Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

乗鞍&上高地一人旅 1日目

2016-10-29 | 旅に出た
この日から観光スタートです。3日とも早起き。

まずは朝早くから開いている松本バスターミナルで
信州・飛騨アルプスワイドフリーパスポートを買います。
バスやアルピコ交通上高地線で使えるフリー乗車券は
何種類かあるのですが、こちらは乗鞍や上高地の路線も
濃飛バスが運行する高山や白川郷の路線もカバーします。
4日間有効ですが実際に使ったのは3日間。
新穂高ロープウェイ乗車券付きの方にしたので12,000円。
今回の旅行は非効率でバスに乗りまくりだったので
実際には元を取るどころか購入額の倍くらい使った(笑)。
バスターミナルに100円コインロッカーがあったので
着替えやポーチなどを入れました。重いからというより
高地で基礎化粧品の容器が破裂しないか心配だったので。

7:16発の電車(上高地線)でまずは新島々駅まで出て
バスに乗り換え。上高地行きはそこそこ乗ってましたが
乗鞍行きは3人。上高地の方が人気あるのかな。
最初は乗鞍山頂畳平に行きますので、観光センターバス停で
畳平行きのシャトルバスに乗り換え。こちらは結構混雑。
9:00発は3台出まして、私は2台目に乗りました。
他の乗客はマイカー規制で車を置いてバスに乗った人とか
乗鞍で宿泊した人とかなんでしょうが、朝っぱらから
松本から乗鞍までバスで乗り込む人って少数派なのかなあ?

マイカーは規制されてますが自転車は規制されていないので
山頂まで自転車で上って行く人も多く見かけました。
外国人もいたなあ。バスの出発地点は大体標高1500m程度かと
思いますが、そこから標高2700mまで上がっていきます。
バスだと50分だけど自転車は何時間で1200m上るんだろう。
未経験の標高2700mに一気に上って行きますので、高山病が
心配で何度も深呼吸してましたが、雪渓の見事な景色が
見えたら心配吹っ飛んじゃいました。終点手前のバス停で
雪渓スキーヤーが大勢下車した影響でバスの到着は6分遅れ。
日本ではここが車で行ける最高地点だから、今後たぶん
ここより標高が高い場所に行くことはないだろうなあ。
結局歩き出してからも高山病は出ませんでした。

この日の午前は天気が良かったので景色がよく見えました。
軟弱者が高地で登山すると流石に酸欠になりそうなので
お花畑を一周するだけ。今年は暖かく半月くらい花が早いらしい。
一面花だらけってほどではないですが、花が何種類か咲いて
いました。去年の9月に立山の室堂に行った時に10度くらいだった
ので、7月とはいえ標高がさらに高い畳平はもっと寒いのかと
思ってたら、長袖シャツ一枚でちょうどいい気温でした
(天気が悪いともっと寒いんだと思いますが)。
そよ風が気持ちいいし、そよ風に揺れる花々が可愛らしい。
周囲には岩が転がっていて、山にも岩が聳えていました。
鶴ヶ池は空色。近くのハイマツにガーと鳴く鳥がいたので撮影。
後で調べたらホシガラスっぽい(Wikipedia参照)。

10:50発の平湯温泉行きのシャトルバスに乗り、新幹線通過
以外ではリトルワールドの敷地内以来5年ぶりの岐阜県です。
平湯バスターミナルで昼食、がっつり食べる気がなかったので
高山ラーメン700円とテイクアウトのケイチャン唐揚げ210円。
外国語の食券券売機があって中国人が使っとった。
ところでここの売店はアルプラザという名前ですが、たぶん
平和堂のアルプラザとは関係ないと思います(笑)。

一度下界に下りましたがもう一度高いところに行きます。
畳平ほどじゃないですが新穂高ロープウェイで標高2156mへ。
平湯からバスに乗りますが十数分遅れでした。
ワイドフリーパスポートを窓口で見せると切符が貰えますが、
何かいろいろ事務処理あるのか手間取ってました。
下側の第1ロープウェイと上側の第2ロープウェイに乗ります。
1階と2階がある第2の方が定員多いです。第1は臨時便増発。
列の後ろの方だったからか第2は往復とも1階になりました。
しかし第2に乗ってる途中の高度から霧の中になり、
到着した駅屋上の展望台からも当然真っ白で何も見えず…。
どうやら午後の方が霧が出やすいようです。
登山道に入る手前の森で軽く森林浴してから帰ります。
鉄塔のあるところで揺れるので下りはスリリング。

寄り道せず14:55発のバスで平湯温泉に戻ります。
行きは満員に近かったバスは帰り空いてたけど、温泉に
泊まる人が多いのかな?栃尾温泉と平湯温泉に飛び出し坊や。
平湯バスターミナルの1つ先の大滝口・キャンプ場前バス停で
降り、上り坂を15分歩いて平湯大滝に向かいます。
体力のない人は1回100円のシャトルバス乗った方がいいかと
(発着タイミングが合わないのか存在が知られてないのか
思ったほど使われてないように見えましたが…)。
日本の滝百選とのことで大きめの滝、回り道せずに(?)
上から下にストレートに落ちるタイプです。

帰りは平湯大滝公園を通りましたが、北海道牛乳のソフト
クリームを売ったり、北海道産の馬油スキンクリーム土産の
中国語ポスターがあったり、ここは北海道かと(笑)。
岐阜もいいとこなんだから岐阜産の何かもプッシュしようぜ。
かもしか橋とかいう吊り橋の先に大ネズコがあるらしいが
熊出没注意の看板があり私一人しかいないので引き返す。
大滝口・キャンプ場前バス停からバスターミナルは徒歩約9分
でしたが、かなり下りだったので逆はもっと時間掛かるかと。

17:50発松本行き特急バスまで時間があるので、少しでも早寝
できるよう早めに夕飯を食べておくことにしました。
バスターミナルの食堂が閉まってたので温泉街ぷらぷら歩く。
温泉街らしく浴衣で歩いてる人もいましたね。カフェが開いて
いたので、ハヤシライスとコーンクリームスープを注文。
特急バスは休日だがあまり乗客いない。ずっと居眠りできるし
待ち時間もないので、新島々で電車に乗り換えるより
バス乗りっぱなしの方が楽だな~。

ホテルは高いですが前日よりベッドが快適でした(笑)。
清掃なしエコプランは散らかしたまま連泊できるのは楽。
タオルは日数分用意されてるし、入浴は大浴場に行くし、
1日くらいシーツ交換や清掃がなくても気にしないです。
大浴場の階に備え付けの漫画があったので、コインランドリー
待ってる間に『聖☆おにいさん』2巻読んでました。
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