golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ラインベルガー「魔法の言葉」クネヒト、ハンドシュ、シュトゥットガルト児童合唱団

2012-01-31 22:40:55 | Weblog
チョコレート、チョコレートと呪文を唱えていた訳ではないのですが、気が付いたらコンビニでチョコレート買っておりました。

今度、娘がチョコレート屋さんでバイトすることになり、会社帰りにチョコレート、チョコレートなどと漠然と考えていたら食べたくなっちゃったみたいですね(笑)。

どうも自己暗示に弱いようで…。

チョコレート買った後も、食べながら、チ・ヨ・コ・レ・イ・ト、チ・ヨ・コ・レ・イ・トと魔法の言葉を唱え、6歩単位で歩いていた可能性もあります。(そんなアホな)

ヨハネス・クネヒト(ピアノ)、ティーモ・ハンドシュ(ピアノ)、シュトゥットガルト州立歌劇場児童合唱団(Carus盤)

昨日、納豆購入後(笑)、ショップのワゴンセールで見付けた1枚。700円。

以前、確かこのレーベルでヨーゼフ・ラインベルガー(1839~1901)の合唱曲のレギュラー価格盤を購入した事があるので、とても割安感があります。

リヒテンシュタイン生まれでドイツで活躍したこの作曲家に関しては、「ヴァイオリンとオルガンの為の6つの小品」、「ヴァイオリンとオルガンの為の組曲」という神々しい美しさの傑作にノックアウトされて以来気になり、オルガン曲、室内楽曲、合唱曲といったところを何枚か聴いて来ております。

この曲は、ピアノ連弾を伴奏とする40数分の小規模なメルヘン・オペラ。

ヴィルヘルム・ハウフ(19802~1827)というドイツの小説家、童話作家の「こうのとりになったカリフ」という童話に基づく作品。

魔術師に騙されて、好きな動物に変身出来るという魔法の薬でこうのとりになったカリフは人間に戻れなくなってしまう。

同じように、フクロウに変身して人間に戻れなくなったインドの姫と呪文を解き、魔術師を倒し、人間に戻った2人は仲良く暮らした。

というお話だそう。

児童合唱で歌われ、子供の為の作品という位置付けのようですが、優しいメロディと愛らしい響きで、大人が聴いても童心を呼び起こされ楽しい作品。

これは掘り出し物でした。

もっともっと脚光が当たって良い作品だし、作曲家であります。

日本の少年合唱団でも是非上演して欲しいですね。

そう言えば、同級生で合唱団運営に関わっている方がいたのでメールしてみましょうか。

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オルフ「カルミナ・ブラーナ」プレヴィン、ロンドンSO.

2012-01-30 23:28:45 | Weblog
「吉原殿中」というお菓子をご存知でしょうか?

会社帰り、職場の茨城県出身の方と一緒になり、何とは無しに茨城の食べ物の話になりました。

私も昔、ほんのちょっとだけ茨城に住んだ事があり、当時知ったお菓子に「吉原殿中」(よしわらでんちゅう)というのがありました。

米をポップコーンの様に膨らせて円筒形に固め、きな粉と砂糖を塗したお菓子。

類似のお菓子に「五家宝」(ごかぼう)がありますが、それよりもう少しふんわりして甘味もやや薄い感じです。

実際、Wikipediaに拠れば、「五家宝」は「吉原殿中」を参考に作られたという説もあるそう。

昔はさして美味しいと思わなかった「吉原殿中」ですが、先日頂き物を食べたら物凄く旨く感じたのであります。

そんな話を茨城出身の方としていたら、茨城県のアンテナショップ的な所があるということで案内して頂きました。

残念ながら「吉原殿中」は見当たらず。

その代わりと言っては何ですが、名産の納豆などが各種。

私、カレーと寿司(刺身でも可)と納豆さえあれば日常の食生活には全く問題無いという位の「三大食物」の一つであります。(勿論、たまの中本「冷やし味噌ラーメン」も必須栄養素でありますが)

