Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

奄美一人旅 3日目

2019-06-15 | 旅に出た
ホテルの朝食バイキングは有料だからか割と品数豊富。
シークァーサージュースと青汁を続けて飲む奴。
コンベアトースター初めて見ました。
バス乗ったらまた雨が降ってきました。毎日雨です
梅雨も酷そうだしそりゃコインランドリー店多いわ…。
奄美の山は照葉樹林主体で、時々ソテツなどの南国っぽい
木が生えてます。ブロッコリーみたいな形状の照葉樹林
かっこいい。針葉樹は少ないです。関東在住ですが
こっちの山はただのスギ花粉発生装置ですからね…。

マングローブパークに到着。目的はカヌー。
運動苦手なのであまりこういうのしないのですが、
マングローブは水辺からでないと根の部分などがよく
見えないのでチャレンジしてみることにしました。
グラウンドゴルフやセグウェイ体験もやってるらしい。
料金はバスのフリーパス1割引で1800円。
展示室ではムックに心臓マッサージするガチャピンの
ポスターの方が気になってしまった(笑)。
園内には緋寒桜や、上を魚が泳ぐ「川のトンネル」が。
カヌー乗り場では先に団体が9:30頃開始してた。

荷物をロッカーに入れ、水没しても金銭的&精神的ダメージの
少ない使い捨てカメラだけ紐を通し肩に掛けました。
サンダルも置いてたけど干潮時に干潟に上陸する用らしい。
冬だけど連休中だからか意外に客がいました。
ライフジャケットを着てレインコートを借り、パドル
(漕ぐ道具。長さで男女別、女性用は220cmだった)を持ち、
2人用と1人用のカヌーに分かれます。漕ぎ方は最初に
教わるけど「習うより慣れろ」です。乗った順が最後の方
だったので前に追い付くのに必死。油断してると流されて
変な向きになるのであまり写真撮ってる暇なかったです。
結果論だけど水没しなかったので普通のデジカメの方が
よかったな。現像不要だしズームできるし手ぶれ補正効くし。

ずっと1人で漕いでると手が疲れてきます。特に潮の流れに
逆行するのは体力いる(流れに沿う場合は逆に止まるのが
大変)。一方で2人乗りは息が合わないと難しそう。
他の店だと思いますが手漕ぎボートに客を乗せてるのを
見ましたので、体力のない人はそっちの方が楽だと思います。
汽水に根を張るマングローブの木々が素敵。
満潮から少しずつ引いてくる時間帯。川幅の広いところは
余裕が多少ありますが、川幅が狭くなる渋滞箇所などで
何度か他のカヌーや木にぶつかってしまいました。
川幅が狭くてヒルギのトンネルみたいになってるところも
通る。トンネル内で休憩、カメラ持ってる人は写真撮影、
ガイドが腰まで水に浸かり「今日は寒い」といいながら
レクチャー開始。話の内容はメヒルギのように塩を濾過
できる木とオヒルギのように濾過できず1つの葉に溜める
(黄色くなる)木があること、しじみが大きいことなど。
木の種がちょうど流れてきた。潮の流れが強くて木を
掴むのに必死だったのであまり頭に入ってない(汗)。

乗り場に帰ってカヌーから降りる。同じ姿勢だったので
(変に動くと落ちそうになる)腕以外も疲れました…。
雨は体験中幸い降らなかったですが、漕ぐ時の水しぶきが
少し脚に掛かったので汚れてもいい服の方がいいです。
乗り場付近でキツツキみたいに木をつつく鳥発見。
オーストンオオアカゲラかな?

メジロが飛ぶ階段を150段上り展望台でマングローブを
見下ろします。さらに潮が引いて干潟増えてる。
ずっと外にいると寒い。真上からでは水面の様子が
分かりにくいのでカヌーやってよかったです。

蛙の鳴く池の前を通って入口の建物へ戻り、併設の
レストランで食事。地場産まぐろ丼がなかったので
ラーメン650円→カヌー券提示で5%引。
船乗る前に消化あまりよくないかなとも思ったけど、
朝食べ過ぎて揚げ物系の定食はキツかったので…。
豚骨+薩摩地鶏だしの白湯スープらしい(豚骨好き)。
ところでこの日は前日名瀬のスーパーで買った地元の
「くび木茶」を飲んでますが(500mlで200円近くする)
いろんな健康茶飲んでる私でも変な味に感じました…。
しかも後で調べたら血圧下げる作用があるみたいで、
午後ちょっと調子悪かったのはたぶんこれで低血圧に
なったからだと思う(普段最高血圧100行かないし…)。
バス乗る頃に少し晴れ間も見えてこの日は結局その後
雨降らず。前日か翌日晴れの方が嬉しかったけど…。

