封。

7対0の完勝でありました。

ここまで理想的な勝利はそうそうありませんが、是非この調子で勝ち星を積み重ねて行って欲しいと思います。

オリヴィエ・ラトリー(オルガン)(Deutsche Grammophon盤)

ラトリーのメシアン・オルガン作品全集より。

傑作揃いのメシアンのオルガン曲の中でも、特に凄いと思う曲の一つ。

1951年の作で、彼の作品の中でも前衛性が高く、重低音から高音までオルガンの威力を存分に味わえる曲。

この録音で45分ほどの大作。

ラトリーのオルガンは切れ味良く、色彩感も豊かでこの曲の魅力を堪能致しました。

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ベートーヴェン「弦楽四重奏曲第14番」ブダペストSQ

2015-03-30 22:02:52 | Weblog
会社をほぼ定時に出て、体育館でのトレーニング⇒マックでの試験勉強というパターン。

先週の平日は勿論、この土日も用事でほぼ勉強出来なかったので、試験日が迫ってヤバイ状況であります。

4月半ばの試験日まで、ネジを巻き直して頑張らねば。

ブダペスト弦楽四重奏団(SONY盤)

ベートーヴェンの主要作品集34枚組より。

LP時代から長く聴いて来ているのに、捉えどころの無い難解な作品という印象をずっと持っておりました。

構成も明快な15番は昔から大好きなのですが。

ところが、今回久しぶりに聴き、古典派ベートーヴェンの作品と考えることが間違いの原因だったのではと思い至りました。

この曲、時代的に進み過ぎちゃってるのでは?

第1楽章のフーガなど、調性感の妖しい後期ロマン派の雰囲気さえあります。

やはりこれはとんでもなく凄い作品。

第2楽章で古典的明快な世界となるも、その後も古典派の枠に収まり切らない楽想や構成が続く。

深遠でありながらも、どこかユーモアも感じる不思議さ。

初めてこの曲の真価に気付いたようです。

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チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番、第3番」ポストニコワ、ロジェストヴェンスキー

2015-03-27 23:04:28 | Weblog
待望のプロ野球開幕。

エース攝津が頑張っていたのに、残念ながら1対3で初戦を落としたホークス。

オープン戦は12球団1位だったのに、公式戦はなかなか簡単には行かないものです。

まあ、長帳場のシーズンですから今年も日本一目指して頑張って貰いましょう。

ヴィクトリア・ポストニコワ(ピアノ)、ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー指揮ウィーン交響楽団(NEWTON CLASSICS盤)

チャイコフスキーのピアノ協奏曲2枚組から。

ゆったりとしたテンポでロマンチックに奏でられる第1番。

冒頭が素晴らし過ぎるが故に、ややもすると竜頭蛇尾になりかねない曲ですが、壮麗な冒頭以降も詩的な歌い回しを大切にして曲の美しさを引き出しています。

なかなか良い演奏。

交響曲として構想され、ピアノ協奏曲に書き換えられた未完の第3番。

確かに交響曲的スケール感で、いかにも協奏曲らしい1番、2番とは雰囲気が違いますが、力強い曲調でこれもまた面白い作品だと思います。ロジェストヴェンスキー向きの音楽でしょうか。

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レーガー「ヴァイオリン協奏曲」シェルツァー、ブロムシュテット

2015-03-26 22:14:05 | Weblog

年度末の予算消化?

会社のと言うか、外部に委託運営されている福利厚生ポイントが余っていて、3月末までに消化出来そうに無いので、東京スカイツリー近くのホテルに一泊して参りました。

毎年、一定額のポイントが付与され、社員それぞれが自己啓発や旅行などに自分の希望で消化するシステム。

昨日、終業後にホテルに直行し、本日午前中は休みを取り行って参りました。

考えが甘く平日の午前中だから比較的空いていると思ったスカイツリーも、春休みとあって1時間~1時間半ほどの待ち。

昇るのは断念しましたが、良い気分転換になりました。

そして、本日は職場の方と呑んでの帰り。

マンフレッド・シェルツァー(ヴァイオリン)、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン(BRILLIANT CLASSICS盤)

先日来興味を持った、レーガーの11枚組ボックスを買ってみました。

まずは、手持ち音盤とのダブりのヴァイオリン協奏曲。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/9da2e65d4d0ee2e60238bee2b5dec171)

再聴になる、最長とも言われるヴァイオリン協奏曲です。

ブラームス的要素とワーグナー的要素を併せ持つレーガーの管弦楽作品。

曲調は違いますが、ブラームスのピアノ協奏曲第2番とも通じる交響曲を思わせるスケールの協奏曲。

1時間ほどの長い曲ですが、バッハを思わせる雰囲気もあり、一般的な認知度と違って、こりゃなかなか素晴らしい曲と再発見の喜びです。

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シュッツ「シンフォニア・サクレ第3集からSWV398~407」ベルニウス