案内頂いた方のお薦めもあり、写真の納豆3品を買ってみました。

帰宅して、先ずは右端の「ころころ納豆」から食す。

乾燥納豆ですな。

これ、お酒のツマミやお茶受けは勿論のこと、仕事中や通勤電車の中など「嗚呼、納豆喰いてぇ~」と思った時、何時でも何処でも、TPO問わず手軽に食べられる、世界中の納豆ファンにとって救世主とも呼べる食品ではなかろうか。

もしかしたら、「NASA御用達」だったりなんかして。

他の2種も楽しみであります。

シーラ・アームストロング(ソプラノ)、ジェラルド・イングリッシュ(テノール)、トーマス・アレン(バリトン)、アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団、合唱団(合唱指揮:アーサー・オールダム)、セント・クレメンズ・デインズ・スクール少年合唱団(合唱指揮:オードリー・クリフォード)(EMI盤)

一昨日、ラヴェルのピアノ協奏曲の所でも書いたのですが、比較的有名曲でもCDを持っていない曲を見付けると、時々落穂拾いの様に購入致します。

これもその一環の1枚。

カール・オルフ(1895~1982)の代表作。

昔から面白い曲という印象はあったのですが、ちょっと泥臭いイメージもあって、是非欲しいという気も起こらず何となく買いそびれておりました。

しかし、買って良かった。やはりこの曲面白い!

分かり易い旋律と強烈なリズム。

オルフはドイツの作曲家だけれど、ロシア的であったり、中近東や東洋の雰囲気も感じたり、アメリカ的な開放感も。ドイツ的な感覚が最も希薄かも。

日本語かと思う部分もあるし。

「春の祭典」が大地の根源的なエネルギーを感じる音楽とすれば、こちらは人間のそれか。

色彩豊かで素晴らしい演奏。

プレヴィンのウィーン・フィルとの新盤や定評あるヨッフム盤も聴いてみたくなりました。

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サン=サーンス「歌劇《サムソンとデリラ》」フレスティエ

2012-01-29 21:49:21 | Weblog
今日は、年1回の廃水管清掃でメンテナンス業者の方がいらっしゃいました。

台所や風呂場などの廃水管に、高圧のジェット噴射を掛けて管内の汚れを取り、詰まりを防ぐのが目的です。

その際、洗面台の下のS字型の管がだいぶ腐食しているとの指摘を受ける。

あまり高圧を掛けると穴が開いてしまう懸念があるので、圧力を低めにしますとのこと。

そう言えば、以前も水漏れを直して貰った業者からも腐食の指摘があったっけ。

今度、交換しないといけないなあ。

しかし、こういう微妙な所の修理が一番迷う。

自分でも比較的簡単に出来そうだし、失敗すると廃水漏れでヤバイし。

業者に頼んで、もし高いと馬鹿馬鹿しいし、自分でホームセンターで部品探して直すのもまたリスクあるし。そもそも、ピタリとはまる部品が見付かるか分からない…。

今度の休みに状態を良く見て考えましょう。

ジョゼ・ルッショーニ(テノール、サムソン)、エレヌ・ブヴィエ(メゾソプラノ、デリラ)、ポール・カバネル(バリトン、ダゴンの大司祭)、シャルル・カンボン(バス、アビメレク)、アンリ・メデュス(バス、ヘブライの老人)、ルイ・フレスティエ指揮パリ・オペラ座管弦楽団、合唱団(MEMBRAN盤)

この有名なオペラは、図書館でCDを借りてちょっと聴いた事がある位で、どんな曲か記憶にも残っておりませんでした。

指揮者も歌手も知らない人ばかりの1946年の古い録音。

懸念しつつ聴き始めたら、前奏からドラマチックな音楽に引き込まれました。曲にも演奏にも。

指揮者のルイ・フレスティエ(1892~1976)についてちょっと検索してみたら、パリ・オペラ座などで活躍した指揮者、作曲家という情報とともに、ベルリオーズ「幻想交響曲」がなかなかの名演らしいとの情報も。

ドラマチックな表出が得意らしいと合点が行くとともに、その幻想を振ったオケの名前にも目が止まりました。

チェント・ソリ管弦楽団!