バスで古仁屋まで。同じ島内でも端の方です。
途中たんかん畑やアマミノクロウサギの絵の動物
飛び出し注意の看板。長いトンネルいくつかあるなあ。
古仁屋港の海はあまり緑色ではなかったです。
せとうち海の駅で乗船券買って水中観光船せとに乗ります。
こちらのバスのフリーパス1割引があり2250円。
クロマグロモニュメント(養殖日本一らしい。ここの
レストランではマグロ出してた)の近くの乗船場に
5分前集合とのこと。乗船時間35分。
お客さんは他に子連れ含めて10人くらいだったかな。
珊瑚礁ポイントまではデッキで海岸線などの景色を眺め、
ガラス窓の展望室に下りてからは徐行運転なので
普通の体調なら酔わないです。珊瑚やイソギンチャクが
豊かな海の底で、鮮やかな色や縞模様の魚などが泳ぎます。
群れになったのや長い魚、こっちをじっと見つめるフグ、
流れてくる小さいクラゲ、青いヒトデ(海の駅前でも
魚と一緒に飼ってた)などなど。
最初右側が魚多かったので基本右見てたけど、左右の窓の
どっち見ればいいか迷った。最後にクマノミ見つけた。
ちなみに乗船中に震度4の地震来てたらしいが全然気づかず。
バスの待ち時間に海の駅近くの公園プラプラしてたけど
屋根付きでカバー掛けてあったのまさか土俵?

帰りのバスで小学生「はじめてのばす」を目撃。
降車ボタン押すのに興奮し、運賃の払い方は
運転手に教えてもらってた。誰しも通る道だろうか。
名瀬に戻り夕食。島歌の聴ける店に行きたかったのですが、
地元のフリーペーパー見たら島歌の聴ける店は基本予約制。
満席なら普通の店行こうと開店18:00過ぎに電話したが出ない。
直接行ってみたら一人なら大丈夫と。というわけで吟亭
3000円おまかせコース。その後団体ツアーも来ました。
飲物はパッションジュース400円。マグロ刺身、たくあん、
はんだま(つるむらさき系のネバネバ系葉野菜のごま和え。
鉄分ポリフェノール豊富)、みそ(つけあげ=さつま揚げに
近いらしいの+豚肉?+ピーナッツ?+鰹節+粒味噌)、
トビ貝(サザエよりは柔らかい。噛むといい味出る)、
焼き海老、もずく酢、黒豚骨と島野菜の炊き合わせ
(昆布人参大根ブロッコリー厚揚げ、骨は食べられないが
豚肉柔らかくて美味しい)、油ソーメン(椎茸や小魚入り。
唄に聴き入ってるとのびる~)、あおさと豆腐の汁
(これも唄に聴き入ってると冷める~)、ご飯。

19:00頃から島唄ライブが始まりました。
いつも唄ってる女将が今日は喉の調子が悪くてお休みで、
東京から帰ってきたお孫さんが三線や島太鼓ちぢんに
合わせて唄いました。歌手活動してるだけあってお上手。
ペアを組んでるのは中高生くらいの女の子でした。
しっとりした唄あり、明るい唄ありの約1時間。
地元の人(今日は少なかった)が歌えるよう歌詞カードを
配ったり、お囃子を客に教えて歌わせたり、最後はみんなで
踊ったり、聴かせるだけじゃなく一緒に楽しめるように
なってます。一人客でも大丈夫。終わる頃入ってきた
おっちゃんが指笛を鳴らし、ライブが終わったら三線弾いて
唄い出した(笑)。お孫さんと同じところで習ってるとか。
郷土料理も島唄も堪能できる一石二鳥なお店でした。
コース制なので一人客でも郷土料理食べられるのも好都合。
黒糖焼酎も何種類もありました。特に唄始まるまで店員さん
料理出すのに忙しそうなので電話出るの無理だわ…。
唄が終わると帰る客がいるので少し落ち着きそうですが。
隣の姉さんに話し掛けられ20:30くらいまで喋ってました。
与論民俗村に続きまたも学生に間違われる。


《写真ブログ記事》
鹿児島県・奄美 黒潮の森マングローブパーク
鹿児島県・瀬戸内 水中観光船せと
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