天望荘に申し込むと、幸い空きがありました。(予約が望ましい、麓の美濃戸山荘でも予約可能)
大部屋の2段ベッドの下段212番スペースでした。荷物は廊下に並べます。寝る場所には、寝袋と枕がセットしてあり隣との間隔は約50cm(!)。
幸いこの日は満員にはならなかったので、両脇にお客は来ませんでした。笑
この日の歩数は、22,000歩少々でした。
ここでは、缶ビールもソフトドリンクPETも500円。ポテトチップスの袋は気圧が低いのでパンパン。
ここは、談話室。食事後に行くと、若い数人のグループが翌日の行程について、そこで出会ったベテランの登山者に色々アドバイスを受けていました。
山の図書、写真集、漫画、ビデオなどが置いてあります。
トイレは水洗です。地下トンネルでつながった別棟になっています。
その棟の下に、五右衛門風呂があり一度に4,5人が入れるサイズでした。シャワーも1つだけあります。石鹸、シャンプーは禁止。水は、天水(雨水)。燃料は、発電機用の軽油を利用した湯沸しボイラーと、ゴエモン釜の下で、割り箸、紙、プラスチック、生ゴミを燃やして沸かしています。ゴミの熱的リサイクルでよく工夫しています。トイレと風呂の排水の処理も、専用装置で醗酵処理し乾燥して多分、風呂釜の燃料になるのでしょう。
夕食は、なんと5:15pmから。ビュフェ形式でした。豚肉炒め、鶏トマト煮、キノコ煮、山菜、漬物、缶詰みかん、杏仁豆腐、そして豚汁、山菜ご飯でした。お替り自由。日本酒(箱酒約1合)600円を追加注文しました。(缶ビルは500円)
予想外にも、なかなか美味で満足でした。
食後は周辺を散策したのですが、寒いので長袖シャツにウインドブレーカを着用。この写真の背後が赤岳頂上です。
西の盆地の靄の中に、太陽が沈みます。諏訪湖の水面が光っていました。(うまく撮れていませんが)
消灯は、午後7時。発電機が止まるのです。枕元に自分の懐中電灯を準備しておきます。
ペルセウス座流星群の観察を、期待したのですが、・・・・
深夜2時ころ、トイレに行ったついでに窓を開けてみました。
上空はガスが立ちこめていて、星も見えませんでした。残念。
翌朝のご来光、午前5時ちょうど、を期待してまた寝ました。(つづく)