遥か昔、クラシックを聴き始めた頃、コロンビアから出ていた廉価盤LPにこのオケの物がありました。

購入はしなかったのですが、当時雑誌(今は無き「ステレオ芸術」誌)のレコード評で、楽団名に掛けて「無名の楽団で“ちゃんと”した演奏か心配だったが、意外にしっかりした演奏だった」といった趣旨の事が書いてあったのが、妙に記憶に残っております。

思わぬ所で、思わぬオケの名前に遭遇。

ついでに、その時のLPは果たして何の曲だったのだろうと検索してみると、コロンビアの「パルナス1000」シリーズという1,000円盤に、ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」(ルドルフ・アンベール指揮)があった事を発見。

記憶のLPは確かこれです。

更に驚いたことに、ここでピアノを弾いているのは、イヴォンヌ・ロリオ!

メシアンの二度目の夫人で、メシアンの名演を色々残している名ピアニストであります。

更に、ルイ・フレスティエの夫人は、リュセット・デカーヴ!との事。

ジョリヴェ「赤道協奏曲」のディスクで個人的に馴染みのピアニストであります。

懐かしい名前が色々繋がりました。

だいぶ横道に逸れました。

さて、この「サムソンとデリラ」。

フレスティエのキビキビとドラマチックに進める指揮に、ルッショーニ、ブヴィエを中心とした張りのある歌声で一気に聴いてしまいました。

録音こそ古いものの、これはなかなかの名演奏ではないでしょうか。

さて、聴いて来たこの10枚組の激安サン=サーンスBOXもこれが最後ですが、今迄比較的馴染み薄だった天才作曲家の魅力の一端を知る事が出来たのは大収穫でした。

「クリスマス・オラトリオ」という隠れ名曲や室内楽にも魅力的な作品があること、今更感の強かった「動物の謝肉祭」が今聴いても十分楽しめる作品であること、昔から好きな交響曲第3番、ヴァイオリン協奏曲第3番を改めて楽しんだり。

ヒストリカル音源中心ですが、交響曲、協奏曲、室内楽、声楽曲、オペラと各ジャンルに渡った収録で、作曲家の全体像を鳥瞰するのにも好適でした。

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ラヴェル「ピアノ協奏曲、左手の為のピアノ協奏曲」他、フランソワ、クリュイタンス

2012-01-28 22:08:10 | Weblog
やはり、「地元飲み」は楽であります。

職場の後輩から、私の地元駅に安くて良い店があるから今度行きましょうと言われておりました。彼も同じ沿線の住人。

昨日の夕方、仕事の件で内線電話を貰ったのを契機に、隣駅の若手も誘って3人で飲みに行きました。

現在は地元で飲むという事は極めて稀。

会社の先輩とこちら方面に外出した時に2、3回。昔、マンションの役員をしていた当時、打ち上げで3、4回といった程度しかありません。

久しぶりの地元飲みでしたが、帰りの心配が要らないからついつい飲んじゃいますね。

疲れていた事もあり、家に帰ったら、着替えもせず電気点けたまま寝てしまいました。

サンソン・フランソワ(ピアノ)、アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団(EMI盤)

最近、フランス音楽づいています。

元旦にジョリヴェを聴いたり、サン=サーンスの激安BOXを買ったことなどもあって近現代のフランス物を聴く事が多くなっております。

今日は、ラヴェル。

先日タワレコで590円で購入。

有名な曲でも手持ちCDから欠落している作品も多く、そんな曲の廉価盤を見付けると時々購入致します。

ラヴェルの2つのピアノ協奏曲はLPでは持っておりましたが(これと同じ演奏だったかも?)、何故かあまり聴き込むこともなく今日に至っておりました。

何でこんな素敵な音楽に聴き馴染んでいなかったんでしょうか?!

ピアノ協奏曲の印象です。

スペイン音楽やジャズの要素も盛り込んだ多彩で明るい曲。

ピアノも華麗で技巧的で聴き応えがあり、一躍大好きなピアノ協奏曲の一つに仲間入りであります。

「左手の為のピアノ協奏曲」は、一転、重厚な曲ですが、とても左手だけとは思えないピアノの活躍ぶりでこちらもまた素晴らしい作品。

少ししか聴いたことありませんが、個性派フランソワは決してヴィルトゥオーゾという印象では無かったのですが、ここでは水を得た魚のように急速部では縦横無尽の演奏、緩徐部は詩情豊かでハマり役の感があります。