2015-03-23 21:10:39 | Weblog
昨日、観梅に行って参りました。

埼玉県西部の越生(おごせ)梅林というところ。

少し盛りは過ぎ、かなり散ってしまった木々もありましたが、写真のようにまだ満開状態の樹も多くなかなか楽しめました。

何より、山間いの早春の空気は気持ち良いものでありました。

フリーダー・ベルニウス指揮ムジカ・フィアタ、シュトゥットガルト室内合唱団(Deutsche Harmonia Mundi盤)

ハルモニア・ムンディ50枚ボックスの第2弾より。

久しぶりにシュッツ。

バッハのちょうど100年前に生を受け、30年戦争の時代を生きたこの作曲家の音楽は虚構を廃し、贅肉を削ぎ落とし、時に厳し過ぎるようにも感じますが、一方心の奥底からの安寧を感じる不思議な力強さを持った音楽でもあります。

このシュッツ晩年の傑作を、淡々と透明に歌い上げた素晴らしい演奏。

やはりこういう曲、こういう演奏をもっと聴きたいと思います。

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ブルックナー「交響曲第6番」、R.シュトラウス「交響詩《ドン・ファン》」カイルベルト

2015-03-20 21:30:52 | Weblog
来月の某資格試験まで1ヶ月になってしまいました。

ここ1ヶ月ほど、とても毎日とは行きませんが平日も少しでもと心掛けて来ましたが、まだまだ勉強不足。

残り1ヶ月、もっとピッチを上げねば。

ヨーゼフ・カイルベルト指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(VENIAS盤)

カイルベルトの14枚ボックスから。

ブルックナーの6番は、最後の三大交響曲に迫るスケールの大きさを持ちながらも自然な柔軟さも兼ね備えた、いわば「田園」的曲でブルックナーの交響曲の中でも結構好きな作品です。

カイルベルトの重厚な指揮は、力強い構築性に重きを置き、三大交響曲並みのスケールを感じさせてくれます。

勿論、自然な解釈で違和感無く淀み無く流れる音楽で、6番らしさを失ってはいません。

「ドン・ファン」もR.シュトラウスの交響詩の中で好きな曲の一つ。こちらも重厚さに後期ロマン派の妖しい香りの加わった素晴らしい演奏です。

バンベルク響、ハンブルク・フィルなど、当時二線級のオケとの録音が多いカイルベルトですが、ベルリン・フィルを振ったこのステレオ録音などでは大指揮者の一人であったことがご理解頂き易いかと思います。

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ボッケリーニ「弦楽五重奏曲Op.11-4~6」スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ

2015-03-18 21:53:09 | Weblog
だいぶ暖かくなり、今日はコート無し。

花粉避けのマスクをしていると暑く感じる陽気となって参りました。

幸い私の場合、このような陽気となると花粉症の症状も軟らいで来ます。

とは言え、くしゃみ鼻水は相変わらず出ますが。

花粉が多いと言われた今年ですが、例年ほど酷い状況にならないのはトレーニングの副次効果?

ちょっとそう思いたくもあります。

スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ(Deutsche Harmonia Mundi盤)

ハルモニア・ムンディ50枚ボックスの第2弾より。

やはり、ボッケリーニの音楽は愉しく暖かい。

有名なメヌエットを含む第5番は勿論のこと、「鳥小屋」のタイトルを持つ第6番は、愛らしい鳥の鳴き声がふんだんに盛り込まれてとても魅力的。

第4番も無窮動的な終楽章など魅力たっぷり。

スミソニアン博物館所属または貸出のストラディヴァリウスを使用という古楽器アンサンブルは、チェロのアンナー・ビルスマをはじめとして名手揃い。

ハイドンとはまた違った肌合いで愉しいボッケリーニをまた色々聴きたくなりました。

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シューマン「交響曲第3番《ライン》、第4番」カラヤン

2015-03-16 21:42:21 | Weblog
定時に会社を出て体育館へ。

月曜日&早い時刻の為、空いていてマシンが比較的自由に使えて良かったです。

いつものように1時間ほどトレーニングした後、ハンバーガーショップへ行き資格試験の勉強を少々。

黒人女性の先輩バイトが、新入りの日本人男性バイトに一生懸命仕事を教えていました。

こういう国際交流って、何だか良いと思う。

ハンバーガーショップの周辺で良さげな居酒屋を2軒発見。

今度行ってみなければ。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Grammophon盤)

