朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

赤山禅院2

2011-12-01 | 京都の文化(秋)
このお寺は、色々な神様も祀られていてとても不思議な雰囲気でした。



で、先立つものは、お金。

どんな組織でも運営や設備建築には資金が必要なので当然です。むしろ篤志家の名前を石に彫って長年記録することはいいこと。

さくらの花が咲いていました。



寒桜ですが。地味ではありますが、けなげに、小さな花をつけていました。
春にもてはやされる桜もあれば、冬にひっそりと咲く花もあり。

注目の集まる事象だけが尊いわけではありませんね。


お寺の裏の方に行くと、テントがあってお茶などの販売所がありました。



やはり、濃い抹茶と羊羹ですよ。落ち着きました。

さて、一周して、本堂に戻ってきてもう一度、しっかり拝観しました。



これが「表鬼門」の看板。

屋根の上には猿が!



京都御所の東北の角の塀に「猿が辻」があって、網に閉じ込められた猿がいます。
その猿に対向した猿が、ここ赤山禅寺の屋根のうえにいるのです。

・・けっこう当時の人々も遊び心があったような気持ちがしました。

・・・とはいいつつも、現代の様に医学や科学が無い時代ですから、たたり、疫病、苦難を退治する方法は神仏にお願いするより他の方法はなかったのでしょう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤山禅院の紅葉 | トップ | 嵐山 天竜寺 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