併録の「高雅で感傷的なワルツ」、「夜のガスパール」も、フランソワの洒脱な演奏が「酒脱」では無く、酒でも飲みながら聴きたい思いにさせてくれます。

まあ、昨夜の赤ちょうちんのお店には似合いませんが(笑)。

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サン=サーンス「動物の謝肉祭」リカータ、「ピアノ協奏曲第5番」リヒテル、コンドラシン

2012-01-26 23:30:00 | Weblog
今日は朝早くに出社して、外出、打合せ、来客等々バタバタしていて疲れたのでもう寝るであります。

明日もまた早いもので。

アンドレア・リカータ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(動物の謝肉祭)、スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)、キリル・コンドラシン指揮モスクワ・ユース管弦楽団(ピアノ協奏曲)(MEMBRAN盤)

このサン=サーンスBOXには、「動物の謝肉祭」が2種入っています。マルケヴィチのモノラル録音と、こちら1994年のステレオ録音。

リカータの名前は初めて知りましたが、イタリアの指揮者だそうで、堅実でこの曲を楽しく聴かせてくれます。

ところで、この曲、元々プライベートな夜会の為に書かれたそうですが、サン=サーンスがどんなつもりで書いたのか興味があります。

今日では、子供の為の作品という色彩も強い曲ですが、サン=サーンスが果たして聴衆として子供を意識していたのか?

他の音楽家に対する風刺が色々込められていることからすると、大人対象の作品と考えるべきなのでしょうが。

時代は違うし、性格も違っていたでしょうが、茶目っ気たっぷりでハイドンと通ずるものを感じます。

この間のマルケヴィチ盤以来何回も聴いておりますが、大人が聴いても楽しい作品と認識を新たに致しました。

ほんと、良い曲だなあ~。

ピアノ協奏曲第5番は、「エジプト風」のタイトル通りエキゾチック。

アイデアやユーモアを盛り込んだ曲が色々あって、やはりハイドンと似ているなあ、と思うのであります。

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マーラー「交響曲第9番」バルビローリ

2012-01-25 23:54:26 | Weblog
今日は大規模な携帯の通信障害がありました。

都内の広い範囲で昼過ぎ迄、電話もメールも駄目な状況でした。

幸い、午前中社内に居て、急ぎで携帯やメールで連絡を取らなければならない件は無かった為、実害はありませんでしたが、夕方後輩と出先で待合せがあった為、携帯が使えない場合の連絡手段を打合せてから昼頃外出。

これだけ長く繋がらなかったのは、震災以来でしょうか。

また、災害?、それともサイバーテロの類?などと一瞬思ってしまいました。

幸い外出して暫くしたら回復。

ところが、通信していないのにバッテリーの目盛りが減っている。

一緒に外出した若手の話だと、「圏外」になると何とか繋ごうと携帯が一生懸命にアクセスポイントだかを探すのでバッテリーが消耗するんですって。

繋がらない上にバッテリーだけ普段より多く消耗するなんて、何とも不条理な話であります。

ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(EMI盤)

外出しての帰宅時、渋谷経由だったので、当然のようにタワレコに寄りました。

ここに来るとついつい長時間滞在になってしまいます。

新譜のレギュラー盤で、試聴して気に入ったものが何枚かありましたが、染み付いた貧乏性。1時間半ほど色々迷い、結局、廉価盤&安売りの品を数枚購入。

これもその内の一枚。590円。

LP時代、この曲の刷り込みディスク。と言うか、刷り込みになる筈だったもの。

ベルリン・フィル団員からの熱望で録音に至ったという逸話も知っていましたが、何故か曲も演奏も理解出来ず、殆んど聴かず仕舞いとなってしまったLP。

今でも棚の隅に眠っております。カビ生えているかも。

CDで是非聴き直してみたいと思っておりました。

第1楽章からねっとりした濃厚な弦の響きが聴かれます。しかし、これが縦に分厚い重厚な響きにならず、ねっとりながらもすっきり横のラインが流れて行くのがバルビローリなのでしょうか。

濃厚ながら後味のすっきりした演奏。

LP時代には決定盤的評価の高かった演奏と記憶していますが、今聴くと決して絶対的存在という訳では無く、一つの歴史的名演でしょうか。

今日は時間が無いので、2回目を聴いている途中ですが、暫く聴き込んでみたいと思います。

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ドビュッシー「交響詩《海》、牧神の午後への前奏曲、管弦楽のための映像」ブーレーズ

