朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

「福島原発の放射能を理解する」スライド

2011-03-21 | 東日本大震災
福島原発の放射能に関する米国での一般向け講演スライド(カリフォルニア大学サンタバーバラ校物理学科Monreal教授、3月16日)の日本語翻訳版が、素粒子論・高エネルギー実験研究者有志により作成されました。

次のリンクから、PDF形式のスライドがダウンロードできます。信頼できる内容だと思います。

http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/

今や、欧米のニュースメディアで「Fukushima Daiichi」の言葉が普通に使用されています。

このスライドで、気が付いたこと:

① このスライドではそれが「2号炉で格納容器破損、放射能漏洩」と表現している(=米国スリーマイル島事故より一段階深刻。日本政府発表では「2号炉=原子炉格納容器・圧力容器:3月15日、圧力抑制室損傷」としているなも。

② 放射線被曝とガン発生可能性に関して、「1000ミリ・シーベルト」被曝は「(自動車)運転中に携帯メールを打つ危険」と同程度と表現。
 ....(筆者注:1ミリシーベルト=1,000マイクロ・シーベルト(Sv)、環境放射線量の測定値は、マイクロ・シーベルト/時=1時間当たりの被曝量。例、50マイクロSv/時だとすると、その強さがある場所にて延べ10時間被曝すると、500マイクロSv(0.5ミリSv)になる)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京都内の環境放射線測定値... | トップ | 非常識な商業主義、雑誌アエラ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