Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

フッ

2011-05-04 | どうでもいい知識
昔とんねるずの歌に「フッフッフッってするんです」っていうのが
ありましたね…という話題ではありません。ふと気になりまして。

「フッ素」の「フッ」って何さ?

例えば「水素」の「水」は水を構成する原子の一つだから
水なのかな、とか何となく理解できるのですが、
カタカナの「フッ」って何?何でカタカナで「フッ」なの?
カタカナの「フッ」って漫画でナルシスト男が笑う時の
擬声語しか思い浮かばないけど、どうして元素の名前に「フッ」?

ということで例によってWikipediaを見てみました。
未知の元素が蛍石 (Fluorite) に含まれる可能性から、フランスの
アンドレ=マリ・アンペールは、未発見の新元素に fluorine と
名付けた。(中略)多くの言語では fluorine に由来する名称が
定着した。なお、日本語の「弗素」はドイツ語のFluorの音訳の
1文字目から取られたものである。
ということで、(フランスを仏と書きドイツを独と書くような要領で)本来は
漢字で「弗」と書くのを、難しい漢字なのでカタカナにしているようです。

ちなみにホウ素は「硼素」、ヒ素は「砒素」、今話題のヨウ素は「沃素」。
リンも本当は漢字らしい。必ずしも全部が外国語の音訳ではないのかな?
無理に「○○素」に当てはめなくても、いっそヘリウムみたいに
外国語をそのままカタカナ読みでいいんじゃないかと思わないでも
ないですが、それはそれで中高生が覚えにくいかも(笑)。
嗚呼懐かしき水兵リーベ…。
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名詞が先か、感動詞が先か

2010-03-08 | どうでもいい知識
ということを、仕事帰りに自転車に乗りながら考えてました(爆)。
日本語を母語とする赤ちゃんが一番先に話すのは名詞か感動詞か。

よく一番最初に発する言葉は「まんま」だったり「ママ」だったりと
言いますよね。これらは名詞です。その後動詞とかも覚えていくのかな。
助詞なんかはちょっと後になってから使うんでしょうね。
自分が最初に習得した連体詞なんて覚えてないぞ。

で、私が気になったのは「喃語は感動詞なのか?」ということ。
赤ちゃんが発するアーとかバブーとかいう喃語が感動詞なら
一番最初に話す言葉は名詞じゃなくて感動詞じゃないか?と。

「喃語 感動詞」で検索したけど答えが出てきません…。
自分の足りない頭で考えるしかないのか。

 ・喃語が「単語」と言えるのであれば、喃語は感動詞である。
 ・喃語が「単語」とは言えないのであれば、喃語は感動詞ではない。

としますと、「単語」の定義に喃語が当てはまるかを考えればいいのかな?
辞書で「単語」を調べてみましょう。
【単語】文法上、意味・職能をもった最小の言語単位。(大辞泉)
【単語】言語単位の一。文構成の最小単位で、特定の意味、文法上の職能を
有するもの。文を構成する直接の単位である、文節をさらに構成する。(大辞林)
おおっと!「単語」には「意味」がなくてはいけないようです。
聞いてる大人はどういう意味だか分かりませんが、果たして喃語に意味はあるのか?
でももし仮に赤ちゃんの中では意味がある言葉として発してるとしても、
そんなこと言ったら例えば猫がニャーと言うのだって猫の中では何か意味がある
ニャーなのかもしれません。通じなければ意味はないと考えていいのか?

何となく喃語は感動詞ではなく、大抵の赤ちゃんが最初に覚えるのは
名詞なのかな?(例外の子もいるんでしょうけど)という気がしてきましたが、
言語学(?)は専門外なので本当のところはどうなのやら。
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畳(?)の上で死ねない運命

2009-12-12 | どうでもいい知識
中国の五胡十六国時代とか南北朝時代の皇帝をWikipediaで見てたら
うわー殺されてる皇帝ばっかりっすねー。
元滅亡後のモンゴル(北元)の君主もヤバかったけどこれもヤバイ。
暗愚でも殺されるし、まともでも実権握りたい奴に殺される。
禅譲しても間もなく殺されるし、しなくても殺される。
戦争しても負けて殺されるし、しなくても毒を盛られることもある。

「北魏では外戚の専横を避けるために皇帝の生母が殺されることが
常であった」ってのも物騒な…。女性も安心できない時代ですな。
皇帝の一人も言ってたけど、こんな時代の皇帝やその一族には
生まれてきたくないものですねえ。まともに一生を終えられん。