2012-01-24 23:04:12 | Weblog
ほんのちょっとした物を作ろうと、仕事帰りにロフトと東急ハンズを色々見て周りました。

時々行くことはあっても、文房具などすぐ済んでしまう買い物ばかりで、作り方を思案しながら使えそうな材料を物色して色々な売り場を巡る事など滅多に無い事。何だか新鮮でありました。

手先の器用な方など、この手のお店楽しくてしょうがないのだろうなあ。羨ましい。

週末にちょっとした工作にトライです。

ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランド管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

ブーレーズとかって、手先が器用で緻密な工作とか得意そうなイメージありますね。

まあ、あくまでもその音楽からの勝手な想像に過ぎませんが。

大好きな「海」は、ブーレーズの1960年代の旧録音を愛聴。

しかし、録音がいささか古くも感じ、この1990年代の新録を欲しいと思っておりました。

先日、ブックオフで購入。500円。

録音が格段に鮮明になり、各楽器の響きがよりくっきりと透け、ブーレーズの意図したところが更に伝わって来るように思われます。

ただ、ちょっと丸くなり過ぎちゃったのかな?

昔の前衛の旗手イメージからすると、ソフトで角が取れ過ぎの感もあり。

旧録音の方が面白かったかなあ?また聴き直してみましょう。

牧神の午後への前奏曲、管弦楽のための映像も似た印象ですが、牧神はソフトさが身上の曲だからこちらは良いかも。

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サン=サーンス「交響曲第3番、交響詩《オンファールの糸車》」クリュイタンス、アンセルメ

2012-01-23 23:54:34 | Weblog
外も雪、画面も雪。

我が家の方は、ついに本格的な雪になってしまいました。

ちょっとちらついた事はあったけれど、実質今シーズンの初雪。

ところが、雪になったのは空ばかりでは無いのでした。

今夜、帰宅途上の電車の中で携帯をいじっていたら、突然画面が白っぽくなり、文字がほとんど読めなくなってしまいました。

別に落としたり、ぶつけたりした訳ではないのに。

コントラストが低く、輝度も低い状態で、雪でも降っているかのような画面。

最初、突然メガネが曇ったかと思い、思わず外して拭いちゃいました(笑)。

キー操作を誤まり、裏モードか何かで画面表示をおかしくしてしまったのかな?

非常に見づらい画面の中、表示に関連する設定を探して変更してみるが直らぬ。

この間、壊れた携帯を保険で交換して貰ったばかりなのに、トホホ。

不良品だったのかなあ?

取り敢えず、途中駅近くのドコモショップに持って行ってみよう。

ところがですな、とっくに閉店時間を過ぎた感じでシャッター下りてました。

明日の昼休みにでも、この間交換して貰った会社近くのドコモショップに持ち込まないといけないかな。面倒臭いし、明日はあまり時間に余裕が無い。

その時、携帯電話屋さんの看板が目に入りました。ドコモの看板も出ているし、ダメ元で聞いてみよう。

「すみません、携帯いじっていたら画面が突然こんなに成っちゃったんですが…」

「これは、『シークレットモード』(何と言ったか覚えていませんが、そんな感じの事を言いました)に入っちゃったみたいですね。どこかで設定変更出来るので探してみましょう」

そして、ものの1分もしない内に直して頂けました。

電車の中等で、覗き見されない為のモードだそう。

でも、この見にくさじゃ、操作出来ないんだけれど…。

しかし、助かりました!

親切な店員さんで、この店気に入りました。

「気にいったので、この店にある携帯全部買っちゃう!」と言いたかったのですが、当然そんなお金などあろうはずもなく、お礼だけ言ってタダで直して貰って帰りました。

モーリス・デュリュフレ(オルガン)、アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団(交響曲第3番)、エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団(オンファールの糸車)(MEMBRAN盤)

「カッコイイ交響曲」という括りで考えた時、サン=サーンスの3番はトップクラスではないかと思っております。

カッコイイ曲というと、ベートーヴェンの7番がすぐ浮かびますが、それ以外の候補曲と考えると意外にもあまり浮かんで参りません。

ベートーヴェンだと3番、8番辺り?