カラヤンの交響曲38枚ボックスより。

晴天!の「ライン」。

LPではクーベリック盤、そして特にCDのコンヴィチュニー盤に親しんだせいか、この曲には曇天イメージがあります。

勿論、それが嫌いな訳は無く、この曲の個性として好きなところ。

それが、晴れ晴れとした演奏でちょっとイメージと違いました。

勿論、立派な演奏ですが。

堂々と力強い4番の方がカラヤンにピッタリ。

シューマンの交響曲は4曲何れも好きですが、敢えて1曲を選ぶとするとこの4番かな。

スタイリッシュでありながらも重厚さもある、非常にバランスの良い演奏です。

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ヴィヴァルディ「主は仰せになられた」、ガルッピ「われ喜びに満てり、主が家を建て給わずば」他、コップ

2015-03-15 20:24:39 | Weblog
昨夜は、昔出向していた会社で一緒に仕事させて頂いた方が定年を迎えられたので、当時の仲間で集まっての飲み会。

大々的に声を掛けようかとも思いましたが、今回はこじんまりと5人で。

最近ご主人(彼も当時の職場仲間)を亡くされた女性もいたのですが、思ったより元気で安心しました。

楽しく話に花が咲いたのは昔と同様でしたが、病気の話が多くなったのには改めて年月の経過を感じました。

駅から近くの綺麗な良いお店だったのですが、5人中3人が道に迷ったのは驚き。

勿論?、私もその内の1人。

大通りからすぐの大きなビルの地下ですぐ分かると思ったら、表通りからちょっと入らなければならず微妙に分かりづらい場所でした。

金曜日と連日飲んで酔って電車乗り過ごし。(笑)

何とか1時過ぎに家にたどり着きましたが。

ロベルタ・インヴェルニッツィ、ルチア・チリッロ(ソプラノ)、サラ・ミンガルド(コントラルト)、ポール・アグニュー、トマス・クーリー(テノール)、セルジオ・フォレスティ、ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)、ペーター・コップ指揮ケルネルシャー・ジングフェライン・ドレスデン、ドレスデン・インストゥルメンタル・コンサート(UNIVERSAL MUSIC盤)

図書館からの借用ディスク。

ヴィヴァルディと、同じイタリアの作曲家バルダッサーレ・ガルッピ(1706~1785)の宗教合唱曲。

他に、ガルッピ「エルサレムよ主をほめ称えよ」。

やはりヴィヴァルディの声楽曲は良いな。

ヴィヴァルディらしい器楽伴奏に載り美しい旋律で歌われる。

全般に明るく爽やかな楽曲。

ガルッピの曲も、続けて聴くとヴィヴァルディ作品と言われてもそう思ってしまうほど。器楽伴奏がヴィヴァルディよりややおとなし目な感じでしょうか。

演奏もテノール独唱がちょっと弱いかなと思いましたが、スッキリ美しい合唱と器楽演奏です。

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バルトーク「弦楽四重奏曲第2番、第4番、第6番」タカーチSQ.

2015-03-12 22:24:02 | Weblog
だいぶ日が伸びたのに驚き。

珍しく18時前に会社を出る。

まだ明るい!

それもそのはず、もう春分も近いですからね。

体育館にトレーニングに向かう前に、資格試験の勉強にハンバーガーショップに寄る。

しかし、寝不足もあり、ついうとうと。ほとんど進みませんでした。

その後、体育館で1時間ほどトレーニング。

眠気は消えました。

先に体育館行った方が良かったかな?、と一瞬思いましたが、眠気が取れた原因は先ほどのうたた寝にあると思い至る。

きっとトレーニングを先にしていたら、更に爆睡していたことでしょう。(笑)

タカーチ弦楽四重奏団(PolyGram盤)

図書館からの借用ディスク。

大好きな4番を含む2枚目。

やや地味な存在の2番ですが、1番の延長線上でシェーンベルクを思わせる響きに加え、尖った3番、4番を思わせる荒々しさもあり、こちらも素晴らしい作品であると、この演奏が再認識させてくれました。

そして、いつ聴いてもカッコイイし面白い4番。

激しいリズムの両端楽章に、弱音器付で奏される第2楽章、妙にロマンチックな中間の第3楽章、ピチカートによる第4楽章という多彩さを高いテクニックで鮮やかに聴かせてくれて爽快。

全4楽章ともメスト(悲しげに)で開始される謎に満ちた6番。

第二次世界大戦の不穏で不安な影とともに、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲と通ずる深遠さも兼ね備えた名曲と再認識させてくれました。

いずれ是非購入しないといけませんね、このディスク。

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