ようやく好きな庭園トップ5の京都編です。
おそらく名庭の半分以上は京都に集中していますので
なかなか選ぶのも難しいですね。
京都の有名な庭園は特別拝観の所以外はほとんど回って
いますので、順位の大きな変動は今後あんまりないような
気がしますが、好みが変わることもあるかも?
多くてちょっと迷いますので、「花や紅葉に頼らない庭」を
選ぼうかなと思います。春でも夏でも秋でも楽しめる庭
(落葉樹が重要な庭だと冬はちょっと厳しいですが…)。
それでは、前回別格扱いとした御所・離宮を除いた
京都編のランキングです。
1位 天龍寺
夢窓疎石の作庭と伝わる庭は大抵好き(笑)。
あと常栄寺もですが「山を借景とした大規模室町期池泉庭」と
いうのがツボっぽい。室町期の庭園には近世以降には滅多にない
幻想的な雰囲気があるのがいいです。あと近代以降の池泉庭には
どうも嘘っぽさ(人工的すぎるのか、自然を安易に真似て池や
滝を作っても完全な自然にはならないからなのか、成金の庭だと
豪華さを見せびらかした結果品のない庭になっているのか、
自分でもよく分かってないですが)があるものが多いのですが、
この庭園はそれがなくて。自然に融け込んでいながら、
自然そのままを見せているだけとは違って人の手の芸術。
悠久の年月の成せる業なのか、当時の作庭家の才能なのか。
写真ブログはこちら
2位 詩仙堂
石川丈山の庵。決して広~い庭ではありませんが
サツキの刈込の庭。清浄な感じです。
個人的に特にサツキ好きではない(笑)のもありますが
サツキの花の時期じゃなくてもいい庭だなと思います。
先程「花に頼らない」と言いましたが、境内では
春でも夏でも何かしら季節の花が咲いています。
写真ブログはこちら
3位 龍安寺
あの有名な石庭ですね。渋い、渋すぎます…でもそれが
好き(笑)。こちらは冬でもOK、というか渋さが増すかも。
「渋い、深みがある」というのも室町期庭園の良さですね。
江戸期の庭ですと、明るく開放感があるけど渋い方向には
向かってない庭が多い傾向なので(殿様の庭だと特に)。
庭は白砂に石とちょっとの苔だけ、装飾のない土塀に囲まれ、
余計なものは一切なし。でも勿論つまらなくない。
写真ブログはこちら
4位 大河内山荘
昭和の俳優の庭園なので当然歴史は古くないのですが、
古くて放置された庭より新しくて整備された庭ですので。
ここは境内の散策が楽しかったですね~。いろんな景色が
楽しめますので。私にとっては入場料1,000円も高くない。
写真ブログはこちら
5位 泉涌寺
最初別の庭を候補にしていましたが、写真を見返したら
ここの御座所庭園がよかったことを思い出しました。
皇室ゆかりのお寺だからか、庭も奇をてらったりせず
上品な作りの気がします。のんびり鑑賞してました。
写真ブログはこちら
他にも京都はたくさんいいお庭があるので迷いましたが
(等持院あたりも好きですが隣の大学の校舎が目に入って
しまうのが惜しい…)キリがないのでしょうがないっすね。
夢窓疎石の庭園、苔寺もいつか行ってみたいですね~。
関東では鎌倉の瑞泉寺に夢窓疎石の庭(復元)があるみたい。
おそらく名庭の半分以上は京都に集中していますので
なかなか選ぶのも難しいですね。
京都の有名な庭園は特別拝観の所以外はほとんど回って
いますので、順位の大きな変動は今後あんまりないような
気がしますが、好みが変わることもあるかも?
多くてちょっと迷いますので、「花や紅葉に頼らない庭」を
選ぼうかなと思います。春でも夏でも秋でも楽しめる庭
(落葉樹が重要な庭だと冬はちょっと厳しいですが…)。
それでは、前回別格扱いとした御所・離宮を除いた
京都編のランキングです。
1位 天龍寺
夢窓疎石の作庭と伝わる庭は大抵好き(笑)。
あと常栄寺もですが「山を借景とした大規模室町期池泉庭」と
いうのがツボっぽい。室町期の庭園には近世以降には滅多にない
幻想的な雰囲気があるのがいいです。あと近代以降の池泉庭には
どうも嘘っぽさ(人工的すぎるのか、自然を安易に真似て池や
滝を作っても完全な自然にはならないからなのか、成金の庭だと
豪華さを見せびらかした結果品のない庭になっているのか、
自分でもよく分かってないですが)があるものが多いのですが、
この庭園はそれがなくて。自然に融け込んでいながら、
自然そのままを見せているだけとは違って人の手の芸術。
悠久の年月の成せる業なのか、当時の作庭家の才能なのか。
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2位 詩仙堂
石川丈山の庵。決して広~い庭ではありませんが
サツキの刈込の庭。清浄な感じです。
個人的に特にサツキ好きではない(笑)のもありますが
サツキの花の時期じゃなくてもいい庭だなと思います。
先程「花に頼らない」と言いましたが、境内では
春でも夏でも何かしら季節の花が咲いています。
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3位 龍安寺
あの有名な石庭ですね。渋い、渋すぎます…でもそれが
好き(笑)。こちらは冬でもOK、というか渋さが増すかも。
「渋い、深みがある」というのも室町期庭園の良さですね。
江戸期の庭ですと、明るく開放感があるけど渋い方向には
向かってない庭が多い傾向なので(殿様の庭だと特に)。
庭は白砂に石とちょっとの苔だけ、装飾のない土塀に囲まれ、
余計なものは一切なし。でも勿論つまらなくない。
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4位 大河内山荘
昭和の俳優の庭園なので当然歴史は古くないのですが、
古くて放置された庭より新しくて整備された庭ですので。
ここは境内の散策が楽しかったですね~。いろんな景色が
楽しめますので。私にとっては入場料1,000円も高くない。
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5位 泉涌寺
最初別の庭を候補にしていましたが、写真を見返したら
ここの御座所庭園がよかったことを思い出しました。
皇室ゆかりのお寺だからか、庭も奇をてらったりせず
上品な作りの気がします。のんびり鑑賞してました。
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他にも京都はたくさんいいお庭があるので迷いましたが
(等持院あたりも好きですが隣の大学の校舎が目に入って
しまうのが惜しい…)キリがないのでしょうがないっすね。
夢窓疎石の庭園、苔寺もいつか行ってみたいですね~。
関東では鎌倉の瑞泉寺に夢窓疎石の庭(復元)があるみたい。