ブルックナーの7番(のスケルツォ)。

ブラームスの交響曲はいずれも大好きですが、カッコイイというのとは違う。

マーラーもしかり。

他の作曲家の作品も思い浮かべるが、傑作は色々あれど、カッコイイ交響曲というと意外に思い当たらない。

中で、このサン=サーンスの曲は本当にカッコイイ。

第2楽章冒頭の弦楽器の勇壮な旋律もそうだし、後半オルガンが入るところも凄い。

改めて惚れ直したぜ!サン=サーンス3番。

クリュイタンスは、気品ある指揮というイメージが強いが、品位を損ねず豪快さもあり、モノラルながらもこの曲の壮麗さが表現された素晴らしい演奏です。

オルガンがデュリュフレというのも高得点。

「オンファールの糸車」は今迄聴いたこと無かったかもしれません。

天才サン=サーンスの才能の一端を感じさせる、描写の巧みな美しい作品ですね。

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ピストン「バレエ組曲《不思議な笛吹き》、交響曲第6番」他、スラットキン

2012-01-22 23:53:01 | Weblog


昨夜はクラヲタ新年会。

左党さん、はるりんさん、minaminaさん、もうやださん、naopingさん、ノイマンさん、安倍禮爾さん、なりさん、golf130の9名が神田の地ビールの美味しいお店「蔵くら」に集結致しました。

ちなみに、情けないことに数回行っているにも関わらず、ホームページ記載の「蔵くら」というこの店名、「くらくら」と読むのか、「くら」だけで良いのか今だに分かっておりません。

まあ、どちらにしてもクラヲタにピタリの店名にございます。

昨夜もいつもの通り、クラヲタ話と美味しい料理をツマミにお酒が弾むこと、弾むこと。

なお、携帯のショボいカメラ&アル中に震える手による私の写真よりは、他の方のブログをご覧頂いた方がお酒とお料理の美味しい様子は理解しやすいというものであります。

このお店、3Fにあるのですが、2Fが地酒のお店という絶好のロケーション。なかなか1軒だけでは帰れない~、帰りたくない~♪

一足先に帰路に付かれたノイマンさんを見送り8人は2Fに。

こちらでもまだまだクラヲタ話は続き、美味しいツマミで口当りの良い日本酒が五臓六腑に染み渡って行くのでありました。

そして、「締めはやはりアレっしょ!」ということで、左党さん、minaminaさんと御徒町の蒙古タンメン中本へ。神田からすぐの絶好のロケーションですからね~。

左党さんは「北極」、minaminaさんと私が「冷やし味噌ラーメン」をいずれも完食。

昨夜は2次会の地酒のお店の閉店時間が早かったこともあり、ラーメン食べて帰っても余裕の時間でありました。

しかし、土曜日で終バスが早く無くなる為、これには間に合わず。また、タクシー代をケチって自宅迄歩く。

激辛を食べた後はどうしても甘い物が欲しくなりますね~。

駅近くのコンビニでスウィーツを物色。

何にしようかと思ったのですが、スティック状のチーズケーキを買ってみたら、これが意外に旨い。

暫く歩いたらまた食べたくなり、次のコンビニにまた途中停車。

先ほどと同じような物を探すが、こちらのお店には無し。それで、やはりチーズケーキ風の三角形の物を購入。

私の場合、
A.飲んだ後→甘い物が食べたくなる。
B.激辛食べた後→甘い物が食べたくなる。
という人体構造になっておりまして、昨晩は、A&Bでしょ。

どうしても、スウィーツ2個の摂取が必要となる訳です。

そしてここだけの秘密ですが、昼食が軽かった事もあり、実は夕方にカレーも食べていたんですね~。

ちと、カロリー摂取し過ぎ(反省)。

でも、とても楽しい一晩でありました。

レナード・スラットキン指揮セントルイス交響楽団(BMG盤)