まあこんな戦争だらけの時代だと一般庶民でも大変そうですが…。
とりあえず今のところは現代日本に生まれてきてよかったです。
あんまり未来に生まれて人類滅亡の時代でも嫌ですし。

詳しくは知らないけど、中国なので畳の寝室ではありませんね(爆)。
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「よそれる」

2008-08-03 | どうでもいい知識
オカンが買ってきたしゃもじのパッケージに、
「よそれる」という言葉がありました。
意味としては「(ご飯を)よそうことができる」と考えられます。
オカンはこの言葉に違和感を持ったそうですが、オカンの友人に
聞いたところ、「普通に使う」と言われたそうです。

オカンは関西人なので、「よそれる」が標準語では正しいのか
正しくないのか今ひとつ自信が持てないとのこと。
私も「よそれる」ではなく「よそえる」を使うものの、
私の使う日本語にはオカンの影響が少なからずあるので
自分の経験論ではなく文法的に考えてみました。

「よそう」という動詞はワ行五段活用です。
よそわず、よそいます、よそう、よそう時、よそえば、よそえ。
五段活用動詞は、普通は助動詞「れる・られる」で可能を表さず
「よそえる」「食える」「会える」「言える」「買える」のように
「~eる」の形(下一段活用型)で表すことが多いです。
ラ行五段活用だと「走れる」「作れる」のように結果的に
「れる」音が入りますが(助動詞「れる」ではない)。

で、最近使われないだけで、五段活用動詞でも可能を表すのに
「れる」を使うのは間違いじゃないとのことで。その場合は
尊敬の「れる」を使う時と同様、動詞の未然形に接続します。
「よそえる」なら「よそわれる」ですね。

ということで、「よそう」の可能を表す場合は、「よそえる」または
「よそわれる」という形になり、「よそれる」とはならないわけです。
しゃもじメーカーがこの動詞の原形に「よそう」を想定していれば
これは間違った日本語ということになります。


ただし、「よそる」というラ行五段活用動詞が存在する場合は別です。
「~eる」の形で可能を表す場合、「よそる」は「よそれる」と
なりますから、「よそう」と同義の「よそる」という動詞が存在し、
メーカーが「よそる」を想定していれば正しいことになります。

で、「よそる」って言葉本当にあるの?と調べてみたら
NHK放送文化研究所のサイトで詳しい説明を発見。
「よそる」は、「よそう」と「盛る」が1つになったもの(混交語)で、
比較的新しいことばです。新しいとは言っても100年以上前の
辞書にはすでに載っており、現代では「よそる」が誤った
言い方だとはもはや言えないでしょう。
30年近く生きてきて初めて「よそる」という言葉を知りました
(いやオカンは60年近く生きてきて今まで知らなかったわけだが)。
どこぞの若者言葉ではなくて100年前にもあったんですね。
「よそう」と「盛る」の混交語ですか…。へ~。
関西は「よそう」圏だそうなので、おそらくオカンは「よそう」を
使い続けて「よそる」に触れたことがなく、私もオカンの影響を受け
「よそう」が普通だと思って生きてきたってことでしょう。
関東では「よそる」を使う人も結構いるんですかね。

ちなみにGoogleの検索結果では、「よそれる」233件、
「よそえる」2,620件で、「よそえる」派が多数です。
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秋の風物詩の最大の敵

2007-08-19 | どうでもいい知識
今度は秋の夜長を鳴き通すあの昆虫です。

スズムシって…



ゴーヤを食うと死ぬらしい。



エエエエエエエエエ!!
何故?何故ゴーヤで死ぬ?苦すぎるから?(爆)


原因は不明とのことですが、
飼育ケースに入れておくと絶滅するほど危険らしい。
そんなに致死率高いなら食わなきゃいいのにと思うのですが、
感づかないんですかね。ニオイが怪しいとか形が怪しいとかで
(それともニオイ嗅いだだけで死ぬ?一種の猛毒ガスというか)。

人間に例えると、間違って内臓含んだフグ食って
「この魚うまいぞー!」「どれどれー?」「うむ、なかなか」と
みんなしてたいらげた結果やられちゃうみたいなもんですかね。
フグの毒は青酸カリより強いっていいますから。

そんなんじゃ沖縄住めないじゃん!
住んでもいいけどゴーヤ畑紛れ込んだらアウトじゃん!
と思いきや、スズムシは沖縄にも分布してるらしい。
ちゃんとゴーヤ食べずに生き残ってるのもいるようです。
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