Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

ついにフルコーラス判明!

2006-08-12 | ビバ大衆文化
図書館で発見して借りてきました。
「おかあさんといっしょ にこにこぷんベスト50」!

にこにこぷんのじゃじゃまる・ぴっころ・ぽろり(+稀にかしの木おじさん)が
一緒に歌ったり、ソロで歌ったり、あるいはデュエットしたり
(ただし「じゃじゃまる+ぴっころ」の組み合わせは皆無で
ほとんど「ぴっころ+ぽろり」。じゃじゃまるは多忙なのか、
それともぴっころとは険悪な関係なのか…)。
我々の世代は幼児期をこのトリオとともに過ごしたわけで、
最も懐かしい番組の一つですね~。

この「にこにこぷん」の中で、ぴっころが自分の容姿を
自画自賛する歌があって、是非もう一度聴いてみたいと
思っていたのですが、ついに聴けましたよ!
「かわいいぴっころちゃん」(詞:井出隆夫/曲:越部信義)
という歌です。全詞は省略しますが一部を抜粋します。

ぴっころちゃん ぴっころちゃん どうしてそんなに かわいいの
ぴっころちゃん ぴっころちゃん パッチリおめめに おくちもはなも
かがみをみれば かがみがうっとり みずにうつれば みずもびっくり

…鼻なんかあったっけ?(笑)
こんな調子で自分の容姿を自分でベタ褒めしていきます。
「どうしてそんなに かわいいの」と理由・原因を問う疑問文を
投げかけられ、聞き手としては答えに窮するところです。
仮に百歩譲って可愛いとしても、にこにこ島に
「顔のパーツが中心に寄り気味だと、子供っぽい印象になり
母性本能を惹き起こす」などと解析できる者がいるとは思えません。
結果としてじゃじゃまる達は以下のような行動を取ります。

かわいいでしょって みんなにいえば みんなどうして わらうのかしら
ぴっころちゃん ぴっころちゃん やっぱりあたしは かわいいな

彼らは苦笑(嘲笑?)するほかないのですが、
当のぴっころは何故笑われているのか理解できません。
そして誰も肯定しないのに「やっぱりかわいい」と
強引に都合よく結論を出してしまうぴっころ。
まあ「かわいい」なんてのは主観ですからねえ主観。
なお劇中ではじゃじゃまる達には
「ぴっころちゃん ぴっころちゃん どうしてそんなに まあるいの」
という(彼女の卵形プロポーションに由来する)替え歌を歌われて、
ぴっころは巨体を跳ね上がらせながら怒ってましたねえ。

そんなぴっころですが、別の「ねえ青空さん」という歌では

かぜをいっぱい すいこんで かるくなったら とべるかな

と歌ってます。鳥らしく空を飛びたいという願望があるようです。
…アンタの巨体じゃ飛べるわけないだろ。


ただじゃじゃまるも人のことを言える立場ではなく、
「じゃじゃまる音頭」で自分を褒めていきますが、
こちらはぴっころとぽろりが即座にツッコんでいきます。

いじめられたら よんでくれ (じぶんがいちばん いじめっこ)
せいぎのために たたかうぞ (あいてがつよいと すぐにげる)

この強い相手とは食いしん坊の熊さんを指すのだと思いますが。

ほんとにじゃじゃまる いいおとこ (そんなことおもうの じぶんだけ)

「そんなことおもうの じぶんだけ」はぴっころにも当てはまります。
要するにじゃじゃまるとぴっころは似た者同士なのでした。
ぽろりはさぞ苦労してるんでしょうねえ。
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