ウォルター・ピストン(1894~1976)は今迄聴いたことの無かった作曲家。

図書館で借りてみました。

題記の2曲と「ニュー・イングランドの3つのスケッチ」が収録されています。

時代からすると、随分と保守的な作風ですね。

「バレエ組曲《不思議な笛吹き》」(1937年)は、導入部に続き、行商人たちの登場、お客さんたちの登場、商人の娘たちのタンゴ、サーカスの到着、サーカスの行進曲、笛吹きのソロ、メヌエット、スパニッシュ・ワルツ、シチリアーナ、ポルカ・フィナーレと続く、描写性強く親しみ易く楽しい音楽。

「青少年の為の管弦楽入門」や「ピーターと狼」などと同じ系譜にも位置付けられそう。

歓声や口笛なども入ったカーニバルのノリの楽しい「サーカスの行進曲」では、最後に犬が4声吠えます。

鳴き声を録音して流しているのかとは思いますが、是非実演でお犬様にも演奏願いたいものです。

指揮者の指示に従って、所定の箇所でワン、ワン、ワン、ワンと。(2匹が2声づつ?)

犬は打楽器奏者の担当で、叩いて吠えさせる、なんて事をしたら動物虐待と非難されそうですからね。

リハーサルでは犬を如何に正しい箇所で鳴かせるかが難しく、この曲、指揮者にとって超難曲と位置付けられているのであります(嘘)。

「ニュー・イングランドの3つのスケッチ」(1959年)は、海辺にて、夏の夕暮れ、山々の3楽章から成る描写的叙情的作品。

「交響曲第6番」(1956年)は、少しシリアスではありますが聴き易い曲です。

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メシアン「アーメンの幻影」ラビノヴィチ、アルゲリッチ

2012-01-21 15:36:59 | Weblog
つらつらと同窓会の活性化を考えてみる。

末端の幹事をしている大学同窓会、2年に1度の総会が今年。

2月に幹事会をやるので、同窓会活性化(集客)の方策を考えるようにと事務局長から指示が来ております。

マイナーな大学の、その内の一つの学部の、しかも支部同窓会ということで、(マイナー大学×1学部×支部=人少な杉)という算式が成り立つ。しかも高齢化も進行中で、私なんぞが若手と言われる状況。

他学部支部同窓会との連携も始まってはおりますが、他学部もどこも状況は似たようなもので、統合しただけでは、業績の悪い会社が寄り集まって合併しただけに近く、解決策にはなりそうにありません。

数回前の総会から、角界じゃなかった、各界で活躍されている(いた)OBの方の講演なども加えていますが、マイナー大学なもんで、集客力のある講師の方もなかなかおりません。

この人なら!と思う方にお願いに行き、講演頂いた時も参加者の増員は僅かだったし。

若い方の会費を安くしたりもしましたが、どうもそれも効果無し。

ちょっと面倒臭いなとも思いながら、やらされていた感の強い同窓会幹事ですが、逆にこういう状況だと、「突拍子もない案で多人数を集めてみたい」という気持ちも芽生えて参りました。

幹事会迄に秘策を練りましょう。

アレクサンドル・ラビノヴィチ、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)(EMI盤)

久しぶりに大好きなメシアンを聴く。

ピアノ連弾の傑作。下記7曲から成る50分ほどの作品。

1.創造のアーメン
2.星々の、環をもつ惑星のアーメン
3.イエスの苦悶のアーメン
4.欲望のアーメン
5.天使たちの、聖者たちの、鳥たちの歌のアーメン
6.審判のアーメン
7.成就のアーメン

所有ディスクは、オズボーン&ロスコーとヒル&フリスの2種ですが、先日図書館でアルゲリッチの弾いた当盤を見付けたので借りて参りました。

現代音楽ジャンルで、宗教色の強い標題もあって敬遠される方も多いだろうかと思いますが、メシアン作品の中では調性感もある方でちょっと作曲者の語法に慣れると聴き易く、また楽しい作品だと思うのです。

ジャズの影響も受けたリズムの面白さ、2台のピアノの掛け合いのノリの良さ。

春の陽光を感じさせるゆったりとしたフレーズも随時に聴かれ、メシアンがフランス音楽の本流にいる作曲家であることも感じ取って頂けると思います。

ラビノヴィチとアルゲリッチの冴えて、暖かみも感じるこの演奏も是非手元に置いて折に触れて聴きたい。

困った!また欲しいディスクが増えた(笑)。

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